本日は『ゴーカイジャー』感想を書きました。
レスの前に、ゆえあって目立つところにライブマンの話。
ライブマンの話
◆橘まことさん
詳細な説明、ありがとうございます。折角なので以下、コメントをそのまま持ってきさせていただきました。
橘まことKentさん
初めまして。
私の書き込みの大元は、2005~06年頃の『ラジカル!!』という番組での嶋さんの発言だったと記憶しています。
この頃の嶋さんはバラエティでの露出が増え、かつ別番組で様々な戦隊俳優と組むことがあり「最近の戦隊俳優は大人しくて礼儀正しい。僕らの頃は共演者はもちろん監督ともバチバチやっていた」的な武勇伝を(この番組に限らず)何度か話されていました。また、増員時については『東映ヒーローMAX』という本にて嶋さんが「複雑な心境だった」「初期の3人でこっそり話していた」「3人でいけるところまでいきたかった」と話されているほか、新堀さんが「追加の二人が目立たなくてかわいそうだった」という話をされています。
(他にも言及している本があったはずですが、ちょっと思い出せず……すみません)ただ、不仲である、という話については、私の知る限り明確な出典はないと思います(私の書き込みは「メンバー増員の難しさ」についてだったのですが、不仲の印象が強かったのなら申し訳ないです)。
むしろ、雑誌等のインタビューで嶋さんが(私の知る限り)山口さん・河本さんについて触れたことは一切なく、それが逆に「嶋さんが山口さん、河本さんを嫌っていた」という話に変わっていったのかもしれません。
また一時期「ライブマンがなかなかメディア化されないのは、嶋さんの事務所が拒否しているから」といった噂があり、それに尾ひれがついた可能性もあると思います。
(嶋さんと西村さんの仲が悪かった、という噂も聞いた覚えがあります)ですので不仲説については、可能性は否定できないが、確たるソースはないと捉えて問題ないかと思います。
以上、長文にて申し訳ありませんが、参考になりましたら幸いです。
気になるアイツとパルクール
◆てひろぐさん
>この柿原さんをただの障害物として描かなかった事が全体のテンポや充瑠の掘り下げばかりにならなかった原因の一つかもしれませんね。
柿原さんをセミレギュラー候補として描いてくれたのは、まだまだ話数がある事を考えると、良かったですね。
>柿原さん視点での少女漫画成分が多めで、戦闘でのスローモーションの多様もその文脈だったのかなと。
ああ、ルートに入ってイベントを進めている内に、どういうわけかバトルに巻き込まれる事になる、というのは成る程(笑)
>ただマジレンの山崎さんの現実味のない理想の女子高生とは違う、ある程度厚みを持った柿原さんの描き方はこの時代らしいかなと。
現金だったり裏表があったりとしつつ、でもそんな柿原さんなりの可愛さがあるよね、と描こうとしていたのは、下さんが個性を押し出して、荒川さんとはまた違うアプローチで面白かったですね。
>その代わり充瑠が体臭も性欲もなさそうなちょっと変わっているけど理想の男の子道を邁進しているのが気になります。
これで腑に落ちたのですが、今回、従来作の文法でいうと充瑠の方が半ばゲストヒロインの扱いなんですね(笑) それ故に、掘り下げているけど微妙に届いていない感覚が付きまとったのかなと納得しました。
◆五月サツキさん
>自我に芽生えたヒューマギアが自らの意思で暴動を起こす可能性を考えると、リスクが高すぎてこんなのいらないとしか思えません。
本来、積極的に描く必要があった「人類が自我に芽生えたヒューマギアを受け入れる理由」がさして描けず、結局「アルトの主張」にしかなっていないので、より良い未来に向けた説得力が弱すぎますよね……。
>特定の職・作業の為に雇ったヒューマギアに、仕事に納得いかないと出ていかれたり、暴走されたらたまったもんじゃないです。
3クール目最大の困惑要因だったこの部分に、結局なんら解を出さないまま先へ進めてしまって、次の段階ではもう「不満を抱いて反抗」まで進んでしまっているので、何をどう受け入れればいいのかという(笑)
>「道具じゃない」なら、ヒューマギアって何なんでしょう。
「道具は心を持っても道具」なのか「道具が心を持ったら道具じゃない」のか、下手すると誰も決めないまま進んでいるとしか思えないんですよね今作……。
>ヒューマギアの暴動について「自動運転の車が事故を起こしたら責任はどこにいくのか」と例えていて、なるほどなあと思いました。
当初は、(対応の甘さやセキュリティ面はともかく)「自動車をテロに使う奴が悪い!」で一定の説得力がありましたが、その内「この自動車にはブレーキに致命的な欠陥がありますが、優しく接していれば事故は起こりません。事故ったら利用者の責任です」とか言い出したので、決定的におかしくなってしまったんですよね……。
>ところどころ首を傾げたくなる展開が見られますが、こういったちょっとした描写に好みなものが多くて嬉しいです。
『ハリケン』、メインキャラとか素材はかなりいい感じで、それが活きる場面は結構面白いのですが、そこかしこで生煮えなのがちょっと勿体ないですね。
>トライコンドルはどうも夏映画でゲストキャラが所持していたカラクリボールとして先行登場していたようです。
成る程、劇場版との接続ネタでしたか。
>フラビージョとウェンディーヌについてはゴウライジャーへの態度から考えると、強い奴にはとりあえず乗っかるタイプなのかなと思います。
そしてイケメンに弱い……(笑)
>正体が謎で現れては去っていくのが子供心に格好良く映っていたのだと思いますが
こういった印象部分の機能性や、三味線武装などを考えると、シュリケンジャーは元々は渡り鳥系ヒーローを想定していたのかもですね……そこに色々と盛っている内にコアが行方不明になってしまったのは、完全に後のキンジ(『ニンニンジャー』)に継承されているな、とも。
>OP歌詞の「みっつのこころを合わせたら 信じた未来に頑張ろう」がハリケン3人だけでなく流派の方にもかかっているところとかは好きなんですけど
言われてみれば、成る程。タイミング的な難しさもありますが、ハリケンとゴウライの関係性に時間かけた分、シュリケンはなんとなく成り行きなのは、どうも悪目立ちしていますね。……悪い奴ではないのはわかるんですが。
>おぼろさんも不信感を露わにしていて館長の株まで下がっているのがなんとも。
シュリケンジャーと御前様の株はまだともかく、館長に流れ弾が飛んでいるのは辛いところですよねー。元来、悪ガキ達を厳しくも暖かく見守る疑似父ポジションなので、一歩間違えると行動が霞父と似たり寄ったりになってしまいますし。
◆もりみやさん
>以前、バスク・シロッコをネタにされていたので、今度はクワトロまでやって来た! というのは、ぜひ本編で味わって頂きたかったですね……。
これは私も、本編の方で騒ぎたかったです(笑)
>シュリケンジャー変装体としての戦隊OBゲスト出演は、今見ると微妙なんですが、当時は結構話題になってた印象があります。
キャラ設定とサービスの繋げ方としては面白かったと思うのですが、話として面白いか? 起用した役者さんの魅力を出せているか? というと疑問符なのがちょっと勿体ないですよね。
>前年の『仮面ライダーアギト』の映画でも、藤岡弘、氏が、本郷猛以外の役でゲスト出演するのを売りの一つにしていましたし、
>この頃はまだそういう時代だったんでしょうね。
そういえば、そんな事もありましねー。『クウガ』→『ガオ』で、注目度が上がってきた時期ゆえに、色々と東映サイドも積極的に仕掛けたかった、仕掛けやすかった、という時代性もあったのかもですね。