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2/9付けレス

 雑文に筆が乗り、まだ今週の『ゼンカイ』を見ていないのは、もしかして本末転倒というやつなのでは、と気付いた今日この頃、本日は読書メモを書きました。

色が色々

◆kanataさん
 >全力全開のゼンカイジャーにとって、すごく嫌らしい意味で相性の悪い能力持ちでしたね。オミクジワルド。
能力的には面白かったので、ゲゲ絡みの伏線は仕方ないにしても、勢い頼りではないバトルを見たく、ちょっと勿体ない扱いになってしまいましたね。
 >悪ふざけのための悪ふざけでしかないため、こういう形で雑にレジェンド消費されると心象よくはありません。
ステイシーザーのダーク先輩召喚なんかも雑になりがちでしたが、今作の悪い面が、凄く悪い形で出てしまった印象です。
 >仮にもそれぞれ事情があって戦死したはずのメンバーなのに
ギアにしろキャノンにしろ、キャラの特性をデフォルメしているとはいえ、アイデンティティが「死んだ人」扱いなのは、どうにも感じ悪かったですよね。
 >……てか、全開キャノンから召喚されるレジェンドって、介人が選んでるわけじゃなかったのでしょうか。
介人は基本、「並行世界の先輩たちに興味ない」スタンスなので、セッちゃんの指示で「○○パワー」を押した後は、キャノン内部のプログラムが判断しているっぽいですよね……ガチャ、なのでしょうか(笑)
 >脚本側から指示しているのか、それとも現場の判断として引っ張り出せるキャラクターから選んでいるのか……。
その時々なのでしょうが、全力全開キャノンの場合、展開上どうしてもキャノンで……なの、入れ替わり回の牢屋破壊ぐらいの印象ではあるので、現場判断が結構ありそうな印象ではあります。
 >キカイノイド組の中でなら地味~に優遇気味とはいえ、まともな個人回はほとんどもらってこなかったというのに。
今作中盤以降の個人回にこだわらない作りは、それはそれでだったのですが、何故かこのタイミングで強引に入れてきた為に、事故になってしまいましたね……。
 >いや不憫すぎて、さすがにいじめられなかっただけだろうとはいえ
さすがにマジーヌにも辛く当たると、ガオーンのイメージが悪くなりすぎますものね(笑) まあ、上手いシナリオはそういった事情もドラマに組み込んでくるものなので、やはりその辺り色々すっ飛ばしてしまったのは、作品の長短になった感じで。
 >やっぱり色でメインキャラクターを分類するシリーズである都合上、赤は燃える炎の熱血漢になりがちなのでしょうかね。
やはり、太陽(天空)・炎、のイメージもあるのでしょうねー。
 >センターに入る都合からも必然なのかもしれませんけど、そこまで少なかったのですか。年少レッド。
「設定年齢的にメンバーの中で実は年少だったレッド」は他にも居そうですが、「劇中でわかりやすく年少なレッド」というと、これぐららいになるかな、と思います。
 >ドラマやキャラクターたちの設定は上の二人だけが複雑化させたわけでもないので、徐々に難しくなっていくのは必然だったとも言えそうですが。
時代の流れはやはりあるのでしょうね。私見としては、この20年で1エピソードの情報量が一番多いのは會川昇がメインライターの『ボウケンジャー』かなと思いますし。
 >(厳密には『マスクマン』の時点で、ドラマ面では色々と挑戦が始まっていたような?)
なかなか形になりませんでしたが、『フラッシュマン』-『マスクマン』辺りが一つの転機かな、と思います。
 >ついでにアニキ属性まで追加された結果、無敵リーダーとなっていますが。元をただすと、シシレンジャーからなのでしょうか。
センちゃんはここぞという時以外はさばさばしていますが、ヒーロー的暑苦しさなど考えると、シシレンジャーの系譜かもですね(笑)
 >そして一方、デカブルーから残念クール特性をそのまま継承してしまったマジイエロー
翼はホージーさんの後釜狙いだった感はやはりありますが、立ち位置のハッキリした長男、主人公属性の超強い末っ子に挟まれた上、自由人ポジションも裏番長ポジションも二人の姉に取られてしまい…………割と不憫でしたね。
 >緑は弟属性が多めに割り振られがちに感じられる一方、パワーファイターも多めという、両極に寄った印象ですね。
緑→森→大地→パワー! と、緑→森→木→成長! にイメージが分かれている感じですかね。

◆スピリットヒューマンさん
 >私にとっての最初のブルーは、4歳の時にみたデカのホージーさんなのですが未だに戦隊の青は残念な人というイメージが(笑)。
そ、それはまた……強烈なファーストインパクトでしたね……(笑)
 >荒川さんだけでなく金子さんの34話が素晴らしかったですね。
為朝と時雨の二人を絡めた上で、両者それぞれの格好いいところを引き出す、というのはお見事でしたね。新戦隊はホント、金子さんと下さんは使ってほしいものですが……。
 >ゴーバス、キョウリュウと2作連続でブルーがおっさん枠になったのはいまだに結構謎です(笑)。
ブルーバスターは一応、二枚目枠を兼ねているところもありましたが、ゴーカイブルーが二枚目クール枠としてある意味やりすぎた(格好良くなりすぎた)ので、しばらく方向性をずらそう、みたいなのはあったのかもですね(笑)
 >話は変わりますがジェットマンの42話の圧倒的な完成度の高さに打ちのめされました。いやー面白かった。凄い。
第42話はいいですよね! 井上脚本回の中でもトップクラスで好きな話です。

◆ヘイスタックさん
 >ブルーのポジションがグリーンにスライドしたというよりは、二枚目ブルー共々原点のパターンに回帰した、といった感じですかね。
そう言われてみれば、ミドレンジャーも年下枠でしたね。巡り巡って原点回帰しつつ、同じタイプの青緑の組み合わせは無い、のはちょっと面白いですね。

◆MOPさん
 >流ノ介に関しては、脚本の小林さんが「パイロットの相葉くんのお芝居を観て『流ノ介ってこういうキャラなんだ』と納得した」とか仰ってた気がします。
成る程、役者さんを得て一発でかちっとはまった感じだったのですね。流ノ介は一歩間違えるとちょっと嫌な感じになりかねないところからの脱臭がホント鮮やかでしたね。