東映特撮に踊らされる駄目人間の日々のよしなし。 はてなダイアリーのサービス終了にともない、引っ越してきました。
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2/6付けレス

 本日は『イナズマン』感想を書きました。

サナギマンからイナズマン

◆ヘイスタックさん
 >公式サイトによるとソノロクはシャンゼリオン、ソノゴはナショナルキッドがモチーフだそうです。
トサカ頭の東映ヒーローなんていたっけ……? と首をひねっていたのですが、おお、ナショナルキッド
 >ドン家の脳人=神霊属性なので、何かご利益が欲しいならその分だけ祀る必要がある、という事なのでしょうね。
ああ成る程、言われてみれば、これは思い切りストレートな例でしたか(笑)
 >「単なるやられ用の弱フォームではなく、サナギマンはサナギマンで充分強い」
実際私、サナギマンは前座だとばかり思っていたのが、割と普通に戦えるな……と認識を改める事になったので、ものの見事に作り手の思惑にはまったかもしれません(笑) 従来作的な戦闘員の肉弾アクションと、肉弾戦もやりつつ怪人との超常バトル、という二度おいしい作りは、結構うまく出来てますよね。
 >そのミュータンロボでもどうにもならないもはや何でもありのイナズマン
相手の全ての手札を無効化するという、ジョーカーそのもののヒーローですよねー(笑) ヒーローに求められる、このある種の理不尽をどう劇的に見せるのか、の工夫で結構面白い事をやっていて、『仮面ライダー』から3年目の試行錯誤が色々と見える感じですね。
 >こんな化け物を敵に回しても心が折れない帝王バンバも、かなり根性のある奴なのかもしれません
丁度最近、思いっきり心が折れた悪の首領(プロフェッサー・ギル)を見たばかりなので、帝王バンバには飽くなき新人類ガッツで頑張っていただきたいです。
 >ミュータンロボの「従来の東映怪人とは一線を画す、規格外の能力を持った超能力怪人」というコンセプト
今のところ割と見せ方は面白く感じていますが、油断するとどうしても代わり映えしなくてなってしまうので、離そう離そうという意識がプラスマイナスどちらにも出ているのでしょうね。
 >ED歌詞は正しくは「ディンダン! チェストチェストチェスト!」と言っているらしいです。
おおっと、ありがとうございます。すっかり、イナズマンの「○○返し」的なイメージから「リターン!」とばかり思い込んでおりました(笑)
 >新人類帝国は「ファントム軍団」という呼び名も持っており
新人類帝国のイメージソースぽいものを考えると、ナチスドイツの「ラスト・バタリオン」みたいなニュアンスを入れたかったのかもですね……。

◆スーファさん
 >龍人格のペンギンの折り紙や虎人格の首ゴキゴキ癖辺りは寺崎さんの真似だったと考えるとどちらのジロウも可愛く思えてきますが
トラ人格は、なんかもう、野生動物系の可愛い路線だとは思うのですが、寺崎さん、たまに素でゴキゴキしていたのでしょうね……。
 >犬塚を嗅ぎ分けた嗅覚は素なのでしょうか…?
ドン家のヒーローセンサー的なものが、嗅覚特化で育ったという事なのでしょうか(笑)
 >1年を通して成長は大きく描かれなかった雉野もヒトツ鬼としての成長は目まぐるしいというか…。
確かに(笑) 鬼としての順応力と、その力をどう使うかに関して、だいぶ精通してきていますね……大野忍者と組んだら、かなり危険なコンビもなりそう感(笑)
 >脳人側の巨大戦力って脱走中のムラサメしかいないので脳人が閉じ込める前にヒトツ鬼が自発的に巨大化し出したら詰むんですよね。
やはり、メカソノイ・メカソノニ・メカソノザの開発が急務……! まあドン家が、そんな時の為に密かに開発していたドンバスターとか元老院の地下施設に眠っていたりはしそうですが(笑)
 >(巨大化のくだりを完全に飛ばして等身大のままソノシたちに倒されたと考えれば前後の辻褄は合う)
言われてみると、次作CMタイムは割り切った上で、昆虫王者の介入を無かった事にしても筋が通るようにしてあるのも、計算の内かもですね……。
 >しかしそれはジロウの存在理由を完全に断つ行為にも思えてなりませんが…。
真のヒーローにはなれず、繋がりは虚構の幻想で、生きてきた意味さえ失いそうになっていて、だいぶ酷い事になっているジロウ、ここまでの印象を覆すジロウなりの反転が見たいな、と思います。