東映特撮に踊らされる駄目人間の日々のよしなし。 はてなダイアリーのサービス終了にともない、引っ越してきました。
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10/15付けレス

 本日は『ドライブ』感想を書きました。

君は僕の未来だから

◆タイキさん
 >この不憫さのせいでマックスマグマは全く売れず在庫の売れ残りが大量発生
「マグマベース」としては第1話から出ずっぱりなので、最終合体はおまけ程度の扱いでも、行ける、という判断だったんですかねー(景気の影響もあったようですが)。自分が買えるかはさておき、ベース自体は嫌いではないのですが。
 >このバルガイヤーの変態ぶりをさらに下品な形で井上敏樹がリブート
考えてみると、この後の『ダイレン』では一般怪人が変態路線になりますし、この時期、なんかあったんですかね……(笑)
 >「5人兄弟の両親と再会する」形にしたことで「ゴーゴーファイブ」「マジレンジャー」につながる家族戦隊の雛形を作るのに成功しましたよね。
今作、最後の最後で「兄妹戦隊」から「家族戦隊」へとシフトした感じがあって、そういう点でも、90年代以降に繋がる作品になりましたね。
 >それと同時に「ヒーローが最後に帰還する場所」が明確に描かれたというのもあるのではないでしょうか。
確かに、80年代戦隊は今見るとびっくりするほどさっぱりしたEDパートが多かったのに対して、今作は割と明確なラストシーンとして、今日に繋がる流れになっていましたね。
 >ジェットマンではそういうスタンスを自称する竜に対して凱や香達が「待った」をかけて止めに入るので
古典的ヒーロー観に対するブレーキがメンバー内に居る事で陰影がつく、というのも新しさになってきますが、流れで見るとつくづく、竜は良く出来たキャラ造形ですね。
 >その前原さん曰く長石監督は「とにかくいっぱい撮る」監督で、特に役者1人1人の感情をアップで色気たっぷりに撮りたい
長石監督といえばやはり、役者さんの顔できちっと勝負してくるのが良いですよねー。悪役にもそれを徹底する事で、ドラマの濃厚さが増したな、と思います。
 >思えば「メガ」「ギンガ」の最終回は長石監督ですが、どちらも非常にドラマチックというか濃密な仕上がりになっていますよね。
良くも悪くも終盤にドラマの質が変わる『メガ』ですが、ラストの鬼気迫る情念の噴出は、今でも印象深いです。

Beniさん
 >間の母艦を省くことで、基地の大きさをややコンパクトにし、ようやくDX玩具で遊べる基地が商品化できたのではないでしょうか。
この発想は、ありそうですね。基地・母艦・そして巨大ロボ! と盛りに盛っていくスタイルは嫌いではなかったのですが……。
 >実際ターボビルダーは売れたと聞くのですが、マックスマグマは……ううん。
玩具を離れると、劇中における「家」にして「宇宙船」という意味づけなんかも好きなんですが、マグマベース最大の見せ場が第1話の離陸シーンだったのが、早すぎたピークだったな……と(笑)
 >母艦が出なくなったかわりに3号ロボ以降が増えていくので、そういう意味でも転換期だったんだなあと感じた次第です。
恐らく戦隊玩具のみならず、ロボットアニメの戦艦系玩具との関連性もあるのでしょうが(80年代にはそれこそ、『ザブングル』『マクロス』などで戦艦ロボが出ていますし)、業界的にもニーズの変換があったのかもですね。

◆アクションさん
 >シュバリエの登場とそれに伴うガロア艦長の降格によるシュバリエとガロアの対立軸
シュバリェのインパクトと、単純にガロア退場にせずにライバル意識を持たせるのは、上手いアクセントになって良かったですね。
 >主に悪側に対して筆が乗りやすい曽田さん
この後、ヒーロー側が完璧超人路線を外れて人間的弱みも見せながらキャラクターとしての明暗を強めていく流れを考えると、この時期は特に悪役の方がドラマを作りやすかったのだろうな、というのは頷けたところです。
 >出来ればアースカノンでぶっ飛ばして欲しかったですが…そこら辺はライバル脱落と時間短縮の弊害でしょうかね?
因縁としては派手に爆殺してほしいところもありましたが、結果的には、打倒ガロアにこだわらない(もはやこだわるような相手ではないと描写される)事により、仇討ちに囚われないファイブマンを表現した、のかもですね。
 >ガロア、ビリオン、ドルドラ、ザザ、ドンゴロス
レミとザザなんかは格闘担当で何回かマッチアップしていますし、もう少し各幹部と個別で絡めたらな……というのは、惜しい点ですよねー。試行錯誤の中で当時の限界が見えつつ、ある種、次に繋がる問題点の洗い出しも行えた、という点で90年代に繋がっていく作品なのだろうな、と。
 >……つまりラディゲはシュバリエ+バルガイヤー+ナルシストのキャラ?
流れで見てくると、割と80年代戦隊悪役の究極形態、みたいなところもあったんですかねラディゲ(笑)

