東映特撮に踊らされる駄目人間の日々のよしなし。 はてなダイアリーのサービス終了にともない、引っ越してきました。
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7/15付けレス

 本日は『ファイブマン』感想を書きました。

トリガー火星に立つ

◆Gimmickさん
 >「『ティガ』のリメイク・リブートではなく、リスペクト」
全く別の作品に『ティガ』的なテーゼを持ち込んで新たなアプローチをするというよりは、現状、基本的構造を『ティガ』に重ねてオマージュをまぶした作品、になっているようなのは、なかなか難しいですね。
 >個人的には、OPのタイトルの出し方&子供のコールが、まんま同じなうえに非常に安っぽくなっていてドン引きしました。
ちょっとレトロだなーと思ったら、アレも原典ネタだったのですね。
 >制作側のプライドというか、新しいモノを創る気概というか…これを"リスペクト"というのなら閉口さぜるを得ないのですが…
東映は良くも悪くもクラッシュ&リビルドな作風ですが、《ウルトラ》シリーズは、基本的に過去作の要素をそのまま活用してきたので、いざこういう時に、どういう作品になるのか、というのは出そうですね。
 >2回も3回も大声で叫ばれたところで現状と結びつかない為「あぁ、そう。」以外に反応のしようがなかったです。
典型的な「言わせれば盛り上がると思っているけど、そこに至る積み重ねが無いので何も響かない」になってしまいましたよね……。
 >口癖は「スマイルスマイル」っぽいですが、どうもしっくりこないなぁ…と思ったら、偉大なる先駆者ゴーオンイエロー/楼山早輝
10年以上前の他社作品とはいえ、あまりにまんまで思い出しますよね(笑) 現状、主人公のキャラクター性とさして繋がっていないのもあって、そこまで推すの!? 感が凄いです。
 >そのうちヒロインとカルミラ(人間大)のキャットファイトもやりそうですし
あああ……(笑)
 >『NEW GENERATION TIGA』を謳って自らハードルを上げてるので
結構思い切ってハードル上げたなぁ……とは思うところなので、シリーズとして『Z』好評からの波に上手く乗れればいいな、とは思うのですが。
 >もし、『NEW GENERATION GAIA』とかだったら、逐一イチャモンつけてたかもしれません(笑)
私も後追いながら、かなり思い入れの出来た作品なので、ここは正直、ホッとするところです(笑)

◆ヘイスタックさん
 >いかにもな夢のシーンといい、まず間違いなくトリガーも似たような設定かと思われます。
「闇にも光にも……」みたいな言い回しでしたし、その踏襲は凄くありそうですねー。根幹設定をなぞるだけの物語にならなければ良いですが……。
 >よく分からない石像をよく分からない宇宙人が叩いている、という状況に対して「僕は皆を笑顔にしたい!」と啖呵を切るのも相当意味不明
面接シーンから二重三重に、???で、率直に、第1話の初変身シーンのピントの外れ方としては、なかなか見ないレベルになってしまいましたね……。
 >水や泥だらけになる戦いは『ジード』、足元をぐるぐる動きまくるカメラアングルは『Z』
ジード』はちょっと思い出しましたが、バトルのファーストインパクトも微妙になってしまいましたね……主題歌流しながらの剣バトルをメインに据えて、素直な盛り上がり重視で良かったのでは、とは。
 >なんかもう既に「偉い人達が認める”正しいウルトラマン”になっていく物語」感がプンプン漂っていて、そこも不安です。
会長のあれこれから、かつての(そして別世界の?)ウルトラマンの存在が前提のようですし、確かにそういう流れはありそうですね……。

◆Sさん
 >シリーズをあまり知らないながらも、ウルトラマン55周年と聞くと、ずっと新しい作品が作り続けられているのは凄い事だと感じます。
ここ数年は半年交替でコンスタントにシリーズ新作を出せてますし、こういう継続はやはり、素晴らしいですよね。
 >また、自身の映像を初めて見て体が震え出す新主人公の方に好感度が上がりました。
ああ、撮影時と、繋がって出来た物を見るのとではやはり全然違うでしょうから、それは感慨ひとしおですね……。
 >個人的にはやたら説明が多いのは(他の方も仰っていますが)まあ1話だし、と言う感じでした。登場人物が揃う2話以降に期待です。
ちょっとテキスト多すぎの気がありましたが、キャラが増えてから、上手く噛み合って欲しいですねー。
 >これは言われて成程と思いました。この舞台ならではのシーンがあればもっと面白く、引き付けられただろうな、と。
折角、舞台は火星! で始めたので、多少強引でも、ここでしか見られない画、みたいなのは掴みとしても欲しかったですよね。いずれまた火星に戻る事もあるかもですし、改めて期待したい部分です。
 >トリガーという作品をやるなら、オマージュが有っても無くても、この作品ならではの魅力を見たいなと思います。
オマージュはオマージュとして、わからなくても『トリガー』ならではの面白さ、を見たいですよね。

