東映特撮に踊らされる駄目人間の日々のよしなし。 はてなダイアリーのサービス終了にともない、引っ越してきました。
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7/28付けレス

 本日はレスのみとなります。

『ゼロワン』ダメージ

◆インザファイトさん
 >フラグシップ
吉田さんも、フラグシップの方でしたか。参加こそ初めてなものの、東映ヒーロー作品のオーソリティー達から薫陶は受けていたのですね。
 >そこで吉田伸さんと並んで活躍しているのが、同じくフラグシップに所属していた鈴木康之さん。
その後の仕事ぶりは見た事がないのでなんともですが、やはり書き続けられるというのは、大きな力ですよね。
 >一方でアイドル回はまぁこの人が書かなかったら誰が書くんだろうな、という感じで安心と信頼の荒川さんでした。
時折、これで巧くなかったら色々どうなんだ……と思うのですが、巧いのでぐぅの音も出ないという(笑) 如何にキャラの魅力を引き出すのか、と物語のアイデア&面白さと繋げるのかが、ホント巧いですね。

コジコジハルさん
 >劇中でのザイア社長の行動は現実でもよくみる父親の教育により他の人間もこうあるべきだという強制している人間の行動と全く同じなのだと気づきました
家庭環境に問題があった……というのはステレオタイプではあるので、そこをアルト父子と対比してお互いに掘り下げるなどすれば、『ゼロワン』ならでは、になって唐突感も薄らいだと思うのですが、そういった仕掛けの無さが残念なところでした。
 >ちなみに天津一京を演じたのはウルトラマンネクサスで石堀隊員を演じた加藤厚成さんです。
あ、いっしーでしたか。毎度の事ながら全然気付かず(笑)
 >ネット上では武部P、高橋P、新規の誰かの予想が多かったですが管理人さんは誰が担当になってほしいですか?
間近に発表が迫っているのですね。その方面はあまり詳しくないのですが、今年は戦隊に塚田Pが入っているので、宇都宮Pのライダー再登板があれば、個人的には嬉しいですが。

◆igomasさん
 >既に建物が倒壊し、基盤が破壊されたゼロワンが、ついに地球ごと爆破されたレベルのやらかしをした第38話。色々と酷かった……
感想の為のメモを取った後、自分で書いたそれを見て、どこから手をつけていいのかちょっと呆然としました(笑)
 >要は「それでも俺たちがA.I.M.S.だって言い聞かせて(器物損壊・殺人未遂などの犯罪行為をやって)これたのは、
 >あなたが居たからです!」に他ならず、それでいいのかという思いはありますね。
どう好意的に解釈しても、信頼とか誇りの描き方が明後日ですよね……しかも、信じていた隊長(唯阿)は、思いっきり天津に洗脳されていて信じてはいけない状態だったので、その絆、あらゆる意味で駄目な絆では……? という(笑)
 >あくまで犯罪に手を染めているのは天津自身でありますから、ここで責任転嫁を行うのはお門違い。
「父親」というのもアルトや滅など、今作の割と重要なワードなのに全く絡めず、ただポッと出の設定になりましたね……。
 >悪の元凶を移しに移し、移しまくって劇場版に続くとかにならないことを願います(笑)
……ありそうで怖いですね(笑) まあ、劇場版スケールだとアルト祖父を出せるかもしれないので、そうすると当初から唱えている前社長全ての黒幕説が実現するかもでちょっとドキドキはしますが(笑)
 >ついに自分でZ、マックス感想記事を書き始めてしまいましたw ウルトラマン畑ならではの考察などもしているので、よければ是非
両作とも未見なのでコメントなどは出来ませんが、覗かせていただきました。『マックス』はちょっと見たかったですね……。

◆あきさん
 >今回は元々のキャラと演技力のおかげで入れ替わった方がいつもより(一見)男々しく格好良く、女々しく可愛い、という異常な組み合わせですね(笑)。
役者陣の力もあって、この組み合わせの妙も面白かったですし、そこからの一ひねりがホント鮮やかでした。
 >中澤監督はマジレンジャーの入れ替わり回の経験から
台詞を引用しておいて見落としていましたが、あの回も中澤監督でしたか。その経験が活きた部分もあったのですね。
 >当初はルカがスイカにされてハカセがスイカ割りを阻止しようとする話がハリケン回のビッ栗と被るので没になった結果だそうで、
 >つくづく各方面一番いい形に落ち着いて良かったなと(笑)
……それは……没で……良かったですかね……(笑) そして、意識的に、浦沢先生に寄せたのでしょうか、そのアイデアは(笑)
 >Hイエローのスカートまくりはスカートでのがに股歩きがやりづらそうだったので中澤監督が「まくっちゃいましょうか」と(笑)。
ルカはハカセの肉体に物凄い勢いで順応していましたが(そこもらしい所で)、普段と違う服装のやりづらさが補強もされて面白かったですねー。そして改めて、普段の蜂須賀さんの凄まじさ。
 >中澤監督曰く、井上さんの脚本はあまりゴーカイジャーに触れていなかったのでジョーのマベへの視線など現場で足してゴーカイジャーの話に近づけたとのことです。
あの辺りは、物語全体の流れと合わせた、演出ベースの肉付けだったのですね。
 >VSギャバンは製作発表された時に狂気の沙汰とかネタだろとかトンデモ企画としか思われていなかったので
00年代はシリーズから離れていたので、個人的に中澤監督に注目するきっかけとなった一作ですが、本編でもうちょっと、と思うところは確かにあるものの、メイン監督を投入した甲斐がありましたよね。
 >「凱を書くよ」と言われて、却って大変なことになったと思ったそうです。
いくら井上敏樹が出てくるにしても、一歩間違えると、色々と台無しで非難囂々になりますものね……。
 >姿が見えたら見えたで名前は被るわ大嫌いな「男」が熱狂的にまとわりついてくるわで、凱にとっては災難に近い状態になったでしょうし
……帰りそうですね、空に。
 >(名前を誰がどうやって決めたのかはわかりませんが、まさか出したりしないですよね?という荒川さんの予防線とか邪推しすぎたり・笑)。
ネーミングの裁量は作品によりけりみたいですが、荒川さんが『ジェットマン』に触れないかわりに個人的に思い入れを込めていたネーミングだとして、そこに「俺が書くからいいんだよ」と井上敏樹がやってきたかもと想像すると、凄く井上敏樹らしくて困ります(笑)

