東映特撮に踊らされる駄目人間の日々のよしなし。 はてなダイアリーのサービス終了にともない、引っ越してきました。
旧ダイアリー保管用→ 〔ものかきの倉庫〕
特撮作品の感想は、順次こちらにHTML形式でまとめています→ 〔特撮感想まとめ部屋〕 (※移転しました)
HP→〔ものかきの荒野〕   Twitter→〔Twitter/gms02〕

説明書の続きはWebで!

仮面ライダーエグゼイド』感想・第7話

◆第7話「Some lieの極意!」◆ (監督:中澤祥次郎 脚本:高橋悠也
 「運命ってのはパズルだ。ピースを一つ入れ替えれば、真実すらも闇の中」
 前回から入院しっぱなしだった九条と同室の患者がゲーム病で倒れ、CRに運び込むところまで手伝ったのに、ポピ子に冷たく門前払いをされる九条、本当に、過去に何をしたんだ九条……(笑)
 グラファイトが「培養」していた装備(携帯ゲーム機がモチーフなのでしょうが、どう呼んだものか大変困っていた)は「バグバイザー」と名称が判明し、独断専行を咎められたグラファイトは社長にそれを取り上げられて、周囲の視線が厳しい!
 「自分、友達がいなくて……」
 「俺は最近、職場で肩身が狭くてな……」
 二人の間に戦士の友情が生まれ……るかはさておき、永夢と飛彩は早速オペを開始し、また永夢の「あなたには任せられません」が発動するのですが、いや君、これまで普通に飛彩を呼んでるよね……?
 大我にガシャットを奪われていた時期もありますが、九条友人の時もガシャット泥棒の時も特に逡巡なく飛彩と一緒に治療にあたっていたのに、突然また対応が医者失格モードに戻り、この二人の関係性が全く積み重ねに則らないのは、見ていて大変困るところ。
 戦士の友情とは縁遠いながら、ダブルドラゴン細胞を切除するエグゼイドとブレイブだが、ブリキ侍(デザインも動きもなかなか格好いい)と飛行ブリキが実体化し、更に自転車ゲンムが乱入。
 「手加減はここまでだ」
 猛然と車輪を飛ばしてくるゲンムに対し、エグゼイドとブレイブもそれぞれLV3にチェンジするがまとめて逃げられてしまい、CRで切除手術を開始したら病室が壊れると院長から抗議を受け、ゲームエリアを展開したらしたで、どういう理屈かゲンムの乱入とバグスターの逃走を許し、敗因は、専用の手術室を用意できない衛生省の深刻な予算不足(遡れば、5年前の花○大我による投資失敗が尾を引いているのか……)な気がしますが、求む! 説明書!
 誰が説明書読んでいないって飛彩が一番読んでいない疑惑がますます強まる中、九条はセキュリティ意識がばがばなCRに接触
 「黒いエグゼイドを倒したいなら……手を貸そうか?」
 だが、「二枚舌」「口車」「友達詐欺」「信用できない」「金返せ」と集中砲火を浴びて相手にされず、一人寂しく放置されたCRの中で、かつて友人にゲーム病を告知した事が、かえって友人を追い詰めてしまった過去を思い出す。
 「馬鹿正直もここまで来ると呆れるな……。ドクターなら、病気の告知には最新の注意を払え。真実を伝える事が正しいとは限らない。真実が、人の人生を狂わせる事だってあるんだよ!」
 自分の後悔と永夢の行動を重ねて激情を垣間見せた九条は、患者の娘が侍バグスターに襲われているのを知って、二人で出撃。永夢にコンビ復活を持ちかけると、レーザーバイクにまたがったエグゼイドが侍バグスターの居合いを上回るスピードで攻撃を決め、爆走クリティカルフィニッシュ。
 「よーーやく人型になれたぜ」
 レーザーが入手したチャンバラガシャットを起動すると鎧兜を身にまとったような姿へとレベルアップし……顔が、平べったい。
 「さあ、正体を見してもらうぞ。ゲンムコーポレーション社長、檀黎人」
 武装といい風貌といいどこかタガメ(といえばサーガイン)を思わせる姿となったカラクリ宇宙忍者じゃなかった侍レーザーLV3は、今こそクロゼイドの正体を白日の下に曝す時と自らの目撃した正体を突きつけ、振り返れば振り返るほど、迂闊な正体バレすぎませんか社長!(笑)
 無言のゲンムは自転車アーマーを身につけてレベルアップし、新装備の鎌を手に襲いかかるレーザー(動き重そう)は、和風BGMに乗って鎌を繋げると弓矢型の飛び道具になり、ギリギリクリティカルフィニッシュ。無数の矢が突き刺さったゲンムが大爆発……に紛れて檀とパラドが入れ替わり、ゲンムの正体をパラドと偽装。
 「誰だおまえ」
 「愉しませて貰ったよ。また遊ぼうぜ」
 パラドは瞬間退場し、ゲンムコーポレーションの株価が大暴落するから売りだ売りだーとインサイダー取引で信頼を勝ち得ようとした九条は逆に奸計にはまって乏しい人望を焚き火にくべてしまう事に。
 「こいつの言葉に真実など一つもない」
 九条の過去を調べた飛彩により、九条友人の死因はゲーム病ではなく事故だったと告げられ、自分の告げた“真実”がきっかけで友人を失ったトラウマを抱える九条は、言葉が他人の人生を左右してしまう恐ろしさに耐える事が出来ず、虚飾で塗り固めた言葉で自分を覆い隠しながら、永夢に向けてわざと悪びれた言い方で去って行き、See you Next game.
 調べればすぐにわかりそうな九条友人の死因について飛彩(パパ)がしっかりと調べた上で、直接の死因は事故であるが、九条の中ではそれは自分が「ゲーム病」を告知した為だと責任を感じている(また、あくまで資料を基にした九条の診断でしかない)、のが、一つの出来事を別の視点から見た認識と消化が起こすズレとして、納得のいく形で着地(これはまた、小姫の件にも共鳴しそう)。
 バグスターウィルスに関して追いかけながらも、嘘つきを装う事で過去の自分から逃げ続けている男として、九条がだいぶ面白くなってきてくれました。
 また、新ガシャット入手とレベルアップのノルマはこなしつつも、前後編構造にする事で患者サイドのドラマは前振りに留めて無理に解決までを描こうとしなかった事で、器からはみ出した要素をやっつけで雑に処理する事故が発生せずに済み、改めて見るとこの辺り、少しずつ改善はされているのだなと(立ち上がり4話があまりに凄すぎたともいいますが)。
 途中で思わせぶりに動き出した花家先生は、飛行ブリキと交戦するも逃げられる一幕が挿入され、次回――BANしたあいつが空を飛ぶ?!