東映特撮に踊らされる駄目人間の日々のよしなし。 はてなダイアリーのサービス終了にともない、引っ越してきました。
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6/17付けレス

 本日は『ゼンカイジャー』感想を書きました。

たたかえぼくらのミラーマン

◆iwatakaoさん
 >ガキンチョだった私にはウルトラマンの他に円谷巨大ヒーローがいること自体が衝撃的で
確かに後継作品がないので、図鑑とかたまたま再放送とかで見ないと、知る機会がないですよね……私はなにかの拍子に見た、『ジャンボーグA』が衝撃的だったのは覚えています(笑) セスナ回転変身。
 >そして1話を見た感想ですが、とにかく画面も話も暗い!(笑)
徹底して、不気味な侵略者と、出生の秘密に揺れる主人公を軸に進むので、明朗さはほとんど無いですよね……そしてその状況に、トドメを刺す父ミラーマン(笑)
 >当時のお茶の間には悩む京太郎がどう写っていたのか興味があります。それこそウジウジ悩むな!戦え!みたいなノリだったのでしょうか。
この辺りの時代感覚は、気になりますよねー。仇討ち、みたいなニュアンスも恐らくあるのでしょうが。
 >(2話まで見ての感想ですが)戦闘も盛り上がりに欠けるきらいがあり
近い時期の『セブン』なんかもですが、割とこの時期の円谷の戦闘シーンは地味というか、アクションシーンの起伏が弱いイメージはあります。
 >余談ですが、キックで目を狙えというのは不可能ではないだろうけど、だいぶ難しそうなのがかえって無茶振り感でてるなあと
どうしてキックにしたのか割と謎ですが、まあ、「ナイフをつかえ めだ!」だとヤバすぎるしな……と自分を納得させました。
 >今と明日を生きる決意をしたタイムレンジャーの力で対抗した流れがメタ的に見ても逸品だなあと思う回でしたね。
普段あまり使用戦隊ギアにこだわっている感じはありませんが、今回はエピソードのテーマともがっちり合って、良い使い方でしたね。
 >しかしセンタイギアの力は本当にイメージ重視だなあと(タイムなら本来、圧縮冷凍の力が発現するのが多分正しくはあります)
これもまた、ごっこ遊び的といえるのでしょうが、五色田夫婦がなんとなくイメージで作ったのをいい事に、ホント自由ですよね(笑)
 >ジュランたちが過去から目覚める場面をよく見ると、キカイノイドたちは真っ先に復活してるんですよね。
モブも立ち上がっている事で、トジテンドの悪の帝国ぶりを補強するのも巧かったですね。
 >ところでレトロワルドがワ○ドショットの構えでスペ○ウム光線を撃っていましたが色々大丈夫なのでしょうか(笑)
ト、トリガーへのエールという事で……(笑)

◆ガチグリーンさん
 >ウルトラマン、セブンに続く第三のヒーロー『ミラーマン』!
言われてみれば第2話の予告であなたの隣のインベーダーを強調していましたが、今見るとちょっとピンと来にくい部分ですが、赤狩りから冷戦構造を背景に、「怪しい隣人」の時代の物語、という部分があるのですね。
 >主人公の混血児設定や海外SFドラマからの「インベーダー」の概念等、さらに一歩踏み込んだ表現を目指した意欲作
「インベーダー」という表現は、この時期は新しかったのですね。
 >今の感覚からすると大分若かったりします
ネタにされがちですが、このぐらいの時代は、明らかに現代日本人の顔立ちというか年齢の出方が違いますよね……。
 >直前には養父・御手洗博士から「君はミラーマンだ」と告げられ、アイデンティティ崩壊直後に実父からの、この仕打ち!(笑)
博士も博士で、身辺にインベーダーが迫っているので注意するように、という意図だったのでしょうが……ミラーマンである事を認めて戦え、と取れる最悪のタイミングでしたしね(笑)
 >この重くてハードな世界観が個人的には凄く好きなんですが、ここは好みが分かれそうです
最初のテニスシーンの後は、どんどん話が重くなって明朗さや爽快感がほぼ無いのはなかなか凄いですよね……出生に悩みつつも、博士達の危機に迷わず変身するところなんかは、きちっと格好良かったですが。
 >全話視聴済みの私に言わせると「誰だお前!?」って感じです(笑)何だこのキャラ…どうしてこうなった…
50年の間に、色々あったんですかね……(笑)
 >あと予算の都合で夜間戦闘が多いので「暗い」という印象も二重の意味であってます(笑)
映像が重苦しいイメージがあったのは、それですかね……考えてみると、「朝焼けに立つ」=「夜戦う」というか(笑)
 >能面のような顔面が異様なインパクトの「アイアン」
色彩も含めて、面白いデザインでありました。
 >一度聴いたら忘れらない印象的なOPですよねー
曲調は明るいのに、いきなり物騒な事を言い出すという(笑) こういう殺意の高さは好きですが(笑)
 >全話視聴と感想は無理でも、時間に余裕がある時には是非!
余裕があれば、『コスモス』ついでにでも、覗いてみようと思います。

◆aquapastelさん
 >だからといって8話のような明確ないじめまでおおらかに流してしまうのは、流石に如何なものかと(^^;
作風がちょっと緩めなのは伝わってくるとして、そこは緩めたら駄目だろう……という部分でしたよね……。だいぶん作り手の配慮が足りなかったなと。
 >かなり不愉快なキャラが登場し、そのキャラ一人の存在で一気に作品を受け入れられなくなってしまいました
そういうところ引っかかると、楽しめなくなってしまう、というのはありますよねー。フィクションだからこそ、一定の因果応報は欲しいと思うところです。
 >もう少し察しのいい人物が現れて善性を描くなど、最低限の配慮はして一線を越えないようにしてほしいとは思います。
今回の『コスモス』は、後から入ってきたキャップとリーダーが追い打ちをかける事で、どうしようもなくなってしまいましたしね……。

◆てひろぐさん
 >番組強化策で色々あるらしいので、中盤以降の回を観たのではないでしょうか。
ああ、その辺りですかね……。子供心に、やたら辛そうなイメージだけが残っていて。
 >セブンの活動限界等、ヒーローを縛る設定を盛り込むのも昭和の特撮ヒーロー番組では度々行われるんですよね。
最近はあまり無くなった気はしますが、一昔二昔前だと、ヒーローが捕まって痛め付けられてそこから逆転する、までが物語のセオリーであった頃もあったので、そういう流れも汲んでいるんですかねー。