東映特撮に踊らされる駄目人間の日々のよしなし。 はてなダイアリーのサービス終了にともない、引っ越してきました。
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11/9付けレス

 本日は『リバイス』感想を書きました。

地獄の駅伝、爆速全開!?

◆ガチグリーンさん
 >今回に関しては介人とステイシーに焦点を絞ったのは大正解で、期待してたのとは違うシリアス回でしたが、大満足の内容でした
一般市民の被害描写も思い切って削り、介人とサトシ中心の物語にしたのが、今回は非常に巧くはまって、面白かったですね。
 >でも個人的な好みとしては声はそのままでやってほしかったですね…フリントっぽい声を出すゾックスとか観たかった(笑)
この辺り、どこまで入れ替えるかは割と作品によりけりなので、どのぐらいの案配が話としてわかりやすいか、かなり考えるところなのでしょうね。もしかすると、世古口さんの介人ものまねが似すぎている為に、混乱を避ける為に声ごとになったのでしょうか(笑)
 >メタルダーも軍団員もお互いに「えっ?」と動揺してるのが最高ですよね!
視聴者含めて、全てが「このタイミングで……?!」が、忘れられません(笑)
 >これは私も香村さんですし、拾ってくれると大いに期待してます! ステイシー救済…いや生存エンドに一縷の望みが出てきた!
色々あってトジテンドを放逐された失意のステイシーが、かつて介人シーが助けたレジスタンスに救われて人情に触れる、とか妄想が捗ります(笑)
 >サブタイの元ネタが『GTO』(グレート ティーチャー オニヅカ)
思い切りパロディした割には特に本編に関係なく、そろそろ本格的にサブタイトルの縛りが苦しくなってきたのだな、としみじみしましたが、ここまで来たからには頑張っていただきたいです。
 >丁度『学校へ行こう!』の特番放送のタイミングと重なって、なんか良かったです(笑)
私自身は「なんとなくわかる」程度の番組だったのですが、丁度その関係でTwitterで話題になっていたお陰で、ああ、そのパロディか、とすぐ頷けて良かったです(笑)
 >「ドラケン(『東リベ』に登場する副総長・龍宮寺堅の通称、CVは鈴木達央、実写版では山田裕貴)カッコいい!」
これはまた、実に東映特撮と縁の深いキャラですね……。
 >戦隊オマージュの漫画・アニメ作品(『セーラームーン』や『プリキュア』等の女子向け作品含む)だと、むしろ「学園もの」がマスト
おお成る程この観点はありませんでしたが、オマージュ要素のある作品だと、オマージュ要素を強調する為にこそ、(マンガやアニメの機能性を活かした上で)日常を描きやすい物語構造が選ばれやすくなる、のは面白いですね。
 >「戦隊」活動以外のプライベートな部分(仕事だったり、友人関係だったり)が描かれている作品が好き
私も、「戦隊」の外でキャラクターの広がりを描ける設定は好きなのですが、諸条件が厳しいのか、あまり無いですよねー。ある程度狙っていた『キラメイ』も、コロナ直撃もありましたが、やりきれませんでしたし。
 >全員が普段は同じ企業に勤めるデスクワークのサラリーマンで同僚、事件が起こればヒーロー活動!
一周回って基本設定そのものがメタだったりパロディを感じさせてしまうので、こういうのは本家ではむしろやりづらいのかもですね。
 >『ライジンオー
考えるけどなかなか難しい事を、きちっとパッケージしてきた感じで、一つの理想に近いモデルですよね。
 >確かに正体バレの重要回としては、取っ散らかった印象で、ちょっと微妙でしたかね…
ハロウィンのドタバタもやりたいが話も動かさないといけない状況で、珍しく、やりたい事がぶつかったのをそのまま作ってしまった感じでしたね。
 >個人的には『カクレンジャー』の鶴姫の父親「白面郎」が印象深いですね!
カクレンジャー』も父子(そして珍しく娘パターン)のドラマが入っている作品だったのですね。
 >Vシネの『帰ってきた手裏剣戦隊ニンニンジャー
そちらでは、本編で不在だった母が出てきていたのですね。『ニンニン』は親族に重きを置いているのに、メンバーの家族が八雲母しか出てこない、のは本編で残念なところだったなと。
 >師弟というよりも疑似親子としての関係性こそが作品の肝なのに、シャーフーとジャンには、その要素が皆無だったのは残念!
言われてみればシャーフーは基本、弟子たちと一線を引いた立ち位置になっていましたが、真咲のウェイト増加および、後半で「血の因縁」を重視する予定からだったんですかね。
 >ラストは「~最終回!」か「~最後の戦い!」辺りかなと予想
前回のあらすじコーナーなどでメタっぽい語りや演出をちょくちょく入れてくるので、最終回に「最終回!」はありそうですね……(笑)
 >せめてユカリの記憶喪失の原因を毒花粉にするとか、二つの要素を繋げる努力はしてほしかったですねー
そういう連動がちょっとでもあると、印象変わったと思うんですよね……今作の、継続ゲストによるアクセントは嫌いではないだけに、勿体ないなと思うエピソードでした。
 >キュリア星人・山野役が『ガイア』のリンブンを演じた角田英介
ああ、言われてみると、あの微妙にしょぼくれた(失礼)感じが……。
 >まあ確かに序盤でやってほしかった話ではありますよねー
『ガイア』の梶尾さんが非常に巧く描写されたキャラだったので、どうしても比較してしまうのはありますが、フブキの飛行機乗りとしての信念とムサシに感化されるエピソードは、序盤に一本メイン回としてやって欲しかったなと。
 >翼の方が人間に擬態するというアイデア、一見ウルトラマンみたいなデザインのギリバネス
この組み合わせは面白かったですね。割と好きな怪獣(異星人)となりました。
 >今回はハーキュリーズの志摩隊員だった加賀谷圭さんに、リザードの瀬沼だった石井浩さん
ベンガルズの押し出しがやたら強いと思ったら、志摩さんも出ていたのですね。
 >完成品とは全然違う内容だったんですが、渋谷Pがハードすぎると難色を示して没となり、結果こうなったそうです
幾らなんでもガタガタだな……と思っていたら、そういう事情だったのですね。ワロガも急に宇宙からやってくるのが変といえば変だったので、復活をもくろんで暗躍、というのが初期プロットの方が納得度は高いですし。とはいえ、「難病」は要素としてデリケート、というのもわかるところではあります。
 >それでもワロガは存在そのものが敵として魅力あるし、夜戦特撮もバトルもカッコ良かったので、それなりには楽しめましたが!
改めてデザインがいいし、夜戦映えに動きの格好良さと、この辺りは良かったですね。
 >読んでるうちに『チェンジマン』が観返したくなってきました(笑) 久々に観てみようかなと思います!
そう言っていただけると嬉しいです。『チェンジ』-『ライブ』-『ファイブ』の流れは、改めて全体を比較してみるとまた面白そうですね。
 >次なるYouTube配信が『絶狼<ZERO>』シリーズ2作に決定しました!
ありがとうございます。時間取れたら、見てみたいと思います。

