東映特撮に踊らされる駄目人間の日々のよしなし。 はてなダイアリーのサービス終了にともない、引っ越してきました。
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遅くなりましたがレス

 本日レスのみとなります。案の定『ライブマン』最終回のカロリー消費が高く、『キラメイ』は溜めて来週になりそう感……。

夢をあたためてやりたい

◆gariさん
 >『Z』は、過去作を一度も完走した事がない(再放送を摘んだり、ここを含めた感想などを読んではいる)自分でも楽しめているので、
 >旧作要素はそこまで引っかかる程ではないかなと思います。
成る程。結局は、自分で見てみないとでありますが、何かタイミングがあればな、と思います。

◆鷹Deさん
 >最終回 あっけないと言えばあっけないですが、それが味を出してるというのがいいですね。
ど派手な大勝利! というよりも、苦みや切なさが漂うのが、最後まで今作らしさになりましたね。
 >割と序盤から登場していためぐみの説教、最終回まで鮮度を保ち続けたというのが素晴らしいとしか言えないです。
一歩間違えると、口にする内容が綺麗事として上滑りしてしまいそうなところを、説得力を持ってキャラから自然に出てくる言葉として貫けたのは、本当にお見事でしたね。
 >ライブマンはこういう、伏線とまでは言い難いがちょっとずつ繋がっている話が、伏線の周りを囲っている構図が素晴らしく、
 >映像的にはそこまで迫力があるわけではない最終回を支えているなと思いました。
曽田戦隊だと、『ダイナマン』なんかも、ハッキリした伏線ではないが、あるエピソードで出てきた情報を世界観に組み込んで後の話と繋げる事で物語に一貫性を持たせる、というのが巧く行っていて、切れ味のいい時の曽田さんのスキルなのかな、と思うところです。
 > 全体総括楽しみにしてます
ありがとうございます。また間を空けない内に、勢いで書ければ、と。

◆iwatakaoさん
 >特撮作品、とくにネット配信で過去作品を見る場合、最大の敵は「ダレて見るのが億劫になること」だと思うのですが、
 >ライブマンに関しては全くそれを感じさせず、毎週本当に楽しみに見ていた自分がいました。
敵味方の因縁がしっかりしていて、ボルト側の人間関係も小刻みに描写が積み重なっていくので、視聴意欲の高まる作品でしたよね。1話1話のアベレージも高かったですが、中盤手前に豪退場回を置いた事で、構成が凄く引き締まったのも大きかったなと。
 >前回、ギガブレインヴェーブ下の状況を見て真っ先に思い浮かんだ感情は「気持ち悪い」でした。
個人による私欲の支配を、地球規模で大胆に描いて、凶悪でしたね。
 >ビアス様の場合はそれすらなく、究極的にはチヤホヤされたいだけなんですよね。
最終的にビアス様が、時に誇大妄想的な、崇高な思想性とか皆無な悪役だったのは面白いところですが、あくまで「人間」として退場させる事へのこだわり、みたいなものがあったのかもですね。
 >ビアス様も実はケンプらと同じく、ただ誰かに認められたかっただけの人間だったことの裏返しではないのかな、とも思うのです。
ケンプらを導く師父として何らかのビジョンがあって手駒にしているのかと思いきや、本人もそんなの無かった、割と同じ味の狢でしかなかった、というのはかなり強烈な、ラスボス象でしたね……。
 >ビアス様もまた、天才だった故に理解し合える友人ができず、勉強漬けにされ、親の期待を一身に背負い、本当に望んだものは与えられず、自己承認欲求を燻らせた・・・というのは考えすぎでしょうか。
オブラー退場回が示すように今作が「環境が生み出す悪」を重視していた事を考えると、「ビアスと父」「ケンプ達にとっての父的存在としてのビアス」という作品における父性の存在は、色々と考えさせられるところですね。一方の勇介たちは、第2話において父的存在(星博士)を失っていますが、母性の負の面(豪母)と、正の面(めぐみ&コロン)も、トータルでかなり意識的に盛り込まれていたのでしょうね。
 >ここにビアス様のおぞましさと、本当はやり直したい、いっそのこと天才で無くても良いという本音が、物悲しさとして両立しているように感じられます。
ビアス様がもし、ケンプたちを違う方向に導いていたのなら……なんて事も、少し考えていますねー。それが出来なかったからこそ、ビアス様はある意味で自らを呪縛し続ける輪の中にしか居られなかったのでしょうね……。
 >それを生み出す学力競争へ警鐘を鳴らし、「全ての生命との繋がりを謳うライブマン」に対抗させた・・・。そんな作品だと思うのです。
ライブマンは、劇中における「悪」とは何か? をしっかり組み立てると共に、ではその「悪」と戦える「善」とは何か? をまた組み立てていたのが素晴らしかったですし、やはり物語のコアが強い作品でしたね。
 >昭和戦隊を見るのは初めてでしたが、戦隊シリーズとしてのみならず、これまで見てきた特撮作品の中でもお気に入りの一本となりました。
私も、非常に良い作品だったな、と思います。