◆iwatakaoさん
 >アイちゃんというデウスエクスマキナ(物語の収集がつかなくなった際にいきなり現れて、
 >登場人物の進むべき方向を一方的に決め、物語を強引に終息させる神)でしかない存在を堂々と出した点なんですよね。
登場この方、主人公の解決できない主要キャラの問題を全部アイちゃんに丸投げするという凄い事になってますよね……個人的にアイちゃんにシンギュラリティを迎えてほしいというのは、そこから抜け出して“物語”の中に降りてきてほしい、というのもあったりします。降りてきたら降りてきたで、アーク、ゼアに替わる、第3の神とかになってしまうかもですが……。
 >そしてゼロワンの物語が構造として抱える欠陥に「誰にも責任をとってもらえない」という点があるんですよね。
本来、そこで「ひとまずの決着を物語の内外に納得させられる敵」を設定できるのがフィクションの機能ですが、そういう嘘が全然構築できていないんですよね今作。
 >そしてそのアークを倒したとしても、チェケラのように自分一人で人間への殺意に目覚めるヒューマギアが出てくるわけで、
 >もはやどうしようもない現状がゼロワン世界には待ちうけています。
天津もアークもヒューマギアも、それらを生んだのはなにか、といえば“人間”であって、やはりそこに向き合うしかないと思うのですが、肝心の主人公が頑なに向き合わないんですよね……。
 >このゼロワンという作品、実はやりたいテーマのほとんどをジオウとの冬映画で終えてしまったのではないかと自分は考えています。
未見ですが、評判良いようですね。
 >令和1号たるゼロワンにも大きな期待を寄せていました。それが現状この有り様なので毎週怒りを抱きながら視聴を続けているのが現状です。
この点をアピールしていた事もあってか、未来感の見せ方に気合の入っていたパイロット版は今でも好きなのですが……ものの見事に扱いきれなくなって自壊してしまいましたね……。

◆Jokerさん
 >最近はゼロワンを観るとキラメイジャーにまったく集中できなくなってしまうので録画で後回しにするようになりました…
ちょっとこれ、脳が、事態を把握するまでに時間かかりますよね……(笑) 今回はホント、感想の形にするのに苦戦しました……。
 >とにかく色んな要素が何もない無から唐突に生えてくるので、ゼロワンってそういう意味のタイトルだったの…?と呆れながら笑うしかないです。
0→1! な、成る程……!(笑) しかしホントこう、今までなんだったのかという話数の無駄遣い感が凄まじいですね……。

◆chi-chanさん
 >せめてデウスエクスマキナでもプロトヒューマギアが天津家にいたとかオリジナルのロボにしてくれればまだ唐突でもましだったかなとは思いますが…
児童層はオリジナルロボと捉えたのかもですが、明らかにAIBOなのに、飛電への思い入れに強引に接続する為にこれは今作中では飛電が造りました、というのもかなり困惑でしたしね……その上で新モデルが登場するという事は、飛電は継続してああいったロボットも造っている事になってしまいますし。
 >多分尺不足で天津反省回とaibo回を一緒にせざるを得なかったと考えましょう、でないと制作側があんまりすぎます…。
企画ありきに過ぎたというか、一昔前的な企画回とか観光タイアップ回を、なぜか幹部退場編にしてしまった、みたいな……(笑)
 >ちなみに天津父は『ネクサス』の石堀隊員の演者さんで、公式サイトでもウルトラの悪役と紹介されてました(笑
間違っていない筈なのに、『ネクサス』が『ネクサス』だけに、若干漂う、いっしー悪役だったっけ感(笑)
 >ということはもし制作側が予定通り進行していた場合、話は今より唐突でなくても今より間延びしていたのでしょうか…。
アークゼロを出した後に、天津(改心?)・不破(家族)・唯阿(無職)、の問題解決編をお仕事ギアと絡めてそれぞれ前後編、みたいな想定だったのかもですね。
 >「大森Pは過去作との被りをしたくなくてドツボにはまったのかな?」ということです。
立て続けの参戦による弊害、というのは確かにありそうですね。「法治が機能していると思われる社会×社会的ステータスを持った登場人物×中身人間同士のバトル」を成立させる為の仕掛けが不足しているのも、過去作との差別化で袋小路に陥った、と思うと頷ける部分はあります。『ビルド』はそこを大きな嘘で突破しようとしましたが、その嘘を自分たちで茶番にしてしまったのは、今作における世界観の崩壊とも繋がっているなと。
 >「相方逃げられ」「酷い天津社長」「人間より機械に助けられた回数が多め」…うん、人間を信じる理由が薄いですね(笑)。
 >やっぱりロボコンみたいな人間臭いロボや、人間の知り合いとの付きあいが彼には必要なのでは。
「社長」を示すアイコン&ヒロイン候補、としては当初ベストポジションだと思われたイズの存在が、アルトと他者(人間)の間の障壁になっているのは、予想外の落とし穴であったな、とは。イズが居る事で、アルトが周囲の人間に「相談」しないんですよね今作……。