東映特撮に踊らされる駄目人間の日々のよしなし。 はてなダイアリーのサービス終了にともない、引っ越してきました。
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2/12付けレス

 本日は『鎧武』感想を書きました。

友情の精霊メーター

◆ヘイスタックさん
 >歌詞の「 ミラクルターボ!」は「未来にターボ!」、スーパーターボロボの必殺技は「スーパーミラージュビーム」になります。
おおっと、ありがとうございます。
 >前後・左右の幅がそれぞれ30cm強、高さが50cm弱という日本の住宅事情を無視したかのような超巨大サイズの玩具となっています。
その大きさで、二大メカを収納・発進、基地自体も変形可能、はときめきますね……1万超えの大型商品と聞くと、本編での推しっぷりにも納得です。時代的にも、バブル崩壊前夜であったのですね。

Beniさん
 >ターボロボとターボラガーには、それぞれ車の精霊と航空機の精霊が召喚されています。
な、成る程……!
 >設計はしたものの合体してくれるとは太宰博士も思っていなかった。
これは凄く、太宰博士っぽいですね(笑)
 >ところが、ターボラガーのピンチに思わず手を差し伸べるターボロボ。車の精霊と航空機の精霊に初めて友情が芽生え、
 >合体が可能になった。これを奇跡と言わずして何と言うのでしょうか!
あははははは、いや、これは、参りました(笑) さすが長谷川裕一先生というか……まさに、お互いが助け合う気持ちが生んだ奇跡……!

◆Sさん
 >現金と共に残されても後処理できたり(あの状況ではザックが犯人扱いされるのでは…とハラハラしました)
私もあそこは、これ普通に持っていったら捕まるのでは……? と心配になりました(笑)
 >割とできる子で好感が持てます。
なんだかんだ、あの面倒くさい戒斗に切り捨てられずにチームバロンのサブリーダーやってただけの事はありますよねー。悪い面に出ていた時もありますが、色々と目端の利くタイプなのかな、という印象です。
 >過去に兄さんも理想を求めて模索して、挫折の後今の信念に行き着いたのかと色々想像してしまいます。
この、現実はどこかで折り合いを付けなくてはいけない、という点に立ち向かっていくのはまさに「ヒーロー」なので、紘汰と貴虎の対峙が今後どうなっていくのかは、物語の推進力として楽しみです。
 >シドは人類も理念も関係なく、理想を言う奴は嫌い等の感情で動いている感じ。大人を強調する程子供っぽくなる印象です。
シドが度々「大人」を口にする事で、シドの中の幼児性が垣間見えるのは、巧い台詞ですよね。
 >シド以外も守秘義務を破っても罰せられない等、理念があってもそれを共有する人材育成や実行する組織運営がなっていなくて、
 >この会社大丈夫?と思ってしまいます。
悪の秘密結社を現代的な大企業にコンバートはしてみたものの、「敵の幹部が作戦についてペラペラ喋ってくれる」フォーマットはそのまま持ち込んでしまっていて、作品の特徴を活かす為には、もう一工夫、欲しかったポイントですよね。
 >気持ち自体は本心でしょうが、曖昧と言われればその通りで、自身の考えがまだわかっていない印象です。
この辺りの“もどかしさ”を面白く見られるかどうかも、『鎧武』は結構、分かれそうなところですよね。

◆鷹Deさん
 >いつになったらバトルにヒーローっぽい意味が付与されるのだろうかと不安になりました。
やはりここが無いと、『ライダー』を見ている意味、がわからなくなってしまうので、厳しかったところですよね。で、やりたい事の計算自体はなんとなく見えるだけに、却って辛いという。
 >私が最も苦手なタイプが1クール目の鎧武みたいなパターンなんですよね。
あー……確固たる価値観もそれぞれに無ければ、対立軸による目的すら明確ではないので、そもそもアウトプットの方向性が不明みたいな。
 >やっとインベスが街に出てきて、ユグドラシルとの対立構造が見え出した辺りで一本線が見えてきたので、
 >かなり見やすくなったという点で個人的には大幅加点ですw
2クール目~第20話前後でこれがハッキリしたのは、私もかなり、見やすくなった部分です。
 >全員何のために戦うか分からん龍騎みたいな自体になってて、あんなに右往左往してた城戸真司が主人公でも一本線あったんだなと
『鎧武』の場合、明確な先行作品があるので敢えてそのセオリーを外した、みたいなのもわかる一方、外してはいけない柱まで外してしまった感じだったので、ようやく柱が入ってくれたのが巧く転がってほしいですね。

◆aquapastelさん
 >...鋭かったですね(笑)
ここまで思い切りが良いとは思いませんでした(笑)
 >しかし確かによく考えると、当時の基準としてはライブマンの密度の濃さは異常ですね。
トータルで見ると、夏休み前にオブラー退場編で前半戦のひとまとめをしたのが強烈な起伏を作っていて、よく走りきった作品だなと改めて。
 >会津ロケと合わせたカブト虫回が、地方ロケの体裁、ライブマンのメッセージ性、ギガ計画の伏線と三拍子揃った白眉の出来
夏休み観光回だと思って油断していたら、『ライブマン』のド王道を行くエピソードで、これで前半戦と後半戦の間を繋ぐ線が引き締まったのが、『ライブマン』は凄く大きかったですね。ホント名作回でありました。
 >キョンシー...は入れていいのかどうかと言った所ですが(笑)
トンデモ回ですが、終わってみると終盤まで効いてくる重要回なんですよね……(笑) あそこから曽田先生のギアが二段階ぐらい上がりますし。
 >次回登場するキリカもヤミマルに深く関わってきそうなので、今後もヤミマル関連のドラマには期待したいです。
ヤミマル的なキャラは竜頭蛇尾にならないか心配でしたが、はぐれ者が成り上がっていく形にする事で、ドラマとして巧く転がりそうなのは、この先も楽しみです。