東映特撮に踊らされる駄目人間の日々のよしなし。 はてなダイアリーのサービス終了にともない、引っ越してきました。
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10/12付けレス

 本日は『ゴーカイジャー』感想を書きました。

宇宙最大のアレ

◆島縞さん
 >冷静に考えると喪ったものは戦隊でもかなり多いと思いますが爽やかなエンドでした。
まさに、「過去と未来を繋ぐ」のが体現されて、スッキリした最終回がホント良かったですね。
 >最終回前は色々ばたついている印象でしたが、ラスボスではなく七本槍に尺があったのは個人的に嬉しいです。
ちょっと要素を残しすぎた感じですが、その中で最終回、七本槍を押し出してくれたのは良かったですよねー。あそこは大変盛り上がりました。
 >忍者の陰の者を踏まえつつ陽性の作品で差別化した作品で面白かったです(自分も食わず嫌いしていた一人ですが)
初期に、『ハリケン』世界における「忍者とは」を固めたのは、作品の土台として大きかったですね。そこがしっかりしていたので、鷹介たちの使命感が呑み込みやすくて色々と見やすくなったなと。

◆橘まことさん
 >バスコは「最後まで自分だけの夢を持てなかったマーベラス」だったのかなあと。
そう捉えてみると、「捨てる」「捨てる」と口にする一方で、自分が「何を得る」のかをわからないから、既に得ているものに気付かないで持っているものは端から捨ててしまう、みたいな部分があったのかもですね。
 >荒川さんのインタビューによると、この49話まで正体を考えてなかったそうなのですが(試行錯誤はしていたでしょうが)
東映特撮あるある過ぎますね!(笑)
 >ちなみに荒川さんは、井上敏樹さんに「正体が地球人の愛とかだったら軽蔑するからな!」と釘を刺されたとのことです(笑
宝そのものではなく……と一種のスライドしたような話運びになりましたが、井上敏樹は許してくれたのでしょうか……(笑)
 >ヌシカン役に佐戸井けん太さんを起用したのにメッセンジャーで終わってしまうなど、ちょっと組み立ての粗さが、個人的にもったいなかったです。
オラディンを出すとどうしても、オラディンが場を食う前提になるのは、今後も良し悪しになりそうですね。
 >もしかして1:40で「イ・シ」なんでしょうか。
……こ、今作のノリだと、凄く、ありそうですね(笑)
 >そういえば『ハートを磨くっきゃない』の歌詞は、妙に一鍬に馴染みますね(笑
「恋の始まりとは知らずに落ちていた」(笑) もう1話、ねじ込む余地が無かったのが惜しまれますね。
 >最終話の卒業試験は本当に爽やかで、紆余曲折ありましたが「終わり良ければ~」の言葉通り、今でも良い作品だったなと。
始まりと終わりを繋げつつ、しっかり前進していて、期待を越えて気持ち良い一作でした。
 >池田さんが他作品のインタビューで「シャアっぽく演じてくれと頼まれるのがちょっと…」と語られているのを読んで、また「ああ~」と。
スタッフの年代によって、池田さんを起用する時点で、その誘惑に勝てるかどうかが出てしまうところがあるのでしょうが、やはり役者さんとしてはあまり、嬉しいものではないのでしょうね……(当たり役の存在がある、という事とは別に)。
 >シュリケンジャーの原点って「ニッポンといえばニンジャ、ゲイシャ!」という「間違った日本かぶれのアメリカ人」
シュリケンジャーのキメラ感と後のスターニンジャーに通じるものは感じていたのですが、そのコンセプトがスタッフ感では共有されていたと考えると、色々と筋が通りますね……視聴者には凄く伝わりにくかったですが(笑)

コジコジハルさん
 >「まさか宇宙最大のお宝がヒーローの絆とかしょーもないものだったら軽蔑するぞ」
嫌なプレッシャーをかけてくる先輩ですね……(笑) この種明かしで満足してくれたのか、ちょっと気になります(笑)
 >急遽ちゃんと形あるお宝に変更したという話があるそうです。
「宝そのもの」と「心」の問題を分けて扱ったのは、結果的にテーマ性も深まって良かったですね。お宝ゲット! の瞬間のマベちゃんの笑顔も単純に良かったですし。
 >ものすごい効果のある者にはリスクがあるってことで自分でもどうしようか悩んでしまう選択だなと思いました。
この辺りきちっと抑えてきてくれるのが、今作の手堅いところですよねー。
 >あとナビィが扉になったことでこれが本当のナビゲート(ナビィのゲート)となったのだということを後で気づきました。
ああ! そういう(笑)

◆つるさん
 >まさかギルバスの最期がここまで盛り上がり、ブッチーの最期がここまで意味を持つとは…!
道中の持て余し感のまま、なんか適当に退場していくのかと思ったら、しっかりドラマに組み込んできて、今作はこの辺り、ホント凄いですね。
 >同時に宇宙人が持ち込んだ種子はやっぱりボルトの侵略兵器では、という疑惑がどうしても頭をよぎりますが(笑)
あれは本当に、育てていいものだったのか……(笑)
 >ボルトは外宇宙にまで侵略の手を広げられていない(ビアスの最終目的を考えると、その必要自体がない?)
 >など想像できるのはやはり手堅く、今作の抜かりないところですね
ビアス様の目的がじわじわと見えてきた事により、悪の組織の連敗による格落ち要素を回避しているのも見事なところで、この時代に戦隊作劇に詰め込まれたエッセンスの数々は、今見ると改めて凄いですね。

◆NKさん
 >まさに「夢の実現のために大いなる犠牲を必要とする」ものであったというのは何とも皮肉でありますよねえ
バスコは嬉々として使いそうですよね……ここを即座に海賊戦隊への課題として突きつけてきたのは、成る程の展開でした。