東映特撮に踊らされる駄目人間の日々のよしなし。 はてなダイアリーのサービス終了にともない、引っ越してきました。
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仮面ライダー鎧武』感想・第29-30話

◆第29話「オーバーロードの王」◆ (監督:柴崎貴行 脚本:虚淵玄
 衝撃の転落から間を置かず、いきなり崖下に転がっていた兄さん、校長先生こと白いオーバーロードに拾われる。
 「ふっふっふっふっふ、生き長らえたようだな。運のいい奴だ」
 「おまえ達は……何者なんだ」
 「我らはフェムシンム。かつてこの世界に栄えた、民の末裔だ」
 いまひとつモチーフのハッキリしないオーバーロード、完全に色からの印象ですが、校長先生はイカっぽい(同様に緑は亀っぽく感じており、赤は…………ドラゴン?)。
 「………………なぜ、私を助けた?」
 「話を聞いてみたくなった。おまえがこの森を探る者達の、長か?」
 「そうだ。……いや……そうだったというべきか」
 真面目に訂正する兄さんに向けて、校長先生は黒影から緑ロードが回収した量産型ドライバーを取り出し、兄さんはその使用方法を説明。
 「私はこの森に、選ばれた」
 「……森に、選ばれただと?」
 「この森は挑みかかる者を試し、世界を支配するにふさわしい、ただ一人の王を選定する。だが全ては過ちでしかなかった」
 校長先生が眼下に広がる廃墟を見下ろしどこか物憂げに呟いた頃、紘汰・戒斗・ミッチをユグドラシルに呼んだプロフェッサーは、裏切ったシドが置き土産に社内で管理されていた全てのロックビークルを破壊していった事を告げ、起動可能なロックビークルを所持している3人に、シドの阻止を依頼。
 「神の力をもたらす禁断の果実は……ただ一人にしか掴めない。サガラから聞いてないのかい?」
 面の皮の分厚いプロフェッサーに対し、貴虎と会わせろと条件を出した紘汰は、シドの上司だからシドを見つけて聞いてくれ、と言われると「そうか……行こう」と納得し、いや、え、実質無条件でミッション受けたぞ(笑)
 ……さすがに一時退席という扱いだったようで、チーム鎧武のアジトに戻った3人はプロフェッサーからの申し出について相談し、「ま、俺の知った事じゃない」と言いつつ、ここまでついてきてくれる戒斗、超親切(笑)
 「そうやって……誰の話でも鵜呑みにするから貴様はいつも騙される」
 そして、超正論(涙)
 戒斗からすれば、ミッチの行為について紘汰に説明する理由も義理もないと考えてはいるようなのですが、敢えて説明して険悪になるわけではなく、かといって完全に無視を通すわけではなく、わざわざここまで一緒に来てるんだからわかれよ! と、告白待ちの乙女みたいな事になっています。
 「生き残る意味が無かったとは……どういう意味だ?」
 一方、校長先生の朝礼は続き、ヘルヘイムの侵略を乗り越える為、弱き者を見捨て強き者だけが生き残るのを良しとした結果、生き残った者たちは弱者を踏みにじる事こそが正しいと考える行きすぎた選民思想に囚われ、その果てしない内部抗争によりフェムシンム文明は自壊した事が明らかにされる。
 「……誰もが強さを求めたゆえに、誰も破滅を止められなかった。それが、おまえたちの結論なのか」
 「ふっふっふふ……今生き残る我が臣下たちは、フェムシンムの歴史において最も強く、そして最も愚かな者たちだ。あの者たちには再び文明を再建することなど出来まい。……おまえ達はどうなのだ? その道具は弱き者を守るのか? それとも――強き者を、過ちに誘う物なのか?」
 力とは何か――? という普遍的なテーゼをベルトに象徴させて、そのポジとネガが問いかけられ、29話分の積み重ねが綺麗に集約されて、ここはとても良かったです。
 CV:中田譲治も合わせて、これは狙いが綺麗にはまった感。
 「これは……」
 異界の王の口より改めて、おまえのやってきた事はヒーローにふさわしいのか? と問われた貴虎は、自らの進んできた道のりの先にある未来を見せつけられて言葉を失い、校長先生は虚しく笑う。
 「ふふふふふふ……やはりおまえ達も、同じか。我らと同じく、絶望の道を、歩むようだな」
 その頃、森へ入って二手に分かれた途端に街へと取って返した龍玄は、メールを送ってきたシドと接触
 「俺をとっ捕まえて、凌馬に差し出すかい?」
 ここの言い回しが素晴らしくて、シドはホント、今作の物語に得がたいアクセントを与えてくれる好キャスト。
 「自分で神様になるなんて面倒なだけだ。それよりも、神様に貸しを作っておくほうが、余程いいよね」
 神の力を求めるシドに対してミッチは嘯き、共通の敵・葛葉紘汰排除の為に結託。
 「葛葉紘汰……あの人は越えてはいけない一線を越えた。今ではもう、僕の敵でしかない」
 舞さんと! 同じバイト先で! イチャイチャするとか! 断固阻止! 断固阻止してみせる!!
