東映特撮に踊らされる駄目人間の日々のよしなし。 はてなダイアリーのサービス終了にともない、引っ越してきました。
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2/11付けレス

 本日は戦隊ピンクの系譜を雑に振り返ってみました。残りは、ブラック&ホワイトと、金銀その他編の予定。

カレーの戦士に限らない

◆Gimmickさん
 >男女問わずどんな枠でも当てはめられる魅力的なカラーだと思います。
80年代から男女双方のカラーになっている事により、色々出来る色になっているのは、改めて面白みですね。
 >天時星・知さんは要素がことごとくスベっててもはや可哀想ですし、自分で「孤高の荒鷲」とか言っちゃう岳さんはかなり恥ずかしいですし(笑)
知さん、汗臭い系男性メンバーの中に伊達男が一人、というコンセプトは悪くなかったと思うのですが、その異質さを活かせないっきりで残念でしたよね……孤高の荒鷲さんは、本当にどうしてああなってしまったのか……(笑)
 >後手に回りやすい男性イエローだから出来た冒険なのかなと思うと、嫌いになれない面白さがあります。
このポジションだから、ちょっとひねりを、というのは結構ありそうですよね。リスト外でしたが、カジキイエローなんかも、だいぶ変化球なキャラでしたし。
 >今度のイエローは『ルパパト』ぶりの女性+紅一点+設定がかなり異端な感じで、井上敏樹がどう料理するのか非常に楽しみです。
思った以上に各キャラ、かなり濃いめ(そして、さらっと重い)かつ面白そうな設定になっていましたね。これが上手く広がってくれるなら、と期待度が上がって参りました。

◆もりみやさん
 >色々やる枠だから共通したイメージが無いからだというのは、非常に納得がいきます。
青と比べると割と顕著で、自分でも、おお、と思いました(笑)
 >同じく東映がアニメを作っているあの有名海賊漫画とどう差別化するのか、気になっていたんですが……
私その漫画を通っていないので、『ゴーカイ』見ている時は特に気になっていなかったのですが、そう言われてみると、割と真っ正面から、意識した上で戦隊に落とし込む、みたいな設計になっていたのですね。
 >それに対して≪仮面ライダー≫は、型もなく、何がやりたいのかもわからない状態が続いているように感じます。
いわゆる平成第一期は、《メタルヒーロー》のバラエティ性を継承しつつ改造人間テーゼを軸に色々やる感じでしたが、2010年代以降は、その第一期こそ《仮面ライダー》とした上で、《仮面ライダー》をテーマに《仮面ライダー》をやろうとしている、みたいな印象があります。その辺りのメタ的な作りが、空回り感になっている部分はあるのかな、と。
 >どうも腰が据わらないまま、内容がまとまらずに流されてしまう印象です。
「社会派路線」を入れる事そのものに満足してしまっている、みたいに見えるところはありますよね。入れたはいいけど、それが物語として面白く消化されない感じで。
 >それでも、今は、ライダーの方が戦隊よりも圧倒的に売り上げが上なんで、このやり方の方が正しいんでしょうかね?
正直、ここ10年近くの《仮面ライダー》はピンと来ない作品が続いているのですが、作品が合わないのは合わないので仕方ないとして、商業面で戦隊とあまりに数字の差があるのは、色々と考えてしまいますよね……。