◆あきさん
 >・・・そ、それはステイシーとジェラシットが同じフォルダにカテゴライズされているということでしょうか(笑)?
……あ、あれ、そういう事に?(笑) 実際のところ、自分のこの趣味(?)が、一体何を切っ掛けに生まれたのか自分でわかってないんですよね……(笑)
 >家族となると息子の変装も見抜けなかったのに続いて挙動不審にも全然違和感を持たなかったバラシタラさんに若干失望しました(笑)。
いうなれば軍人馬鹿なんですかねバラシタラ……ステイシーの動き次第で色々とまだ奥が出そうなので、どうなっていくのかは楽しみです。
 >トジテンドの中で手柄を上げることだけがバラシタラを超える道ではない
介人とは違う形ですが、じわじわとステイシーにとっての「世界の拡大」も仕込んでいるのはさすがの鮮やかさですね。
 >ヤツデさんだけでなくスーさんにも親切に出来たんですから素養はあるんだろうなと思いますし。
ステイシーの根っから歪んでいるわけではない部分を描きつつ、自分から踏み出して変わったり掴んだりする事の意味をまぶしているのも、介人とサトシの対比と同調として、非常に今回は鮮やかでしたねー。やはり、いい形でまとまってほしいなと思うところです。
 >先生としてのポジションを保障された環境は少なくともトジテンドパレスより悪くない世界だったかもと(汗)。
言われてみるとステイシー、「要らない子」扱いされる事へのコンプレックス(&トラウマ)が凄そうなので、一定の立場が確保されているとテンション上がってしまいそうですね……。
 >ゾックスが「頼んだぞ、フリント、ブルーン」と小さく呟いていて、「<青いの>じゃなく名前で呼んだ?」と巻き戻してしまいました(笑)。
おお、それは気付きませんでした。とすると、キカイノイド組との距離感は、時間経過も含めたなし崩し的になりそうで、ちょっと残念ではありますね。ブルーンは特に、仲間入り回の出来が良かったので、あれが割とハードルになっていますが。
 >自ら飛び込んで決して暴力には訴えなかったのにと思うと余計にそう見えてしまいますね(笑)。
「教育方針」は間違っているけど、「教育者」としてはいい人だったのでは……と思わせてからのゼンカイ側の狼藉がホント酷かったですね(笑)
 >キカイノイドたちにももう少し個々のドラマや活躍が欲しくなって来ましたね。
序盤にきっちり愛嬌をつけた分、ここに来てちょっと物足りなくなってますよね。残り話数を考えると2回は厳しそうですが、1回ずつぐらいはメイン回が欲しいところです。
 >10年前のエピソードとは真逆のアプローチながら、伝えたいことは全く変わってないんだな、と思えて気持ち良かったです。
そこはフィクションとしての綺麗事を貫きたい、部分にブレが無いのは良かったですね。

◆タイキさん
 >「80年代戦隊から吸い上げたエッセンスを、90年代ファンタジー戦隊のビジュアルとミクロなヒーロードラマの手法を使って再構築した作品」ということですね。
『マン』の中には、約20年分のハイブリッドへの思いもあったのでしょうかね……個人的に『ギンガマン』は、戦隊シリーズに限った話ではなく「復讐」テーマの傑作だと思っているのですが、80年代戦隊のエッセンスの中で、「復讐」という要素と90年代にどう向き合うのか、を突き詰めていったところに、という感じはありますよね。
 >ある意味この要素を更に突っ込んで語ったのが「ジェットマン」とも言えますよね。
ジェットマン』がシリーズを本当によく研究していたな、と思うのはやはり「自己防衛の為に私的復讐を公の大義にスライドした動機付け」の部分にこそ「狂気」を仕込んでいる事で、よくもまあこんな邪悪な形で過去シリーズを踏まえたな、と(笑)
 >「5人の戦士に明日はいらない」に対して「ライブマン」が「明日に生きるぜ」と正反対のことを歌っている
おお、言われてみれば。「明日」はシリーズを貫くテーマの一つだなと思うところですが、『チェンジマン』と『ライブマン』の相違点を並べてみるのは、なかなか面白いかもですね。