東映特撮に踊らされる駄目人間の日々のよしなし。 はてなダイアリーのサービス終了にともない、引っ越してきました。
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12/22付けレス

 本日は『牙狼』感想を書きました。

全開ジャー

◆橘まことさん
 >同時に「前後編にしなければ、ロボ戦を十分に描けないのかもなぁ……」と感傷も抱いてしまいました。
80年代戦隊なんかだと、巨大戦はほぼ完全に様式美の一要素で、だいぶざっくりしていますが、ドラマの配分が増えて全体の解像度が上がった結果ロボ戦の解像度も上げないといけなくなったが、そこに尺を配分するとドラマ部分の魅力が損なわれて……みたいな迷路にはまっている感じはありますよね……。
 >「戦隊の商業的低迷はロボ戦にある」
純粋なロボット物としてはアニメ作品の方に分がありますし、戦隊ならではの魅力、というのはなかなか難しいですよね……個人的にもうちょっと、合体前のフィーチャーが欲しいな、とは思うところですが。
 >新戦隊がまさかの姿すぎて「そ、そうきたかー」となってしまいました(笑
巨大戦の前からロボットでドラマをやってしまえばいいじゃない、という解法は、そう来たか……! ですね(笑) 近年のファン層を切り離しかねない一投がどう転ぶのか、良い方向に転がってほしいです。

◆Gimmickさん
 >個人的にも大学の忙しさ故2週遅れとなっているので、管理人様の今のペースが逆に有難かったり(笑)
一応、出来れば振り返りランキング前に最新話に追いつきたいな、とは思っております……(笑)
 >為朝×ヨドンナを楽しみにしている身としては、今回この絡みだけでお腹いっぱいです(笑)
基本は敵味方以外の感情は交えないながらも、ヨドンナ側からの執着が、非常にいい感じでしたね(笑)
 >15話、19話、28話と金子さんはキャラの積み重ねを大事にした丁寧な繋ぎ回をバッチリ決めてくれるのが頼もしいなぁと。
比較的自由度高めのエピソードの中で拾ってほしいところを拾ってくれて、今作全体の底上げとして、いい仕事ですよね。今後も楽しみです。
 >どうせならあと1、2回は欲しいですねぇ...全45~6話の中でそれは厳しいかなと思いつつ、まだ終わって欲しくない想いがあってモヤモヤします。
今回ラストで、ヨドンナにまた新たにスポットが当たったので、そこからヨドンナのドラマに広がりが出れば、為朝と絡んで欲しいな……! と念を飛ばしたいと思います(笑)
 >それとは別に、次にヒロイン回があるならば、女性脚本家が描く瀬奈×小夜なんかにも期待したいところです。
荒川さんも安定ですが、今作の脚本陣だと、そういうのも期待したいですねー。
 >第一印象として「シャンゼリオンの超光騎士...?」と思ったのは多分私だけですかね(笑)
言われてみると、あの、横に従えてる感じは確かに……(笑) これから何が飛び出してくるか、色々と、期待したいですね。

◆スピリットヒューマンさん
 >このシーンを見た時に微妙に残念な香りがしたのですがこのセリフを見てなぜかわかりました。翔太郎のせいですね(笑)。
全部、翔太郎のせいです(笑)
 >そう思うとガルザさんといいクランチュラさんといいヨドンヘイムは結構丁寧なタイプですよね。
割と今作、内通工作をしたり敵国の文化を調査したり、丁寧なスタンスのヨドン軍を、出鱈目なオラディン以下が粉砕していく構図ですよね(笑)
 >香村さんとはルパパトで組んでますし、白倉Pのジオウスピンオフを担当なさっていたので可能性は高そうです。
白倉Pと既に仕事していた事はあったのですねー。東映の育成枠のようですし、期待したいですね。
 >金子さんは外部的視点から欠けているところや足りないところを補うのがうまくサブライター適性の高い方のようですね。
本数少なめなのが巧くはまっているのか、やや離れた位置の視点から、こことここを補強しておこう……みたいなのが絶妙な塩梅になっていて、作品の完成度を引き上げてくれていますね。
 >お互いを掘り下げてから絡めて面白さを生むというアプローチがうまくいったというか。
このアプローチは、お互いの良いところも巧く出せて、なかなかアイデアでしたよねー。「イケてる二人」と言われたら、その期待に応えるのが俺たち、というのも綺麗にはまりましたし。

