本日は『ハリケンジャー』感想を書きました。
弾着!
◆匿名さん
>これは「伝説の勇者」にちなんで、伝説の力を受け継いだ戦隊が選ばれた、ということらしいです。
ああ成る程! 「銀河を貫く伝説の勇者」でしたか。言われてみると、大変ストレートな。
◆Beniさん
>全裸ケンプと学ラン剣史&セーラーめぐみのインパクトで、視聴者がほとんど忘れかけていたところに突きつけられる350。
>こんな、お手本のような劇的な伏線回収、なかなかお目にかかれない気がします。
目の前の事象で意識を逸らしておいて、ここぞの場面で死角からぐさっと刺す! というのが本当に鮮やかでしたね。「350」が簡潔で覚えやすいので、あの瞬間、劇中の人物たちよりも一瞬早く、視聴者がそれに気付いて愕然とする、というのも実にお見事でした。
>広瀬さんの豹変ぶりも素晴らしかったです。これはもう、粘り強く説得してでも脱がせて正解ですよ長石監督!
ケンプが生まれたままの姿に戻る、事に視線誘導と物語上の意味をダブルで持たせ、脚本の巧妙さもさる事ながら、長石さんもやはり凄い監督ですね。
>もはや引き返せないくらい改造が進んでしまったマゼンダが恐ろしく、しかし愛の遺伝子回を思い出すとそこはかとなく悲しさもあり。
人間性の部分を見せておくことで、「人間を捨てていく」事の印象がより強くなり、全体構成の歯車も巧く噛み合っていますね。
>やはり巨大戦後のミサイルには度肝を抜かれました。マゼンダの脅威を印象づけるため、あえて定型を外してくる巧みさに脱帽です。
恐獣ケンプ誕生をじっくり描いた分、下手に見せるとマゼンダの格が落ちかねない流れで、まだまだ天才の力はこんなものじゃない! と脅威を維持してきたのは、見事でしたねー。
◆ヘイスタックさん
>ここ最近の藤井回で「ケンプも実は昔は良い奴だった」となりかけていたので、メインライターにより軌道修正が入ったとも取れますね。
わかりやすいけれど、やりすぎると安直になる危険性はあったので、ちょっと違うな……というのは確かにあったのかもですね。今回の16歳のいい性格には、強烈な納得感が(笑)
>剣史の不幸は先にめぐみのような人間に出会えずビアスのような人間に出会ってしまった事であり
この、どこかでやり直せたかもしれないけれど、もうその時間は通り過ぎてしまったんだ……というのは今作で繰り返し持ち込まれているテーゼで、全体を切なく統一していますね。
>少し前から勇介回=アクション回みたいな扱いですが、以前のガッシュ回よりよっぽどターミネーターっぽかった気がします。
映像的に再チャレンジ感もありましたが、頭脳獣にも存在感があり、追走劇の面白さが出て良かったですね。
>当初から爆発がやたらと役者に近い『ライブマン』でしたが、遂に役者を直接爆破する所まで行くとは……!
ストーリーもシリアスですが、爆発にやたらストロングスタイルですよね今作(笑)
>ライブロボの新必殺技は「ストロングクラッシュダウン」になります。
ありがとうございます。技名としては、前の方が必殺技感が強いですね……(笑)
◆五月サツキさん
>ハリケンジャー(疾風流)とゴウライジャー(迅雷流)の歩み寄りが良かっただけに
今作の長短で、こちらがじっくり描いて納得させてきただけに、御前・緑周りのざっくり感が悪目立ちしてますよねー。シュリケンジャーはどうにも難しいキャラになってしまったな、と。
>もしかしてハリケン、ゴウライ、シュリケンジャーと6人全員とそこそこの信頼度になってるのって、おぼろさんでは……?
おぼろさんの、みんなを支えるお母さん、げふんげふん、お姉さんポジションは、地球忍者の扇の要ですよね(学生寮の管理人、みたいな)。館長の株価が下がり気味な分が、全部おぼろさんのポイントに吸収されているところはありますが(笑)
>今回退場のサーガイン、発明が出来る頭脳派でありながら剣を主体とした高い戦闘力を持つという実力者である事に加えて、
>仲間思いで且つ仲間からの信頼も厚く、忠誠心もあり、とても魅力的な敵キャラでした。
スキル的には盛りすぎ感もありつつ、なんだかんだ気遣い屋なのが、サーガインはおいしかったですよね。ジャカンジャ幹部陣は、スタート時点より徐々にマイルドな関係性になっていった感じはありますが、その中心軸になるキャラだったなと。最後まで格好良かったです。
>七本槍は前半で退場したチュウズーボ含めて実力者揃いで、ないようである仲間意識も相まって、ジャカンジャってかなり強い組織ですよね。
目的が違うので、搦め手や遊びに走りがちですが、一直線に地球征服を目指していたら、かなりいい線行った感じありますよね。
>タウ様はちょっと分からないですけど、サンダールがサーガインにトドメを刺したことには気づいていたのか、牽制してましたし。
あそこは演出でムカデ様の奥行きを出していて、良かったですね。普段、本当にちゃんと考えて行動しているのか、微妙に信用できないボスキャラなだけに……(笑)
>……勇気はフェニックスは強烈でしたよね(笑)。
使われ方とイントロが凄く格好良かっただけに、忘れられません(笑)
>トリ、序盤からちょくちょく活躍していて、マベとの関係性といい単なるマスコットじゃないんですよね。
要所要所でいい仕事をしつつ、ちゃんと愛嬌を付けているので、都合の良すぎるマジックアイテムになっていないのが、いいですよね。
>ハカセなら考えがあると思っている感じなのがいいですよね。それに対してハカセは「無い!」と堂々と断言して(笑)。
男性キャラの描写はマベジョーの関係が中心ですが、マベハカセの、お互いにないものを持っている同志、というのも、いいコンビですよね。
>「良い子にはクリスマスプレゼントをあげなきゃね」というセリフが凄く好きです。
劇場版との関係もあってか大葉健二さんのスポット参戦を、まさにレジェンドが概念的なヒーロー像を見せる、というのが素敵でしたね。