 ……いや、多分、それじゃない一線だとは思うのですが、ミッチは青春の暗い情熱を瞳に宿し、結成される腹黒同盟。
 今回から、紘汰がバイト中に街の防衛活動に出撃してしまった時のヘルプ要員として舞がパフェ屋を手伝う事になり、店長いわく給料は二人で一人分……「つまり舞さんタダ働きじゃないですか!」のミッチの良識的ツッコミに「私が紘汰を応援したいからいい」と舞が受け入れるのですが、紘汰が店を抜けるのを知って雇った上でヘルプの舞に給料は払う気のない店長(いやまあ、賄いのパフェぐらいはサービスするのでしょうが……)と、それを知った上で舞の厚意を受け入れる紘汰がだいぶ駄目人間になっているのですが、“生活感”の入れ方の難しさを感じるところです。
 腹黒同盟は、シドが戒斗を足止めしている間にメロンが鎧武を襲撃する作戦を示し合わせ……前回今回と、真ん中に提供カットが入る形に(次回も同じくだったので、TV放映時の型式が変わった?模様)。
 ピーチジンバーはバロンとシグルドの交戦をキャッチするが、ミッチがわざとらしく助けを求め、メロンに変身すると駆け付けた鎧武を問答無用で攻撃。バロンはバナナゲイザーでシグルドを攻撃すると、掟破りの変身中ベルト交換でレモンバナナにグレードアップして激しい弓矢の打ち合いとなり、前半、ひたすら会話していた事もあってか、後半は激しい二局バトル。
 「……俺はみんなを信じてきたから、みんなに信じて貰えたから……だから! 今日まで戦ってこれたんだ!」
 弓矢連打に追い詰められた鎧武は、「最後に頼れるのは自分の力だけ」という戒斗主義を受け入れる事を拒否しながら、レモン陣羽織を発動(笑)
 「あんたに何があったのか知らないが、俺だってここで倒れるわけにはいかない!」
 ……多分、信じてくれた人たちの為にも負けられない、という理屈なのかとは思われるのですが、「信じてくれた」貴虎と戦うのを躊躇していたけど「みんなに信じて貰えたから」やっぱり殴る=「貴虎を信じるのを一時停止する」なので、信頼関係の蓄積に優先順位があるのは当然ではあるのものの、曖昧な「みんな」がそこに入る人と入らない人を都合良く振り分けてしまい、序盤から続く問題として、紘汰の「だから戦う」がどうも上手く繋がってくれません。
 これはライダーバトルを必須とする構造上、紘汰を「信じてくれるみんな」がサブキャラクターに偏る事情もあるのですが、メインキャラクターの存在そこにが欠けているとヒーローフィクションとしてはなかなか劇的に跳ねにくいですし、ここで重視するべきは「なぜ貴虎は自分を信じてくれなくなったのか? それでも……」の方だったのでは? とは思うところ。
 挿入歌をバックに鎧武は猛攻を仕掛け、そう、本物メロンの人が教えてくれました。
 戦意喪失まで追い込んで身柄を拘束し話し合うのはそれからでも遅くないのです!!
 突然の反撃に面食らっている内にソニックオレンジスラッシュを受けたミッチメロンは地面を転がり、そこに迫る鎧武。
 (こいつ……まさか本気で僕を)
 事ここに至って、リミッターと加減が意味不明という、敵に回った葛葉紘汰の真の恐ろしさを肌身に感じるミッチだが、突然、樹上から赤ロードが乱入。
 (なぜ僕の計画には……肝心なところで邪魔ばかりが!)
 分断作戦の破綻したメロンから連絡を受けたシグルドは、バロンとの戦いを中断するとメロンに合流し、凄くヒーロー登場した(笑)
 「おまえ達は知恵の実を掴むには値しない」
 「知恵の実?」
 「滅びのさだめを越えて、次なる進化の道に至る鍵。森に挑み、森に選ばれたただ一人の勇者に与えられる褒美」
 一方、校長先生のお話は、まだ続いていた。
 「新たな世界を蝕むごとに、一つだけ、この森には禁断の果実が成る」
 「……まさか、凌馬の狙いは……」
 さすがに今回は、悪い人がベラベラ紘汰に喋ってくれる作劇は回避しましたが、対象が兄さんに代わっただけではあり、とにかくひたすら語りのターンが長いのは、今作の悪い癖(その点では、“静”のシーンの演出に長けた長石多可男監督が壮健で、今作に参加していたらどんな化学反応が起きていただろうか、というのはちょっと考えるIFです)。
 赤ロードとの乱戦にはバナナも加わって、加熱する経験値争い。誰を殴ればいいのか脳の処理が追いつかなくなってきた鎧武は、バロンから力強く「まずはシドだ!」と言われると、なんかそれが正解な気がする、とシグルドに矛先を向け、そうやって、誰の話でも鵜呑みにするから貴様はいつも騙される!