◆Nさん
 >今作ではエピソードの構成力、風呂敷の広げ方と畳み方、簡潔かつ鋭い台詞などあらゆる部分で巧さを感じます。
塚田Pの添削もあるのかもですが、非常に今回、金子さんは冴えてますよねー。目の付け所の良さに加えて、構成力が非常に伸びてきた感じですね。
 >管理人さんの仰るように、次作にも参加してほしいですし、長い目で見るとメインの起用にも期待したい脚本家さんです。
今作の起用法を見ると下さんの方がメイン向きと判断されているみたいですが、下さんも堅調ですし、いずれ、下-金子のWメイン体制、なんてのも夢が膨らみますね。
 >初見時、山口監督今回は時雨で遊んでるな程度に思っていただけに、そう来たか!と完全にやられました。
この辺り、脚本・演出ともに、時雨のキャラの使い方も鮮やかでしたね。為朝はこれまで井上テテさんが押しまくっていましたが、金子さんが2話続けて時雨の格好いいところを見事に引き出してくれたなと。
 >絶望的な状況から閃く打開策と2人の反撃の歩みに、まさに"傷つき、磨き上げる"『キラメイジャー』
互いへの気遣いから、ここまでの二人が噛み合っていなかったのも今作のテーマとはまって、非常に綺麗な反撃でしたね。
 >窮地→逆転の間にCMが入るのも空気の切り替えとして完璧で、個人的に今回最大の名場面でした。
割とこの辺りの融通が利くのか、Aパート長めの構成からCMの入りどころが絶妙で良い演出になりましたねー。

◆てひろぐさん
 >終盤にそれまであまり絡まなかったメンバーがコンビを組む『Gガン』方式でしたね(伝わりますか?(笑))
『Gガン』は見ていないのですが、メインキャラはなんとなくわかるので、言わんとする事は伝わりました(笑)
 >ストーリーが進むにつれて今回の乗っ取り返しのように格が上がっていくので上手いやり方だなと。
この辺りやはり、塚田さんの経験値が生きて、巧く過去作の要素を反映してますよね。ガルザに関してはホント、成る程そういう解法があったか、と(笑)
 >あまり絡みが無かっただけに身を挺して庇う事に違和感が。
過去の女性ゲストへの対応から、時雨はカバーリング属性と認識していたのであまり気になりませんでしたが、確かにちょっと強引ではありましたね。
 >今回ゲキレンコラボ回で不満を言われていた苦痛の演技がかなり本格的だったのできちんと苦しんでいる風に見えました。
序盤の万力のイメージもありますが、時雨はこの辺り、ダメージを負わせやすいし、それが絵になるポジション、というのは大きかったですね。……考えてみるとこれも、昭和の手法(笑)

コジコジハルさん
 >金子さんの脚本は前半の出来事が後半のカギになるっていうのがお約束になってきたなと感じました。
受け手に「予想」をさせる事で感情をコントロールする、というのは基本的な技法ですが、それを忠実かつ堅実に行っているのは、今、金子さんのいいところだなーと思います。
 >充瑠ってヨドン皇帝となにか関係してるのか
軟着陸路線に行くのかと思わせて、充瑠周りは再び不穏になってきましたが、ファイヤともども、年明けのスポットには期待したいです。
 >話は変わりますがゼンカイジャーの詳細が発表されましたが思い切ったなというのが第一印象でした。
冷静に考えていくと非常にロジカルな解答になっているのですが、まあ、非常に、思い切りましたよね……。この思い切りが、玩具的な再浮上のきっかけになってほしいものです。
 >良くも悪くも話題作りがうまい白倉P
白倉さんが出張ってこざるをえない状況なのか……とちょっとドキドキしますが、香村さんと巧く噛み合ってほしいですね。

◆もりみやさん
 >「それまでの世界観を大事にせず、自分の作風で突っ走ってしまうことが多いから」なのかなぁと思い至りました。
『80』ここまでの限りでは、かなり思い切り上書きしてくる感じですよね……参加の経緯も影響しているのかもですが。
 >拘束されて変身できないんで、頑張って脱出するんだと自分を奮い立たせる
矢的の発想に引っかかっていましたが、確かに言われてみると、背後から拘束されていたので変身もできないといえば出来なかったですね……完全にウルトラ族の慢心で陥ったピンチなのがあれでしたが(笑)
 >「地球人・矢的猛」にウルトラマン80が憑依しているタイプだと勘違いしたまま制作が進められていたのではないか
作り手があまりその辺りにこだわりが無かったのか、そこのところ凄く雑ですよねー。これならホント、「矢的猛の志に関心した80が憑依」の方が、スムーズだったのではという感じで。
 >後年のインタビューによると、度重なるテコ入れなどの紆余曲折や、プロデューサーとのすれ違いなどもあって、
 >意欲が失われていき、自身から降板を申し出たとのことで。
阿井脚本回が肌に合ったわけではないのですが、結構な本数を書いているメインライターとしては、今作の状況は確かに辛そうですよね……。
 >(私見ですが、そのあたりが、キャップのキャラに反映されていたのかもしれません)
ああ、特に学園篇の消滅後、キャップがUGM学校の理想の教師になっている、というのは確かにありそうですね。ややこしい大人の問題は全て見えないところで解決してくれますし。
 >近年の売上不振や撮影環境の激変もあって、大胆にメスを入れてきた感じですが、好転すると良いですね……。
50年目に向けた剣が峰、といった雰囲気が漂っていますが、この「自由」さは確かに、戦隊の武器だなーと、成功を期待したいです。

