東映特撮に踊らされる駄目人間の日々のよしなし。 はてなダイアリーのサービス終了にともない、引っ越してきました。
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10/6付けレス

 本日は『ギーツ』感想を書きました。新番組!(一ヶ月ぐらい遅れ)

鳥鍋

◆ガチグリーンさん
 >漫画版(とアニメ版)では「ゴールデンバット」というダークロボット(第1話のシルエット名乗りにも登場)がこの役所
成る程、その辺りの繋がりもあったのですね。ビジュアル面のハッタリも含めて、色々と巧く噛み合った感じでしたね。
 >「動物」と「鳥」の間の存在としての「コウモリ」よりも、「狼男」の「人」と「獣」の方がよりテーマに直接的ですし
ラストの、二つの姿を行き来しながら爆死する所では、「人の心」と「獣の心」の対比が映像上でも綺麗に決まって、鮮烈でしたね。いつものバラバラ部品の最後も重みが増して、色々とはまったなと。
 >良心回路を組み込まれながらも、キカイダーシリーズになれなかった悲劇のヒーロー感もより増した気がします
試験段階の良心回路の影響もあってか、行動原理がシンプルに、生みの親である光明寺博士が好きだから、というのも人間に近い感情を感じさせて良かったですね。
 >「ウルフオルフェノク
『555』の時は、シンプルにデザイン格好いい! でしたが、『キカイダー』を踏まえると、テーマ的にも繋がっているといえるのですねー。
 >まあ博士がヒロインなのは間違ってはないです(笑)
東映特撮はどうして、変身ヒーローの草創期にして、立花藤兵衛と光明寺博士がヒロインの座に君臨しているのですかね……。
 >なるほど、コンボプログラムなら仕方ないですね(笑)
あれはもう、キカイダー本人にもどうにもならない順番で出ているんだと思うんですよね……。チョップが入った瞬間に、ゲージ8割持っていくの確定みたいな感じで(笑)
 >…尺の都合もあるでしょうが、もう少し「止むを得ず」感は出してほしかったところ
この辺りは70年代のざっくり感ですよね……悪いのはダークの心だ!
 >涙を流すキカイダー……石ノ森先生の漫画版1巻の表紙のイラストがコレ
石ノ森ヒーローの「涙模様」(?)みたいな表現は、聞いた覚えがありますが、漫画版の表紙でぐっと押し出していたポイントだったのですね。
 >「君は、涙を流す事のできる、唯一のロボットだ!」 ……見損なったよ兄さん!(byジロー)
兄さんは人の心を、仁王像の中に置いてきてしまいましたからね……。それはともかく長坂さんらしさが見えてきた感じで、ここまでの長坂回では一番の出来でありました。
 >なんたって演じているのは『仮面の忍者赤影』の坂口徹さんですからね!
おお、赤い仮面は謎の人でしたか! 割と狙った感じのキャストだったのですね。
 >個人的に今回の見所は、シルバーキャットの圧倒的な弱さですね!(笑)
自称最強も二代目になると、だいぶグレードが落ちるという(笑)
 >あと残酷魔女と言いつつ、声も人格も男だったのも残念!
見せ方からすると女性人格でないと、違和感出ましたよね……『01』でも、デザイン上は女性形なのに、声も口調も男の着物毒蛾が居ましたが、この辺りのズレは、制作現場の問題なのやら。
 >シルバーキャット人間態が膝の関節を調整するシーン
キャットの逃走シーンに始まって、膝の故障をミツ子の回想と、キャットの正体バレに繋げる辺りの伏線は、結構細かかったですよね。それだけに光明寺のトンデモ具合が際立ってしまいますが、半平の事はもう、忘れてしまったのでしょうか(笑)
 >押川回もそうでしたが、逆に「お約束」が固まってきたので、初参加でも『キカイダー』らしく仕上げる事が出来たとも言えますが
確かに、「こう書くと『キカイダー』」が出来上がったというのは作品アベレージ面では大きそうですね。次作『01』はそこがずっと迷走してましたし……(笑)

◆CT-7564さん
 >白倉Pは夏休み期間に縦軸のストーリーを進展させないのはスーパー戦隊の伝統だと捉えているらしく
ソノーズがあまり出てこないなど、物語を進行するピースを削っている節は見えましたが、白倉さんはいわゆる夏休み進行にこだわりがあったのですね。気軽に楽しめる話がキャラに焦点を合わせつつ並んだ、のは面白かったところです。

◆スーファさん
 >ゼンカイジャーに引き続いて、総集編を八手三郎を名乗る謎の脚本家が担当
割と最近も出馬していたような……と思ったら、去年、やっていましたか。日時計ワルド回は確かに、かなり凝った総集編で面白かったですねー。
 >権利関係はよくわからないのですが、ブルーレイ収録時にカットされないか心配になりました。
むしろ何か差し替えないと、『ドンブラ』見ていたらいきなり『リバイス』最終回の映像を見せられる事になるのは、後になるほど問題になる可能性が増えるような(笑)
 >シリーズ構成の木下先生は脚本を書くこと自体が初めて
スタッフが割と固まりがちな東映特撮、外部の血を積極的に取り入れる事そのものは賛成なのですが、ノウハウが不足していたり東映特撮慣れしていない方を連れてきた時に、ちゃんと現場と脚本家の間を取り持てているのか、が長らくどうにも不審なんですよね……。2010年代以降の《ライダー》は、その問題に度々ぶつかっている印象です。
 >それらのトラブルさえなければリバイスが面白くなっていたかというと、1クール目の時点でズレていた部分があったので、
 >多分そこまででもないのですが。
元々、それは笑い話なのか……? みたいな制作裏話が出がちな体質ではありましたが、視聴者が安心して楽しく見る為にも、作品クオリティともども、諸々、引き締め直してほしいところですよね……。