本日は『キカイダー』感想を書きました。
ソノイのパワーは２４万度
◆ヘイスタックさん
＞「ヒーローの力を得て復活する敵幹部」って、狙ったのかどうかは分かりませんが、なんだか妙に伊上勝チック。
なんとなく、『ストロンガー』のタイタン復活回がちらつくエピソードでありました（笑）
＞ジロウ＝人々に祀られ社会的人格を得た和御魂＝報酬として交流を要求する現代型ヒーロー
こうなってみると、焼肉パーティを欠席したドンブラたちと、急な里帰りに集まってくれた友人たちとの対比も効いてきて、トドメを入れたのはタロウですが、ドンブラ揃ってジロウの中の鬼を目覚めさせたといえるのが邪悪なシナリオですね……。
＞他者とまともに交流できない・他者を祀る事ができない＝荒ぶる神（鬼）としての祟り、という意味付けなのかもしれませんね。
当初、『桃太郎』モチーフってどうなるんだ……？ と思いましたが、『桃太郎』を下敷きにしながら“人と鬼と英雄”についてかなり本格的に再構築しようとしているのが、上手くまとまって欲しいですね。
＞「故人が描いた恋人の肖像画」「死んだ恋人の復讐」「肖像画を複数勢力が奪い合う」という要素の共通ぶり
奪い合い要素は確かに、濃いですね……割と、『ダイナマン』好きがスタッフの中に居たのでしょうか。
＞爆風をそのまま立体化した造型だったみたいですね。
ああ！ 成る程！
＞現在放送中の新作ガンダムでも主人公の母親兼怪しいマスクマン枠のCVをやっていて、なんか最近そんな役ばっかりですね（笑）
もはや「ＣＶ：能登麻美子」の時点で眩惑効果が発生するのは、凄い武器ですよね……（笑）
＞態々やらなくてもいい（そもそもやれもしない）事を自分達で勝手にお約束化して自分達で苦しんでいる
成功作の幻影を追っているだろう部分はあるにしても、どうもちぐはぐになってますよね……物語作りにメリットを生む為のルールの筈が、ルールそのものを守る事が最優先になっているというか。
