東映特撮に踊らされる駄目人間の日々のよしなし。 はてなダイアリーのサービス終了にともない、引っ越してきました。
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更新とレス

 〔『電撃戦隊チェンジマン』感想まとめ6〕
 リゲルオーラを巡ってゴズマ遠征軍に波乱が巻き起こり、風雲急を告げる第31~36話! チェンジマン最大の危機に、アースフォースは再び姿を見せるのか?!
 本日は『ハリケンジャー』感想を書きました。

アイとアク

◆chi-chanさん
 >ちょっと酷い話になりますけど、それを気づける主人公なら今或人は一人だけで打倒滅目指していないですよね…。
この部分、そういった“気付き”に至る為に物語があるのでは、というのが私の見方なので、『ゼロワン』は相性が悪かったな……と思うところです。
 >そりゃ「復讐心」が「全世界への破滅願望」にまで昇華されたら完成度は上がったでしょうが
まあこれは完全に、私の好みですね(笑)
 >矛盾しているがゆえに帰って人を振り回し、しかし他の人間陣が説得を試みたのはかつての彼が「未熟でも夢を求めるいい奴」だったからという
完全な悪になりきれず、人間として矛盾を抱えたまましかしそれでも復讐せずにはいられない、事の魅力、というのはなんとなくわかります。そしてそれに周囲の人間が振り回されるという点では、主人公としての機能を遂に発揮しているといえるのが、厄介なところで。
 >現状「或人VS滅」に進みつつある物語の中、どちらが勝っても勝者が幸せになれる気配がしません…。
「負けを選ぶ事で世界を救う」(そして真実を知る一部の者達の中で“英雄”として昇華される)ビターエンド、みたいのはありそうかな、なんて事は思っております。
 >本作は「或人がラーニングしていく物語」だったのかもなと。
生け花対決の頃あたりに、「人がヒューマギアから学べること」みたいなテーマを出していた覚えがあるので、そういう意図は恐らくあったのでしょうね。
 >しかしイズとの関係に依存し過ぎて「人との繋がり」について学びそこねたせいで「絶望」を「怒り」と「殺意」に転化させてしまうという…。
偏ったラーニング、良くない、と(笑) さすがにあれは、意図的な(作品として自虐的な)皮肉ではあったろうな、と。
 >そう見ると最終回なり劇場版なりで「それでも夢を諦めない強さ」や「過ちを喰いそれでも生きていく事」、そして今度こそ「真の意味での絆」を覚えればいいのかなと。
過ちを過ちと認めた上で、その先へ進んでいく形で綺麗にまとめた作品はありますし、巧く着地してくれるといいですね。懸念は今作が基本的に、そういう部分と向き合わずに来た事ですが……。
 >このままだと色々な意味で水不足になって死ぬ未来しかないんですよ(アークワンキーは変身者への負担を消さないので)。
「水」になりうる要素は幾つかありますが、どれもこれも、説得力が足りるようには見えないのがまた、不安なところですね……。