東映特撮に踊らされる駄目人間の日々のよしなし。 はてなダイアリーのサービス終了にともない、引っ越してきました。
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3/21付けレス

 本日は『アギト』感想を書きました。

沢芽市はどんどん戦国

◆アクションさん
 >シドが死んだな
……変に語呂が良くて、ちょっとツボに…………。
 >ピーチに関してはあんたいつからそんな戒斗と仲良くなったの?ベルト周りのあれだけで仲良いと思うの?
耀子さんは、これと見込んだ男を支えたい(?)願望みたいなのがあるっぽいですけど、いっそもっと、その他の男性キャラの品定めしていくような描写があっても良かったかなーとは。
 >個人的にせめてもう少し日常周りで互いの会話をやってくれればと言うか、キャラとストーリー展開がいまいち合ってないと感じております。
序盤からいえることですが、脇道の膨らませ方というか、活きるかどうかわからないけど、とりあえずキャラの奥行きを広げる為に置いておく石、みたいなのが足りないので、ここぞってところで、線が繋がっていないような……みたいなのが出がちなのは勿体ないですよね。
 >極アームズに関してはもう慣れてしまいましたが、最初見たときはうわぁ~微妙にかっこ悪!って思いました。
やはり、あの細長い頭がいけないんですかね……(笑)

◆ガチグリーンさん
 >それにしても最終話以外で首領と戦う展開には驚きましたね(スーパー戦隊では初か?)
内外からマンネリについて言われる事もあったのでしょうが、やはり今作、細かいセオリー破りを結構入れてきますよね。
 >単体ヒーローと違い「戦隊」なので、ちょっとラゴーン様!レッド一人に苦戦しすぎでは!?は感じてしまいますね
こんな奴に苦戦するものか……と言いつつ、順調に追い詰められていきますが、まあラゴーン様だしな、で大体納得できてしまうという……ただ、巨大化するとスーパーミラージュビームをきっちり打ち破り、ちゃんとラスボス感を出してくれたのはホント良かったなと(笑)
 >この宣言により、四国が宇宙一安全な都市であることが約束された所謂「四国安全都市宣言」回です
機会があれば、いずて見てみたいものです(笑)
 >四国には悪の組織を惹き付ける何かしらの魅力があるとしか思えない(笑)
やはり、大きさが手頃なんですかね……離島一つだと独自性が打ち出せず、北海道だと手に余る的な(笑)
 >まさかこんな最終盤での初登場だとは!もっと『レオ』のアストラ位の頻度で共闘するのかと思ってました
私もさすがに存在は知っていたのですが、思いの外引っ張られて(必然的に登場回数が少なくて)驚きでした。
 >デザインモチーフは弥勒菩薩
サブタイトルの勢いも合わせて観音様は強かった回を思い出したのですが、やはりデザインはそちら系だったのですね。
 >スーツアクトレス大野剣友会の清田真妃
おお、錚々たるバトルヒロインが並びますね……。
 >当時の戦隊の最大のライバルとして、お互いの作風やロボデザインに多少なりとも影響を与えていると思われます
ちょっと確認してみたら、勇者シリーズが終わりを迎える1997年の戦隊が、ロボット物の文法を取り入れた『メガレンジャー』というのは、なかなか面白いですね。
 >因みに同じくタカラ出資の特撮作品『電光超人グリッドマン』は「実写版勇者シリーズ」というコンセプトを持って作られたとか
アニメ的なノリが実写だとどぎつくなりすぎる系の問題をちょこちょこ発生させていた『グリッドマン』ですが、やはりコンセプト時点でそういう狙いはあったのですね。
 >サンライズ公式YouTubeチャンネルで全勇者の1話~5話が無料配信中
90年前半頃は、ちょうど色々見ていなかった時期なのであれこれ抜けているのですが、恐らくノリは嫌いでない系統なので、時間があったらちょっと見てみたいと思います
 >『スーパーヒーロー作戦 ダイダルの野望』
スパロボ』はちょこちょこプレイしていたのですが、こちらはやってなかったんですよねー。
 >ただちょっと気になったのは「キノコトピア」がどんな世界だったのか詳しい説明が無かった所
情報量を削る為に触れなかった感じはありますが、他の世界の生命形質とかは、気になりますね……。
 >最初から変身後の姿か『カブタック』のスーパーチェンジ位の変化だったらまだ良かった
勝手な思い込みではあるのですが、最初の情報が出た時に、『カブタック』ぽい方向に寄せるのかなーと思っていたので、全然違う方向性だったな、と(笑) 香村さんの得意方面でありますし、納得は凄く納得なのですが。
 >仲の悪い者同士を無理矢理合体!パイロットというより、その調停者としてのカイザー
変形合体シーンで、背後に浮かんでいるカイザーの映像は、笑いました(笑) この方向がどう転がっていくのかも、楽しみです。
 >三条さんが『キョウリュウジャー』でやろうとして却下された話があったので半ばあきらめてました
そういえば、そういう話がありましたね。今作はやはり、目に見える変化を、という点と、白倉さんが出張る事で、やはり色々と思い切ったところはあるのでしょうね。後は、若手俳優陣のキャストに比べると、露出差への気配りを減らした構成はやりやすいのだろうな、と。

