『アサシンクリード:ヴァルハラ』始めました
『オリジン』『オデッセイ』の系譜に連なるオープンワールドRPGシリーズ最新作。
今度のアサシンはヴァイキングだ! という事で、私が過去にプレイしたゲーム史上最も、「略奪」という言葉がカジュアルに用いられます。
「カラオケ」とか「キャッチボール」ぐらいの扱い。
主人公は前作のムキムキスパルタンよりも更にアサシン感の薄い、見るからに体重80kgは越えている巨漢ですが、割と重力を無視する感じでひょいひょいと岩山を登り、ロープの上を走って行き、プレイフィールとしては、見た目(男主人公の場合)も含めて、超身軽なマイティ・ソー。
現在、プレイ時間は10時間ほど。以下、軽くファーストインプレッションを箇条書きで。ゲームとしてはまだ序章といえる段階なので、今後プレイが進むと感触が変わってくる要素もあると思いますので、ご了承下さい。
・「部下を率いての集団戦」を大きな特徴に据えている事もあって、かなり正面からのバトル重視。前作では複数人相手の立ち回りはかなり危険を伴いましたが、今作は主人公が強いので、割となんとかなるぐらいのバランス。
・主人公がどのぐらい強いかというと、初期状態で、一対一なら熊に勝てるぐらい。
・猪にも勝てます。
・合わせて弓矢が強い。
・前作のゲーム性が好きだった身としては、今のところカチコミ重視のゲーム性なのは少々期待と違う方向性なのですが、正面突破かステルスか、プレイヤーの選択の幅がある事に期待。
・広大なマップを歩き回り、鴉で周囲を偵察し、膨大なクエストをこなしたり各地の財宝を回収していく……といった基本のゲームデザインは、前作を踏襲。
・最初から、マップが、滅茶苦茶広い。
・お陰で勿論、メインストーリーは遅々として進まず。
・いつでも呼び出せ、いつでも放置していける馬が大変便利。
・冬のノルウェーで海や川に飛び込む度に、「冷たい!」「死ぬ!」と文句を言われるけど、お宝の為に頑張れ。
・今作はHPの自動回復が無いので、落下ダメージなどを回復するのに、野生のイチゴを探したり動物を狩ったりしなくてはいけないのは、少々面倒。
・それもあってか、落下耐性は前作より高い印象。
・動物を狩って「さぐる」と皮を剥いだりする以外に体力が回復し、恐らくは「肉を調理している」という事なのでしょうが、ゲーム的には一瞬で処理される為、血まみれで鹿や熊の生肉を食らっているイメージ。
・ヴァイキングというか、ヴァンパイアというか……。
・今まで受けた最大のダメージは、トナカイのヘッドバット(HP半減)。
・グラフィックは非常に美しく、プレイヤーキャラクターの足跡が雪の上に残ったり、ブーツだけがしばらく雪にまみれて白かったり、実に細かい造り。
・ただ、画面の情報量が多すぎるのか、ややカメラ位置がキャラに近いのか、前作ではそんな事はなかったのですが、今作はちょっと酔う気がします。
・足下が基本的にずっと白いのが目に悪い気もするので、早くイングランドへ行きたい。
・雪上に残った足跡が人の通行を窺わせるヒントになっていたり、グラフィックの細かい表現がゲーム内でも活用されているのですが、グラフィックの精緻さにこだわりすぎて、“壊れる壁”などの区別がつきにくいのが、ゲーム的には難。
・徐々にパターンが掴めてくる部分もありそうですが、序盤から割と、宝箱などへ繋がる謎の仕掛けが(映像的な要素含めて)ややこしかったりするのは、今後へ向けてちょっと不安点(突破方法を探してぐるぐる回っている内に頭痛くなってきたりするので)。
・基本的には非常に面白くやっていますが「アサシン度の薄さ」と「プレイしていて酔う」のが、今のところの不満。アサシン度の上昇と、三半規管の慣れに期待。