◆ガチグリーンさん
 >『80』も80年代に作られたTVウルトラマンとして唯一無二の魅力がありますし特撮やアクションは本当に素晴らしいのですが…
特撮面の、シリーズとしての蓄積と、これがあって90年代以降に繋がっていくのだろうなーというのはホント、見応えありますよね。むしろ、話の方はなんでここまでグダグダなの?! という(笑)
 >『マックス』は3クールの中で脚本家は18名、監督11名と参加スタッフがシリーズ屈指の人数で内容もバラエティに富んでいますし
円谷系は脚本家は元々多い傾向がありますが、それはまた、人数使っていたのですねー。
 >『X』メイン監督と同じ田口監督がメインに加えシリーズ構成も担当し
田口監督、怪獣バトルエンタメの撮り手としては当代随一だと思うので、そこは気になっているところです。
 >『鎧武』がまさにこうした序盤から化けた作品だったのでとりあえず見続けてみます
準備体操が長くて……というのありますよねー。とりあえず、録画はキープしておき、いずれ……。
 >数年前にも全話視聴済でしたが、今回は管理人様の感想のおかげで新たな発見もありとても楽しめました
そう言っていただけると幸いです。念願の配信でしたが、非常に良い作品でした。
 >そしてその最終回の記憶といえば6人の活躍や巨大ロボ戦でもなく哀れなビアスの結末です
エピソードの焦点もどちらかというとそちらにあって、強烈な最期でしたね。最終盤、ドタバタ感も少なく、ボルト側の退場劇をきっちり描ききってくれたのも、良かったですねー。
 >ヒーロー勝利のカタルシスが吹き飛ぶような敵役の散りざま
悪はやはり、散りざまで完成するなぁ、なんて事も悪役好きとしては思います(笑)
 >幼児の私がリアルタイムで「ライブマン」を観ていて一番衝撃を受けた回は、純一が妊娠する第31話「ママ!寄生怪物の叫び」です
ああいう、もしかしたら何かの拍子に自分もなるかもしれない異常事(お腹が極端に膨れる)みたいなのは、結構、子供の恐怖心を呼び起こすのでしょうね……。

◆尚さん
 >ライブマン、すごい作品でしたね・・・。
どこかでふわっとしないかな、とか、適当にお茶を濁されないかな、とか危惧が色々あったのですが、いやぁ……最後まで、強烈に走り抜けましたね。
 >光線銃扱いのケンプを見たときは、さすがにもう心情を知ることは無理かなと思ったら、彼の感情をしっかり反撃のきっかけとしてくれてよかったです。
初回から因縁の仇敵だったので、ラストにもう一回、キャラとして出してくれたのは、凄く良かったですね。勇介たちの心情にとっても救いになりましたし。
 >初期メンバーは最初から演技が安定していたと思いますが、中でも森恵さんの演技はどんどん磨きがかかっていきましたよね。
 >だからこそ重要な台詞をどんどん担い、そして見事に期待に応えさらに磨きがかけられていったように見えました。
めぐみさんはホント、演技面で凄く、好循環になってましたよねー。真っ正面から他者を諭せる姿に、凄く説得力が生まれて本当に良いキャストでした。
 >生命がメインテーマに置かれたこの作品で、ブルーには「母なる海」のイメージも重ねることにしたのかと。
ああ成る程、そう見立てると、イメージの投影とキャラクターの構築もまた、好循環が生まれていた可能性はありそうですね。何かと海好きな長石監督にとって、そこが繋げやすかったのもありそうで。
 >しかし無理に繋いできて歪みきってしまったその生命に、ちゃんと最期を迎えさせることの意味も描いたのかなと。
一息ついて考えてみると、ビアスを「人間」として葬る事へのこだわりは、かなりあったのかもですね。完全ロボット組を除くと、退場者たちはそれぞれ皆、「人間」に還っていくのだな、と。
 >熟考の上でビアスの背景など削られたエピソードもあったのかも知れないなと想像しました。
過去の写真を出した辺りではちょっと考えていたものの、そこは広げない事にした、というのはありそうですね。
 >ライブマンが好きだという香村さんがルパパトの設定を考える際に意識した部分もあったのかなと。
これは香村さん好きそうだ……というのは、実に納得度が高かったです(笑)
 >同期生らしい友情で若者らしい明るい空気を描き、そして復讐に留まらない許しとやり直しの可能性とが早くに重ねられ
若干くどいぐらいに、前半にここを固めてライブマンとはどんなヒーローなのか、を描いたのは、今作にとって大きかったですね。それが最後まで凄く効いたのは、お見事でした。

