本日は『８０』感想を書きました。
ああ夏休み
◆橘まことさん
＞急遽の増員ゆえ、追加の2名はなかなか現場に馴染めず「なぜ最初から参加させてもらえなかったのか」と、
＞一方初期の3名は「なぜメンバーを増やすんだ（この3人では不服なのか）」という思いがあったそうで、色々と大変だったそうです。
ドラマ的には盛り上がりましたが、やはり参加の遅さもあって、スムーズでない部分はあったのですね。
＞まあ、撮影参加の洗礼があのナパームで、初期メンは自らスタントなしアクションをこなす状態ならば、無理ない気もします（笑
なんなのでしょうね、あの、圧倒的容赦の無さ……（笑）
＞なんというか、夏休みの宿題を8/31になってから片付けようとしている感がありありと伝わってきますね。
夏休みの急遽短縮で割り引く面はあるにしても、いやもうそのドリル、ずっと机の上にあったよね？！ という（笑）
＞最近は「人類とヒューマギア」という設定をどのスケールで描くのか、最初の見積もりがあやふやすぎたのかなあと思うところです。
弾力性を持たせるのは毎度の事とはいえ、本当にここ、見切り発車だったぽいですよね……。
＞ここは完全に憶測ですが、当初の予定としては是之助が行う予定だったものを、尺の都合だったり感染予防の観点だったりで断念して変更したように感じました。
ああ、ここで満を持しての是之助！ というのは多少の無理もねじ伏せられますし、確かにありそうですね。
＞これ、実際に鷹介が怪我をしたことによる変更だったのですが、まさに怪我の功名で、結果的にいつもと違う新鮮さがありましたね。
そういう事情だったのですか。青黄と紅蒼の方にもちゃんと感情面の繋がりがあるのが描けて、これは良かったですね。
◆中吉さん
＞どうにも今作はシュリケンジャー登場あたりから「え、ここでそういう話…？」となることが多く、構成のまとまりの悪さが大分目立ってますね…。
そうなんですよね……痒いところに手が届く、の全く逆で、いや今そこは痒くないんですが……みたいなところを掻きにいく感じで。
＞キャラは一部を除けばみんなそこそこ魅力がありますし、各エピソードも要所要所で良いシーンを挟んでくれるので
人数が多いなりに、ジャカンジャ側もそれぞれ魅力的に描こうという意識が巧く転がっていますし、ハリケンジャーのヒーロー性はしっかりしていて気持ちが良いのですが、全体の流れがみょーに不安定ですよね。『ガオ』以降の路線の模索期、というのはあったのでしょうが……。
◆あきさん
＞意外に好評だったのかそれとも衣装さんのこれを着せたいという信念なのか(汗)
こんなズボン、確かに滅多に着せられるものではないのはまあわかるのですが……（笑）
＞一見分別の塊に見えるオラディン王だと危うく胡散臭く見えて、疑問視したくなってしまうもんなんだよな～と意外に感じたりしました。
「国家を背負っている」人だと、色々と考えてしまいますよね……この辺り、相反する要素をオラディンに持たせているのは、かなり意図的なのかもですね。
＞奥さんは？→ベアールでいいじゃん→ゴーオンだからま、いっか、みたいな経緯で決まったようです(笑)。
突然知らない女が出てくるよりは、これで良かったとは思うのですが（笑）
＞ライブマン回での揺り戻しを経てのこのカットは一層印象的で良かったです。
こういうシーンが、あれこれカットされたりされなかったりなのでしょうが、細かいシーンながら、物語全体の“流れ”が出来て、残してくれてとても良かったですね。
＞香村さんは、これがゴーオンジャーのテーマであることを踏まえた上でゴーカイジャーの仲間のありようと接続させ、
＞更には最終的に地球を救うワンステップになればいいとの思いがあったようです。
先に拡張可能な気配りも含めて、この辺りの目の付け所と抑え方が、ホント巧いですよね……後にメインライターも見事にやってみせたのに、凄く納得の仕事ぶりです。
＞反面、香村さんがメイン脚本の作品の弱点の1つは香村さんをサブに使えないことかもと(笑)。
不思議なほど、小林靖子さんと同じパターンになってしまいましたよね……（笑）