◆通りすがりさん
 >大人になってからDVDで補完した私ですが、配信同様にこちらの感想も楽しませていただきました。
ありがとうございます!
 >それは、シドンの花に特別な力があるわけではなく、シドンの花が存在していることに意味がある。というものです。
「シドンの花=惑星シドンの命の象徴」は、『ファイブマン』の主題として納得できますし、元よりバルガイヤーの計画が呪術的だった事を思うと、シドンの花の存在により術式が崩れて、超獣状態を保つ事が出来なくなった、というのは一つの理屈として頷けますね。

◆ヘイスタックさん
 >冒頭からハカイザー登場と同時に本当に流れたので、今回はなんかもうそれだけで満足してしまいました(笑)
全然気付いていませんでしたが、その時点で既に、ハカイダー要素は持ち込まれていたのですね。……いざとなったらフリントが居るので、手術の準備は万端でしょうか……。
 >マスクデザインからして実際の元ネタは『忍者キャプター』の火忍ではないかとも言われていますね。
ああ成る程、赤い部分は第一印象で角に見えたのですが、火という解釈ですか。そして主演が、伴直弥(大介)さん、と。
 >「裏スーパー戦隊」というモチーフが統一されますし。
白倉さんは如何にも、そういう事は考えていそうですねー。あくまでそこはメタ要素になるので、本編の面白さに上手く繋がってくれると良いですが。

◆もりみやさん
 >ナレーションで既に歯が立たない扱いのマックスマグマー!!(涙)
マックスマグマーーー!! 箱物が出てきて無傷圧勝……しない、という点では新しかったのですが、もう2,3回ぐらいは、まともな活躍をしてほしかったですよね(笑)
 >ピカレスクものや銭ゲバものなら納得のクライマックスでしたが、今作ここまで、別にそういう話ではなかったよなぁー……と困惑もします(笑)
ラストまで残った敵幹部の処理としては、ドサクサ感も薄くて良かったとは思うのですが、物語全体のテーゼとはあまり繋がっていないので、完成度を上げる一跳ねにならなかったのは、惜しかったですね。
 >前回今回と、やたら印象的に折られたガロアの角が、棺に入るためのものだったとは。
……ああ!!(言われて今気がつきました)
 >その皮を被ってバーチャルユーチューバーやってたと思うと相当洒落にならないんですが!?
どういう因果で生まれた生物かわからないので一抹の哀しみもあるのですが、それを吹き飛ばす勢いで変質者すぎるという……(笑)
 >ゾーンの結成目的=バルガイヤーが神になろうとした理由は、メドーを蘇生する方法を手に入れるためであり、
 >本人の心境はまさに「戦うことが愛ならば、君のために戦い続けるだろう」だったのではないかと!
「君の幸せが 僕の願いだから~」……駄目すぎる、バルガイヤー! 時系列を考えると、正気が残っていたのかは別にして、神の力を手に入れる事でメドーを蘇生しようとしていた(出来ると思い込んでいた)、というのはありそうですよね。
 >本物のメドーがシドンの花を身につけていたということは、シドンの花がメドーの星由来のものだったのかもしれず
シドンの花の解釈は色々あるようですが、過去メドーの映像に出てきた事で、ファンタジックな解釈も出来るようになったのは良かったですね。
 >最終展開がしっかりまとまって内容も盛り上がったので、終わり良ければ全て良し…じゃないですけど、印象はとても良い作品でした。
幹部3人(&グンサー)の一挙退場をジャンプ台にして、ラスト2話が綺麗にまとまったのは凄く良かったですよね。特に、バルガイヤーと星川両親の存在が上手く収まったのは綺麗になったなと。
 >一時期の戦隊って、ほぼこの2人で回してたのが凄いですよね……。
山田監督の引退後、この二人が居なくては成立しなかったと思われるので、長石-東條の両雄は、やはり戦隊史において別格だな、と思います。渡辺・諸田・竹本、といった面々も、この時期に助監督で経験を積んでいますし。

◆多田野凡人さん
 >すなわちバルガイヤーは死体からでも何らかのエネルギーを吸収する能力があるのです。
惑星に死をもたらし力を得てきた存在、としてはこれも説得力がありますね。
 >シドンの花にはメドーの魂と肉体を成仏させるとともに、エネルギー吸収を阻害させる効果があったのかもしれません。
この解釈だと、星川両親が何もメドー(本物)の存在を知らなくても、シドンの花の効果と、バルガイヤーと死のエキスのシステムについて知った→コア付近まで花を持っていけばバルガイヤーの吸収システムを遮断できる筈、で話が通りますね。
 >バルガイヤーはメドーを失ったことによる精神的ショック
なんにせよ、このダメージも重なってこそのバルガイヤーの面白さですが(笑)