◆A-chanさん
 >事態は解決させたけど人々の誤解が解けた描写が無いのがスッキリしないとの事ですが、こればっかりは本人が蒔いた種なので弁護のしようが無いですね(汗)。
この辺り、総合的には、愉快な発明研究所のちょっと変わったお兄さんお姉さん達、みたいなのをマンガチックにやりたかったのかもですね。

◆chi-chanさん
 >『ウルトラギャラクシーファイト 大いなる陰謀』で80の声をオリジナルと同じ長谷川さんが担当してまして
お久しぶりです。おお、長谷川さんにしっかりオファー出したんですねー。
 >まあギャラ的にしょうがないですがグレートが関智一さん(森川さんの教え子でもある)なのが少し残念かなと(笑)。
さすがに京本さんは難しそうですよね……そして、関さんは本当にどこにでも姿を見せますね!(笑)
 >で偶然かもしれませんが結果的に後半メインになったのが阿井さんの師匠でもあった石堂さんになります。
立て続けに参加した上に凄い勢いで世界観を侵食していくのでちょっと不安になっていたのですが、そういう事でしたか……キャップの精神を犠牲に、新世界80への扉は開かれたのですね……。
 >只80のキャスト交代も含めたグダグダ
『80』はホント、80年だからこんなもののような……いや、80年にしても酷いような……みたいなのが混在していますね……。
 >みなロボにキカイダーやジューマンみたいな人間体があるかもとは思わないんですか(笑)。
原典に沿うならマジピンク枠には変身能力がある筈ですしね(笑) ロボ押し企画なのでどうもカブタック的な扱いになるようですが、人間変身回は、見たくなるところです。
 >(ちょうど井上脚本で『ジオウ』『ディケイド』コラボ作品制作決定)…流石に戦隊にまたディケイドとか怪盗とかは出てこないですよね(笑)。
白倉さんはホント、井上さんを引きずり出しますね。ディケイドや怪盗よりも、娘さんの戦隊参加が見たいですかね(笑)
 >『剣』の金居役の方が急死され
窪寺さん亡くなったそうですね……残念です。『リュウソウ』も、最後まで見なかった事がちょっと寂しくなる一報でした。
 >実はファイヤ役の鈴村さんはここ最近3次元でかなり忙しい状態なんです。
別撮りが基本になった結果、声優さんの時間的余裕がかえって出来た、なんて話は聞きますが、その辺りもあるんですかねー。
 >ガルザ役の中村さんが吉野さんの所属事務所から鈴村さんが社長の事務所に移籍してまして、凄く中の人的に皮肉な構図になっております(笑)。
作品とは無関係の事情とはいえ、字面としては大変面白い事になっていますね……(笑)
 >尺がないからとは思いますが、当時の勧誘系支援者はとにかく巻き込んで性根を試すって感じですよね…。
生死の土壇場に立つと、人間の本性が見えますね……(……何故か後の自動車系戦隊もそんな感じですね……)。
 >後の車系戦隊では宇宙人や異世界の車型生命体と、とりあえず実在存在かを確認したくなる連中が勧誘者になるんですよね…(笑)。
これは考えてみると結構面白いですね。モチーフが日常的な分、媒介する存在が非現実の方向に寄っていく傾向があるのか。
 >これツッコミいれたら駄目でしょうけど、なんで公害で弱体化する妖精の力で戦う戦士のロボが車型なんでしょうね(笑)。
太宰博士が、カーコレクターだからだと思います!(笑) 理由付けとしては順序が逆でしょうが、結果として太宰博士の昭和の金持ち感が上がって人物像に変な説得力は出ましたね……。
 >戦隊の歴史は「ありなキャラの枠を広げていく」ものでもあったなと。
しっかりしたフォーマットに基づき、試行錯誤を繰り返しながら歴史を重ねてきた戦隊の強み、て感じですよね。今回も落ち着いてみると、一番ポイントになるフォーマットは守られているので、「戦隊」として納得できてしまうというか(笑) 《メタルヒーロー》系の要素も取り込んだのは白倉さん、て感じですが。
 >なので正直言って杉田ボイスを聞いても渋いよりまず女装が浮かんできて困ってしまいます(笑)。
役を離れた役者さんとの距離感って、難しいですね……(笑)