東映特撮に踊らされる駄目人間の日々のよしなし。 はてなダイアリーのサービス終了にともない、引っ越してきました。
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7/26付けレス

 本日は『ハリケンジャー』感想を書きました。

はばたけ鳥人

◆五月サツキさん
 >ルカの身体を預かるハカセは始終気にしていて、ハカセの良さがよく出た回でした。
ハカセ二枚目回と見せて、本物ハカセの良さを引き出す、というのが鮮やかでしたねー。
 >特に中身が入れ替わっているとはいえ、頭を撫でるシーンが。
あれは完全に決めに来ていて、普通に格好いいとハカセは面白くないな! と思いました(笑)
 >この回の小ネタは、入れ替わった2人の買い物で街中の店や看板に書かれている店名が歴代女悪役なところですね。
おお、そうだったのですか。いったい今回のエピソードで誰が、悪女だったのでしょうね……。
 >私の観測範囲内だとマーベラス×アイム、ハカセ×ルカが人気な印象です。
マベ×アイムは、アウトローとお姫様、という一つの王道感がいいですよね(笑) ハカセ×ルカもミスマッチの魅力があるのでしょうが、そこ行くとジョーは、劇中で普通にモテる二枚目扱いなところが逆に弱みになるのでしょうか……(考えてみるとマベ、主人公の割にいまいちモテない)。
 >最近のアイム役の小池さんのインタビュー記事が出ていたのですが、小池さん的には「アイムはジョーが好きだと思います(要約)」だそうで
役者さんは今、そういう解釈なのですね。まあ、マベ×アイムには若干、演出サイドの謀略感も漂いますしね……(笑)
 >鎧は……えーと……スーパー戦隊に熱烈な片思いをしているということで。
鎧は仮に意中の人とデート中でも「あれは、○○ピンクの○○さーーーん?!」とやらかしそうで……。
 >荒川さんはジェットマン回は書かないしレジェンド大戦にも出したくなかったそうです。
戦隊デビュー作にあたる事もあって、荒川さん的にも、思い入れ強いんですかね(凱はみこ様の造形に影響あるのかな、とは思っていたり)。
 >井上さんが自分が書くから出ろとオファー
なんか、らしいエピソードですね(笑)
 >鎧の解釈は、レジェンド大戦で再び戦いに身を投じてたかつての仲間を見て、変身能力を失った今、
 >また「次の戦い」に関わらないように地上に降りてきた、という考え方も出来る範囲かなと。
そちらの方が、素直ではありますよね……ここはちょっと、個人的なあれやこれやが、敢えてややこしくしようとしていると自覚があります(笑)
 >地球人の鎧に見えなかったことから、レジェンド大戦に参戦した際、他の殉職者達共々、仲間たちには見えない状態で戦っていたのでは?という説も。
ああ……それは美しい解釈ですね。
 >明らかに狂ってる変態言動に杉田さんの怪演も相まっていいキャラでした。
ここまでの流れから外れた部分もあるキャラだけに、思い切った変態設定にしたのは、巧くはまりましたね。

◆インザファイトさん
 >入れ替わり回も後のM・A・Oさんの演技の幅の広さの片鱗が見られるなどいい回でしたが
若い役者さんの幅を広げる、という点でも戦隊らしくて良い回でしたねー。
 >「マスクマン」は恋愛要素など、明らかに井上敏樹にとって後の「ジェットマン」に繋がるものを残していった作品だとは思います。
この辺り、脚本指定なのか演出の差配だったのか何ともですが、らしい配置になりましたね。
 >現行の「ライブマン」でも、今の所はまだ割と大人しめですが、井上敏樹らしい回が見られることを期待しています。
今回まだ2本だけですし、ここから濃いのを見たいですね(笑)
 >既に大いなる力を入手済みのボウケンジャーが来たのでもしかしたら?と思っていたアバレンジャー
役者さんへのオファーやスケジュールの問題など色々と絡むのでしょうが、ここまで来ると、改めてメインメンバー出演回も作ってくれるのは、嬉しいですね。

◆ヘイスタックさん
 >ラストで豪が微笑む対象の生物が蝶だったのはOPナレーションでケンプが蝶を撃ち殺す映像との対比になっていて、
 >ケンプ達ボルトの世界からライブマン達人間の世界への帰還を表しているのでしょうね。
花が自然を象徴しているのと同時に、蝶=魂=命の象徴になっていて、この辺りの見せ方も美しかったですね。
 >この唐突に登場した合体可能な個人武器は要は”新商品”な訳ですが、本編に上手く組み込めなかったのは残念でしたね。
ああ、そういう事だったのですか。凄く、いきなりになってしまいましたね……。
 >以前から作風がハードになり過ぎないよう配慮が窺えたので、このタイミングでのコメディリリーフ投入も意図したバランス取りな気がします。
個人的に、思い切ったハードな話をやり切った後にコメディ要素大増量になった『オーレン』のトラウマが甦ってそちら寄りで見てしまったのですが、その逆で、ハードな展開を連続する予定だから一山越えた後にバランス調整する予定通り、というのは成る程です。

◆MOPさん
 >今振り返ると気に入っていた回の多くに香村さんの名前を見かけます。
癖がそれほど強くない回でも、さらっと巧いですよねー、香村さん。
 >一方ジェットマンは未視聴ながら、お子さん方は困惑したであろう凱さんのキャラもそれなりに楽しむ事ができ
個人的に思い入れ過剰に見てしまう作品とキャラですが、歴代戦隊にはこんな人も居た、という部分を見せる点において、『ゴーカイ』における役割をしっかり果たしたといえそうですね。
 >降り幅の大きさこそが戦隊の特長であり、ゴーカイジャーの魅力であると改めて思いました。
特に宇都宮Pは、1年間の作品としての“振り幅”に思い入れないしこだわりが強いみたいですよね。
 >入れ替わりは役者さんの演技力はもちろん、それぞれのキャラの演じる本人と共演者の解釈を見られて好きなネタなのですが、
 >最近あまり本格的にやって貰えてないので、キラメイジャーには期待しています。
今回は性別入れ替えも含めてきて、スタッフとキャストの力が窺える一本でしたね。キラメイだと、入れ替わって面白そうなのはやはり時雨でしょうか……(笑)

◆ピンクまさん
 >はっきりと凱は死んだと示しつつエターナルヒーローとして昇華させるという展開から真のジェットマン最終回と捉えていました。
この辺りは『ゴーカイ』ならではというか、20年後だから出来るというか、多数のサービスを盛り込みつつ、EX最終回の形になっていましたね。
 >しかしゴーカイジャー全体通して見るとまた作品全体への問いかけともなっており、別の深みを感じます。
メタ要素を取り込んでいる今作に、もう一段階メタな視点を入れているのが、面白い構造でした。
 >井上さんが竜を出すとジェットマンの要素が濃くなりすぎるという理由から凱に変更したそうで、意図的に狂気を抑えたとも捉えられます。
中盤過ぎた今作に、今から注入すると歪みが出てしまいそうですし、そこは『ジェットマン』しすぎないような意識がやはり働いていたのですね。