◆ピンクまさん
 >足し引きを上手くすることで物語の筋を最初から最後までブレず一本で突き通したのが素晴らしい作品です。
非常に作品としての芯が通っていて、こうすれば『ライブマン』になる、というのがきっちり構築されていると同時に、それを成立させる為の取捨選択が、はまった作品でしたねー。本当に面白かったです。
 >井上さんが意外と足を引っ張っている形でしたが、この経験がジェットマンに繋がってることを私は確信しています。
如何にも合いそうな設定の割にはあまり振るいませんでしたが、前作や今作の経験はホント『ジェットマン』に繋がっていったのでしょうね。
 >誰でも救えると思ってると揺さぶりをかけたら、逆にやり直せると思ってるからそんな発言をするんだという返しは鳥肌ものでした。
思っているから口にするんだ、というのは非常にリアルでもありますし、その一突きが、悪とヒーローと、双方の心情を最終回にしてより深く掘り下げて、あそこは本当にお見事でしたね。
 >演じ切った森さんも素晴らしい仕事ぶりで、戦隊でもトップクラスのヒロインだと思います。
岬めぐみを見る事ができたのは、個人的に今作を見て凄く良かった事の一つになりました。あと勿論、コロンさんもですが(笑)
 >あと個人的には西村さんのイェロウラァイオン!!!も大好きです(笑)
二枚目半の好青年がはまっていて、良かったですね。改めて、『ゴーカイ』でのジャンプパンチはいいもの見せてもらったなと。
 >「僕にとって悪役を作ることは楽な作業なんです。ここで苦労した記憶はありません。むしろ楽しいくらいでしたね。」
 >と自信を持って仰っているので、どう書いても悪役主体の物語になってしまうようですが(笑)
全体としては少し物足りない出来に終わった作品でも、悪役の印象が強いのは曽田戦隊の大きな魅力でありますが、ご本人もそこは、自覚のある武器だったんですね(笑)
 >本作は悪役と主人公をしっかり繋ぐことで、どちらにも密なドラマを埋め込むことに成功しており
キャストの力も強かったですが、初期設計が巧かったですし、テーマを貫く事で、それがきちっと活かされたという点でも、単純に良かったですね。
 >だから最後の最後、「ビアス様をお祝いする花火です!」「ビバ!ビアス!」はガッシュのキャラクター性を引き出しただけでなく、
 >作品の真の主人公に向けた餞の言葉として名台詞だと思います。
ああ成る程、ビアスこそ真の主人公であった、というのはラストの見立てとして面白いですね。ビバ! ビアス
 >答えは出さず、何を伝えたいのか視聴者に考える余地を与えていることも曽田さんらしくて好きです。
今作は特に、受験戦争の問題を始め、現実との隣接度が高めの物語でありましたが、そこで現実に近い刺激に引きずられすぎる事なく、あくまでヒーローフィクションとしての寓話に対するバランス感覚も、さすがでしたね。
 >今回レビューしていただいたことで見方が変わった部分もあり、様々な発見をしながら楽しく再視聴させていただきました。
 >改めて、本作が好きになれましたし、本当に感謝しています。ありがとうございました!
そう言っていただけると幸いです。こちらこそ、お付き合いありがとうございました。

◆ヘイスタックさん
 >ズノールームに掲げられていた写真が学生時代のものであり、子供に戻ってまでやる事が「もっと勉強して、もう一度ビアスになる」
少年になった直後に宣言するのがあれで衝撃的でしたが、点数で評価される学生時代こそがビアスにとっての「栄光の象徴」だとすると、虚無感がまた増しますね……。
 >ラストのガッシュも文字通り「戦い以外目に映っていない」状態
ああ成る程、デザインからそう捉えると、これまでのガッシュの行動にも非常に強烈な一貫性が生じて、いやぁ……巧いですね。
 >黒幕たるビアス(&ガッシュ)すらもまた環境の犠牲者に過ぎない、と本作はひたすらこの辺の描写が一貫していますね。
最終的にビアスを、人外の怪物や超越的存在とせずに、「人間の邪悪」に留めたのは、テーマの一貫性として非常に効きましたね。
 >『ライブマン』における「ボルトを生み出す悪」とは現実世界の歪みその物であり、ライブマンが直接悪の首領を打ち倒してめでたし、というような終わり方でなかったのは必然だったのかもしれません。
今作の場合、根源的な悪の元凶はあくまで背景にとどまって、それを体現した悪を倒すところまで、というのは、シリーズを積み重ねてきたから出来た事だったのでしょうが、その上で、どうやって明日へ向かっていくのか、と希望をもって描かれるのが「青春」要素も暴発せずに美しい着地でしたね。
 >終章のコロンは完全に「ライブマンの6人目」扱いされていて、後の戦隊だったら追加戦士が担っていそうなポジションでしたね(笑)
カメラから外されても良さそうな場面で、しっかり6人目として同じフレームに入っていて、ラストも6人分に台詞が分けられていたりで、大変嬉しかったです(笑)
 >『ライブマン』完走という事で、これでネタバレの心配無く『ガオレンジャーVSスーパー戦隊』が視聴できるようになりましたね。
おお、そういう作品があったのですね。機会があったら見てみたいリストに入れておきます。