 特技は肉体言語の赤ロードもだいぶ困惑していたが、なんとそのタイミングでクラックが間近に出現し、赤ロードは沢芽市へ……! の大変緊迫する展開から場面が夜に変わると雨に打たれながら街に現れたのは、赤と青のメタルボディで、次回は諸処の都合により映画『キカイダーREBOOT』のコラボ回なので貴方の目は貴方の体を離れ、この不思議な時空を彷徨うのです。

◆第30話「赤と青のキカイダー」◆ (監督:田崎竜太 脚本:毛利亘宏)
 ナレーション「時は、二週間前に遡る」
 遡った!!!(笑)
 どうやってねじ込むのかと思ったら(映像的には前回ラストで、昼→夜と明らかに時間を変えているのは丁寧)、某『80』ばりのナレーションダイナミックで時間が巻き戻り、多分メロン兄さんと握手をかわす前ぐらいの紘汰は、記憶を失った機械仕掛けの青年「ジロー」(演じるのは、後にザミーゴとなって氷を囓る入江甚儀)を、捨て犬気分で拾っていた。
 高性能アンドロイドの存在に関しては、まあそういう事もある、ぐらいのノリで受け入れられ、ユグドラシルと付き合いすぎて感覚がマヒしています!(が、舞も紘汰姉の晶も割と平然と受け止めているので、実は『鎧武』世界のモブ市民の2割ぐらいは人間そっくりのアンドロイドなのかもしれずエーーークシーードラーフト!)
 「守る為には、戦わなきゃいけないだろう? 戦うのは好きじゃない」
 牛っぽいインベスと戦う紘汰の姿を見たジローは、逃げ遅れた人々を守る為に無表情で凄まじい戦闘力を発揮するが、それを切っ掛けに僅かに思い出した「守るべきものが居た気がする」記憶を取り戻す事を恐れ、晶といちゃいちゃしていた。
 そんな折、紘汰はザックから救援要請を受け、撮影スケジュールの調整や、本筋での立ち位置の変化をあまり考慮しなくていい、といった事情はあったのかと思いますが、ミッチは冒頭だけ、戒斗は完全不在のこのエピソードで、ばっちりと出番を確保するザックがやたらおいしい(笑)
 もはや、かつての敵と書いて「戦友(とも)」と呼ばせる硬派番長ポジションですが、どう見ても今現在、紘汰と最も親愛度が高いのはザックです!!
 紘汰はもうミッチに甘えるのを卒業して、ザックと二人で切磋琢磨する道を選んだ方が良いのでは、という気もする中、廃倉庫に駆け付けた紘汰が目にしたのは、派手に吹っ飛ばされるナックルと、謎の黒いアンドロイド。
 「わからないのも無理はない。私だ。戦極凌馬だ。確かに体はアンドロイドだが、しかし――私は、ここにいる」
 ナックルをあっさりと変身解除に追い込んだ黒いアンドロイドの正体は、凶暴な鋼鉄のボディにプロフェッサーの脳を移植された、戦極ハカイダー(笑)
 気取った仕草がやたら格好いい戦極ハカイダーですが、「次回は、ハカイダーに移植された脳の声をやってもらいます」と台本を渡された際の役者さんの心境はちょっと気になります。
 原典を知っていると、ハカイダーといえば「博士」か「プロフェッサー」の脳を収納しないわけにいかない、というのはまあわかりますし、コラボ回としては作っている時は会心のアイデアだった気はしなくもないのですが、原典を知らずにいきなりこれを見た視聴者には、当時一体どう受け止められたのでしょうか(笑)
 「ジロー、またの名を――キカイダー
 レモンジンバーさえ圧倒した戦極ハカイダーは、ジローの正体を示唆すると満足して去って行き、その口にした光明寺博士について調べる紘汰……「REBOOT(再起動)」はわからないけど、検索は出来るのか!(失礼)
 恐らく今作初、バイト情報誌以外で自ら情報収集した紘汰は光明寺博士について分かった事をジローに伝え、もう一度、再起動する事で記憶を取り戻せるのではと促すが、ジローはそれを拒否。
 「今のままがいい。僕は、紘汰や晶さんと一緒に居たい」
 「それでいいのか?! 誰かを守れる力があるのに、それを使わなくて後悔しないのか?」
 色々と無理のあるコラボ回ながら『鎧武』本編のテーマと接続してはくるのですが……「戦闘用」ロボットである事そのものにショックを受けているジローに対して「戦闘」しろよ! と発破を掛けるのは何やら複雑な気持ちになり、どう生まれたかが問題ではない。どう生きていくかが重要なんですよ紘汰さん!!