◆aquapastelさん
 >個人的にティガはロジカル的な面が強いイメージがあるので、その作風を意識するとなると坂本監督とは相性が悪そうだなぁ、というのが正直。
演出・脚本ともに、他に誰が入ってくるかで結構変わりそうですね……どういう方向性を目指しているのかも、まだ見えていない感じはありますが。
 >坂本監督がメインで面白かった作品は、「フォーゼ」や「キョウリュウジャー」のようなノリと勢いで突っ走るような作品のイメージが強い
やはり得手はアクションとスピード感ですし、今回みたいな内容だと、坂本監督の長所が出ない、というのもありましたよね。
 >元々のティガの評価の高さに加え、前作「Z」が近年稀に見る名作だっただけにハードルが上がりまくってるのもありますが
この波に乗っていこうとしているのは上手く行ってほしいところですが、諸刃の剣を抜いた感じもあるのは、心配な点ではあります。

◆ガチグリーンさん
 >この前後編は面白かったですね!
原田×太田でぐぐっとハードルが上がりましたが、満足できる出来で良かったです。こういうのは、一話完結性の強い作品の醍醐味だなと。
 >特にレニ役の三輪ひとみ
ああ! なんとなーく知ってる顔だなと思っていたのですが、御前様でしたか……! けっこう台詞の長い(&ムサシに道を示す)難しい役でしたが、雰囲気が良かったですねー。
 >基本平手のルナモードのコスモスが拳を握り込む程に相当頭にきてたんでしょうね…ちょっと私怨を感じてしまいましたが(笑)
物語の流れとしては怒りを見せてこそ……だったので、容赦なく行ってくれたは良かったところです(笑)
 >『コスモス』では珍しく完全悪に位置付けられたキャラクターで、それ故にか人気も高く
デザインも良かったですし、徹底する事による“悪の魅力”も出ていたので、納得です。
 >『ダイナ』の「少年宇宙人」は特に名作なので、機会があれば是非観ていただきたいですね(この回だけでも問題ないので)
覚えておきたいと思います。
 >20年経っても春風コンビは健在です!(笑)
あの二人がギスギスしていると面倒くさいので、仲良くなってくれる分には嬉しいのですが(笑)
 >防衛チームのメカの活躍や水中バトルは昔はあるあるだったのに、最近の作品では滅多に見なくなってしまったのもあり、嬉しかったですね
この手の、スーパーマシン回! みたいなのは割と好きだったりするのですが、2クールだとなかなかねじこみにくいのもあるのでしょうね。
 >ある意味『ファイブマン』の抱える問題(戦隊シリーズマンネリズム)を凝縮したような前後編になってしまったのは残念でした
出だしの思い切りの良さと、パターン崩しのエピソードが一段落したところで、ちょっと行き詰まり感が出てしまいましたね。ここを突破する何かが足りない、というか。
 >ついでに言うと暴走するスターファイブも『マスクマン』のギャラクシーロボを彷彿させます
どうやって新味を出すのか、が相当この辺りは苦しかったのでしょうね……。
 >日下さんの場合は「トットパット」でも「鍵道化師」でもなく「グンサー」です!
私は鍵道化師ですかね……(笑)
 >シリーズ物の難しいところですよねー、同じ星川博士に造られた兄弟ロボの合体というのは今作らしくて好きなんですが
兄弟要素は成る程でしたし、なるべく整合性を取ろう、というのは良かったのですが、ホントこの辺りは、シリーズの問題点に直撃な感じでしたね。
 >因みに『ファイブマン』から2号ロボの登場が戦隊シリーズのフォーマットに本格的に組み込まれ
スーパー合体のフォルムの良さはいい所でしたが、今作から初期構想入りだったのですね(返す返すもスーパーライブロボの奇跡のデザイン)。