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駆け足ブンブン

『爆上戦隊ブンブンジャー』感想・第13話

◆バクアゲ13「裏切りの調達」◆ (監督:渡辺勝也 脚本:樋口達人
 炎神との出会いを参考に、射士郎がプログラムした最新型人工知能を搭載したブンブンサファリとブンブンマリンが起動するが、未来と阿久瀬の呼びかけに、反応ゼロ。
 「高度な人工知能だからな。まだ俺達の事を信用していないのかもしれない」
 「認めさせなきゃ乗りこなせない、か……爆上げだな!」
 ……いや待って、それ、プログラミングしたの、誰?
 明らかに、プログラマー人間不信がAIに悪い影響を与えているのですが、人間を信用しない人工知能とか作って何をしたいのだ射士郎。
 どちらがシロ先輩、じゃなかった、サファリとマリンの心を先に開けるのか未来と未来と阿久瀬が張り合う中、改造隊長キャノンボーグがブンブンチェンジャーを違法コピーして作り出した、ブンブンキラーロボが出現。
 三下トリオの操る巨大ロボから流れ出す奇妙な歌を聴いたブンブンジャーは、爆上げと爆下げを反転するその効果により、テンション急降下で変身解除に追い込まれてしまう。
 「爆上戦隊は、誰よりも……下がる」
 ……ブンブンジャーがテンションだけで戦っている人たちみたいな扱いになっているのは首をひねる部分はあるものの、テンション下降系の敵が厄介、なのは真理。
 玄蕃の調達した消火器で辛うじて一時撤退するも、あらゆるやる気を失って秘密基地でへたり込むブンブンジャーだったが、何やら閃いた玄蕃は、1人で基地を出て三下トリオに取り入ると、その言うがままに望む物を調達。
 三下を超える三下ムーヴによってデコトラらを持ち上げると、調子に乗ったサンシーターが音楽をバックに新たなブンブンジャーを名乗るように仕向け、その途端、がっくりと膝を付く三下トリオ。
 「……やれやれ、やっと爆上げしてくれたか」
 「……き、貴様……なにを……」
 ……茶の湯の席で、毒を盛ったみたいな事になっていた。
 「私はどれだけ爆下がろうとも調達する――仲間を救う爆上げを」
 玄蕃は、敢えて三下トリオの為に働いてテンションを下げると共に、三下トリオのテンションを上げる事で反転ソングの効果を利用する巧妙な策士ぶりを発揮し、大きなひねりは無いが、お面被った三下トリオのポーズなどで楽しく見せる切り口。
 玄蕃の心意気を感じ取ったサファリが自らの意志で発進すると、Bキラーロボのスピーカーを破壊した事で他のメンバーも復活。一同変身から同型ロボ対決となり、見所は、意外にも優れた操縦テクニックを見せるデコトラ
 Bキラーロボのハシリヤン空手が予想外の格好良さだったのはポイント高く、舐めてかかったら思わぬ苦戦を強いられるブンブンジャーだったが、サファリをアタックモードにすると両手にサファリクローを装着し、怒濤の爆上げクローでブンブンフィニッシュ。
 「さらばだ、爆下げ戦隊サンシーター」
 ……勿論、三下トリオは凄く雑におぼえてろーエスケープを決めました。
 “玄蕃の活躍”一点に絞った事もあってか、前話に続いて、下降線から踏みとどまる出来ではありましたが、「BBGとは何か」を先に提示しておけば、新マシン(装備)投入へのスムーズな理由付けになるのに、そこを曖昧にしたまま新マシン続々投入になってしまっているのは、カードの使い方として勿体なく感じる部分。
 また同様に「ブンブンジャーのチームの意味」も掘り下げずに誤魔化して進んでしまった為、フォローとして入った「いいチームになってきた」発言が空々しくなってしまっているのは、苦しいところです。
 次回――玄蕃がやたら強キャラ扱いされる余波を受け、すっかりモブキャラ化が進む射士郎メインのようで、反撃に期待。