◆スピリットヒューマンさん
 >神秘的な"そういうもの"にしては主人公にやたら干渉しますし。
人倫からぶっ飛んだ存在ならそれはそれでいいのに、物語の都合とDJの都合が一体化してしまっているので、ぶっ飛んだなりのキャラになっていないのが残念ですよね。
 >明確な悪意に対して正面から啖呵をきるという正攻法なんですよねこの場面。
主人公周りのテーゼがごちゃつきすぎてしまった結果、誰の目にもわかりやすい悪役を出してひとまず善悪を整理する、というままある逃げの手になってしまっている所はちょっとありますよねー。
 >戒斗もパワーアップし言動に力が伴ってきてようやく絋汰と戒斗の柱がしっかりしてきたのは安心材料ですね。
良くも悪くも兄さんとミッチが少し離れた事で、紘汰と戒斗の対比が、綺麗に成立するようになってきましたよね。
 >騒ぎが遠くて通信も遮断されてるから気づかなかったとみるべきでしょうか…
私のザック観が、とりあえず飛び出していきそう、に偏っているところはあるかもしれません(笑)
 >極アームズのデザインに関しては思うところはいくつかありますが、一番納得いかないのはフォーゼのような卵頭です(笑)。
凄くあれが、のっぺり感出しますよね……(笑)

◆Sさん
 >戒斗は学習能力も高いですね。
乱世のサバイバーというか(笑) 周辺状況が深刻化する中で、物語当初はちょっと浮いていた戒斗の思考法が効いてくるというのは、キャラとしても面白くなってきまましたねー。
 >凌馬については、兄さんとの指揮の差をはっきり感じました。
言われてみると、この作戦指揮の見せ方は、両者の違いをより明確にする狙いもあったのかもですね。そう捉えると、(撮影上の事情があったのかもですが)前線には出ないけどデュークの姿なのが、戦場での身の置き方の差として、鮮明ですし。
 >ここで直接答えず「力あるもの達の…」と現実認識を述べるに止まるので、戒斗の考えは違うのでしょうね。
ここでそれをひっくり返す(宣言する)為には力が必要だ、というのが戒斗ロジックになりますものね。
 >仰る通り紘汰の事は認めていると思いますが、せっかくのアドバイスもエールもその表現では通じていないのではと感じます。
あ、これ、紘汰にいまいち伝わってないな……含めて、二人の交錯として面白いシーンでありました。
 >情報なしで爆音が聞こえる状況で、とりあえず知り合いの所に行って安否確認と安全確保をしていたのかな、と。
ザックはまっしぐらに突撃していきそうなイメージがあったのですが、ここもリーダーらしくなってきた、という感じですかね。
 >やはりやり過ぎですよね。サガラこそルール違反では。しかも教示内容が怖すぎます。
本人が傍観者気取りでないか、ルールが見えるところにあればまだいいのですが、どこにも提示されない謎ルールを振り回すので、どうにも面白くならないですよね……。
 >と言うか研究部門以外の管理職や支社長は何をしているのでしょう。市内に関連企業がかなりあるはずですし、この会社も謎です。
なまじ象徴として巨大社屋を出しているだけに、みんな何をしているのだろう……感は出ますよね(笑)
 >ここの城乃内は恰好良かったです。25話から師匠とも色々話して鍛えてきたのだろうな、と道のりが想像できて、応援したくなりました。
ここまでのエピソードで特訓風景などを映像で挟む余地はなかったものの、「パティシエ」宣言により、ピエールとの関係性も良い形に進み、本人も自らの道を定めつつあるのが伝わってきたのは、鮮やかでしたねー。