 まあこの辺りは、コラボしながら20分で扱えるテーマではないので、仕方ないですが。
 その頃、プロフェッサーは段々とハカイダーそのものに魅入られ蝕まれていき、街には再び牛インベス(微妙にこれまでのインベスとデザインラインが違う気がするのですが、『キカイダー』映画の敵と関連づけたりとかあったのでしょうか)が出現。鎧武の戦いを見つめるジローの前には、戦極ハカイダーが現れる。
 「破壊……破壊……破壊だ!」
 「紘汰! リブートボタンを押してくれ。……僕はあんな風にはならない」
 ケタケタと笑いながら衝動の趣くままに破壊行為を続けるハカイダーの姿を見たジローは、それを止める力を用いる事を決意し、そこから、背中のボタンを鎧武に押してもらわないといけないのが、見た目的にもテンポ的にもだいぶ間の抜けた事になりましたが、再起動に合わせて周囲の自動車のヘッドライトが一斉に点灯するのは格好いい演出。
 「スイッチ――ON」
 額に白い光の灯ったジローは、レッド&ブルーのメタルボディへとチェンジ・キカイダー
 「おお……あれこそが伝説のヒーロー、キカイダーの真の姿」
 何故か伝説扱いのキカイダー、そういう劇中設定なのか、メタ発言なのか、プロフェッサーの妄想なのかは不明ですが、視聴者にアピールしたい事は伝わってきます。
 「ここからは、キカイ的に行こうか」
 その場の勢いで変な決め台詞が生まれ、勝ち鬨キカイダーハカイダー&牛インベスのタッグマッチとなるが、複数の意味でデンジエンドするわけにもいかない戦極ハカイダーは逃走、牛インベスはなんか雑に倒され、微妙に盛り上がりきらないクライマックスバトルが、いつもの『鎧武』(笑)
 後、元のデザインが抜群に良い上に、現代風のスマートなリファインが似合うハカイダーに対して、当時の多少ずんぐりしたスーツの持つ人体に対するいびつさが、人間の出来損ない/模造品めいたニュアンスを強化する事でキャラクター性を強めていた面のあるキカイダーは、スマートにすればするほどヌルヌル動く人体模型めいてしまうのは、なかなか厄介なデザインだなーと。
 これが単体映画なら、作品全体の見せ方や美術、キャラクターとしての位置づけによって、デザインそのものの意味や受け止め方が変わってくるわけですが、チェンジ後は(意図的ではあるかもしれませんが)『鎧武』世界での違和感が際立ってしまい、変身前の方がアクションは格好いいという事に。
 牛インベスの爆発と共に姿を消したジローは、再起動の影響で沢芽市内で過ごした期間の記憶を失っており、赤いギターをかき鳴らし映画の前振りをしながら、謎の路上ミュージシャンとして去って行き――ジローゆけ。ダークとの総力戦に体当たりするのだ。たとえ五体が無惨に散ろうとも、それは人造人間の宿命だ。進めジロー、ダークを倒すのは、おまえだ。
 葛葉家での記憶を失った代わりに、守るべき者の存在を思い出したジローを見送って紘汰は家に帰り、コラボ回でヒロイン力を燃やし尽くした感のある姉ちゃんと、料理の下ごしらえぐらいは出来る事が判明してしまった紘汰が、ジローと3人で行こうと約束していた映画が『ピノキオ』モチーフであった事が示されるニヤリとさせるオチで、つづく……というか、もどる。
 戦極ハカイダーの怪演と、全体的に力の入ったアクションは見応えがあり、そこはかとなく映画的な画面構成などを交えて劇場映画とのコラボ感を高めようとする田崎監督の演出も良かったのですが、連続性が高い上に物語のスケールが大きくただでさえコラボに向かない作品に、物語史上最大級の危機という絶望的なタイミングでクロスオーバーがねじ込まれる無理難題に、ふと我に返った瞬間の、今なにを見ているのだろう……感が物凄いエピソードでした(笑)
 『ゴーカイジャー』以後の数年間、『ゴーバスターズ』にギャバンが出たり、戦隊とライダーでクロスオーバーSPしたり、『ジュウオウジャー』にシオマネキングが出たり、劇場版の宣伝と繋げたコラボ企画が華やかなりし頃の徒花ではありましょうか。
 「REBOOT」にこだわっていたのは、コラボ映画のタイトル『キカイダーREBOOT』合わせのようで、多少強引ながら、それで記憶がリセットされる事で紘汰との思い出は無かった事として処理されましたが、ノリでハカイダーに脳を移植したプロフェッサーの方は、取り返しのつかない事をしてしまったような(笑)
 次回――二週間後の沢芽市は、祭。