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『真・女神転生5』雑感2

真・女神転生5』雑感2

 案の定、しばらく更新頻度が落ちたら、アトラスの責任だと思って下さい。
 今回もストーリーの内容には触れませんが、ある程度進めたところで、成る程そう来るのか……から、一気に物語のギアが上がって実に『女神転生』らしくなって参りました。
 序盤は、2021年にストーリー性の強いRPGで完全無言主人公(随所に選択肢は出る)はなかなか難しいのではないか……と思っていたのですが、むしろ、極限状況もなにか物凄いメンタルで乗り越えたらしい、と納得せざるを得ないので、逆に『女神転生』向けなのかもしれない、という気がしてきた今日この頃。
 伊達にあの学ランを着こなしてはいない!
 システム的には、悪魔会話の選択肢の問題で、デフォルトが「無言で無表情」ゆえに、会話で何をしてもおかしいがおかしくない、という都合もあるのでしょうが。
 この辺り、『ペルソナ2』の、会話するパーティーメンバー(の組み合わせ)により悪魔の反応が代わり、キャラクターの個性を活かして交渉する、のは一つの解として面白かったシステム。とはいえ、かなり交渉事に時間を取られるゲーム内容ではあり、繰り返しの手間暇を考えると、ある程度シンプルになっていくのは納得できるところです。
 結果的に従来作以上に、渡る世間はマッカ次第のイメージが強くなりましたが(笑)
 前回、最新鋭のグラフィックで殴りつけてくるタイプのゲームではない、と書きましたが、人物のモデルはかなり良く出来ていて、特に女性キャラは気合が入っているのを感じます。
 それはそれとして、「後ろ手を組んで体を横に揺らしながら話しかけてくる女は油断ならない」って草加雅人が言っていた気がする。
 なまじキャラクターに愛着を持つと後が怖いのがシリーズのお約束ですが、その辺り、2021年にどういったチューニングになっているのかは、この先の楽しみの一つ。
 物語が加速、悪魔合体の幅も広がってきて、待っていた甲斐のある面白さになってきました!