◆つがなさん
 >1回だけならまだしも、3つある強化フォーム枠全部って。虚淵さん、やっぱり長編作品苦手なんじゃ。
段階的な強化の盛り上がり、みたいなものが皆無で、そこは考えない、みたいになってしまってますよね……しかもそれを、一番駄目な感じのキャラに丸投げするという……。
 >終盤で明らかになる正体を含めたとしても、どうにもすっきりしない行動です。あとやっぱり喋り過ぎ。
その内なんか理由が付くのだろうなぁとは思いつつ、もはや、理由が付いてもなぁというキャラになってますよね……。
 >まあデェムシュに対する紘汰の啖呵は純粋にヒーローっぽくて良かったな、と思うポイントです。
ようやく、少しずつ積み上げていた紘汰のヒーロー性強化が実を結びつつはありますよね……この看板で見たいものは、もっと早めのスッキリではあったわけですが。
 >個人的にはオレンジアームズの正当強化版っぽいカチドキが最終フォームでも良かったのでは、と思ったりもする。
勝ち鬨は割と好きなだけに、なにこれ感がしばらくぬぐい去れそうにありません(笑)

◆iwatakaoさん
 >DJサガラを見ていると、魔法少女まどか☆マギカに登場したインキュベーダーことキュウべぇを思い出すんですよね。
この辺りは良くも悪くも虚淵さんが、求められているものを入れている感じはありますよねー。ただ東映ヒーロー世界に入ると、うん、普通に、そのポジションでとんでもない外道が居るからな……みたいになってしまった感じもあって(笑)
 >DJサガラもまた、何か大きな目的のために紘汰を誘導して人柱にしようとしてるのではないかと思うところです。
この辺り、何かしらあるのでしょうが、一定のタイミングで視聴者に推測させる楽しさを提供しないと物語の面白さに繋がらないですし、DJに関しては既に手遅れ感があって……。

◆橘まことさん
 >今更ながら1年間、お疲れ様でした&とても面白く読ませていただきました。
ありがとうございます。
 >ヨドン皇帝にとっての「キラメンタル」がヨドンナで、それを自ら切り捨てたことで皇帝はキラメンタルそのものを否定したのではないかと
そういえばヨドンナは泥団子からチェンジャーを作り出し、皇帝はかつて自らの邪面を作り出した事が明らかにされましたが、人間、自分自身の全てを把握しているわけではないと思うと、ヨドンナ人格というのは皇帝にとっての“未知の可能性”の象徴であった、というのは確かに見立てられそうですね。
 >荒川さんは、どうも(宇宙最大のお宝の正体などの前例含め)ラスト4話から締め方を考え始めるような気がしていて、
 >そのまとめ方の巧さに感動しつつもっと早く布石を打って欲しいとも思うのですが(笑)
70年代ぐらいの作品だと、ラスト2話あれば、とりあえず最終回感は出せる、というのはありますが、その辺りのメソッドへのこだわりがあったりするんですかね……(笑)
 >サブライター陣含め、新しいスタイルのお話が多数あったのは、戦隊のポテンシャルを感じることができて非常にうれしかったです。
オーソドックスな戦隊らしさ、を押し出しつつも、エピソード単位では色々な切り口にチャレンジしていたのは、今作光りましたね。
 >一通りの設定周りが落ち着き、サブライター陣も投入されていく2クール目あたりで、失速したりキャラの魅力が大きく損なわれたりするエピソードがないといいなあと(笑
個人的には、白倉Pの露悪的な部分が顔を出して、過去戦隊と閉じるギア辺りで悪さしないかどうかが、ちょっと不安材料です(笑) 今のところ、むしろシリーズ正攻法の強みを押していく路線は好きなんですが。
 >3話まで見て気づいたのですが、ロゴマークは介人の「介」がモチーフなんですね。
スーパー戦隊》シリーズの「V」からの発想なのかと思われますが、この辺り上手く繋がりましたよねー。出来上がった作品を見て、ああ成る程そう持っていくのか、が明確だったのは立ち上がりの好印象になったなと。
 >充瑠に続き、「寛容さ」がしばらくレッドの主流になりそうですね。
この辺りは、時代って感じなんでしょうねー。
 >人気が出たキャラが出番が増えるのはライダーの面白さの一つですが、話の整合性に影響することも多く、難しいところですね。
作品そのものの生き物感が、上手く転がる時と転がらない時があるのでしょうが、『鎧武』は特に、作りと相性が悪い感じはどうも出がちですよね……。