東映特撮に踊らされる駄目人間の日々のよしなし。 はてなダイアリーのサービス終了にともない、引っ越してきました。
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6/22付けレス

 本日は『ウルトラマン80』感想を書きました。

君は刻の涙を見る

◆中吉さん
 >わかりやすく15話の巻き添え攻撃との対比にしたんでしょうかね。ヒーローへの第一歩としては良い塩梅でしたね。
ただ敵幹部と決戦するだけではなく、ゴウライ側のワンステップを入れてくれたのは、映像もわかりやすくて良かったですね。
 >未熟さ故の間違いはあっても自力ですぐに反省するし、おバカ成分はそれほどでもないし
一瞬で調子に乗るけど一瞬で反省もして、作風もありますが、切り替えが異常に早いのが一つ特徴になってますよね(笑)
 >他者との向き合い方はひたすら真っ直ぐで積極的だし、カリスマ性や強い個性こそありませんがほぼ純粋に気持ちよく見れる
当初は、苦手なタイプ意識が先行していたところもあったのですが、変な歪み方がないので、とにかく真っ直ぐなのは、気持ち良くていい主人公ですね。まさに今作らしさの中心人物だな、と。

◆五月サツキさん
 >顔出し悪役、ザミーゴがいましたね!つい前々回の戦隊にも関わらず、失念しておりました……。もう1年半近く経つんですね。
宇都宮Pの好みなのかな……と思われるところがありますが、出番が確保しきれなかったのが少し勿体なかったですね。
 >ゴウライジャーはジャカンジャ本部に入ったことがあるので、そこはきっちり封じたのが手堅いです。
島後編から今回まで、過去への悔恨含めてゴウライジャー編の諸々への目配りが効いて、決着&ひとまずの後始末編として、完成度が高かったですね。
 >……金と寝床は死活問題ですね。野宿してるっぽいですし。
さっそく働き出していたのは、ちょっと面白かったです(笑) 迅雷流を復興するなら、軍資金も必要になりますしねー。
 >ちなみに鷹介19歳、七海18歳、吼太20歳、一甲24歳、一鍬21歳です。一甲とハリケン3人、思ったより歳が離れてますね。
油断していると、凄くふつーに保護者ポジションに収まりそうで、頑張れ兄者……。
 >一鍬は殴り合いをした一甲をからからかったり、鷹介呼びに驚いてチラ見したり、先を行く兄に小走りで駆け寄ったりと可愛げポイントを稼いでいるような……。
なんかもう、フラグ構築済み扱いの一鍬ですが、早速、兄弟の日常のやり取りというか、マイルドな面が描かれてきたのも良かったですね。
 >鷹介は先陣切って突っ走っていく性格なので、動かしやすいのだとは思いますが。
当たって砕けてもくじけないですからね……七海はともかく、吼太なんかは本気で拒絶されると割と落ち込みそうなイメージが(笑)
 >次回から六の槍登場ですが、予告でお気づきだと思いますが声は島田敏さんです。
声優の聞き取りに微妙に自信がなかったのですが、やはりそうでしたか(笑) もう完全に、狙ってやっているとしか……。

◆あきさん
 >キャラかお話かという違いはありますが、ゴーカイのこの辺の振り幅は、ボウケンの夏の傑作群を連想します。
ああ、そう言われてみると、近いノリですね……(笑)
 >海賊戦隊の独特でハードで一筋縄ではいかない貴重な格好良さが、彼一人に塗り替えられ壊れてしまうのでは?
あれ、これ、大丈夫なのだろうか……? という(笑)
 >鎧の印象ですが、第一印象はもろに「源太再び」ですね。
私あまり源太感がなくて言われて成る程だったのですが、何故だろうかと考えてみたら、順番に見てない為もあり鎧の顔を思い出そうとすると操の顔が出てくる変な接続がされていまして、多分、これのせいだなと(笑)
 >シンケンに続いて2作目なこともあって、宇都宮戦隊は斜に構えたところのあるレッドと熱血直情型の追加戦士の組み合わせという、
 >ゴーオン以前によくあった組み合わせと逆っぽい傾向(チーフと映士は若干近いかも?)なのかな?と思ったりもしました。
確かに源太も00年代前半レッド的な部分があって(それ以上に男子イエロー感が強いですが(笑))ひっくり返した感じありますね。
 >源太も鎧も一通り強いんですが、お調子者で抜けていたり敵の攻撃に早々に転がったりして、追加戦士の初登場補正にありがちな圧倒的無敵感はないですね。
源太と鎧の戦闘面の共通項でいうと「実戦経験不足」だが「その割に強い」というギャップから巧く印象を操作している感じですよね。00年代追加戦士は「既存メンバーよりLVが高い」パターンが主流でしたし。
 >殉職した恐竜ロボ持ちの追加戦士、という共通点によく目をつけられたなと当時はひたすら感心してました。
追加戦士は歴代追加戦士と紐付けするにしても、これはホント、巧いこと見つけましたよね。
 >記憶喪失の子供を大人の体にして戦わせたウサギ頭とか操縦中のパイロットを拉致した巫女とか我が子を戦いに引きずり込んだ母親とか・・・
マーベラスは、自分は無謀もするけど、他者には求めないみたいな感じがありますよね……それを求めるのは出来ると信じている身内だけというか。そこが、一つの海賊戦隊の壁であるのだろうな、と。
 >「通りすがりの海賊がいかにスーパー戦隊になっていくか」という縦軸の劇的なターニングポイントを
 >この煩い喋り方と顔芸の戦隊オタクが担うのかと、意表をつかれつつ素晴らしいなといろいろ評価がひっくり返りました(笑)。
そんな大きな壁を設定した上で、前編の危なっかしさをバネのたわみにして見事にそれを飛び越えてみせて、海賊が鎧の思いもかけない発想に驚くその瞬間、視聴者から鎧への印象もガラリと変わる事で内と外がシンクロする、のは本当に見事な仕掛けでしたね。
 >通りすがりの異星人の善意に守られるだけでなく、地球人の中からももちゃんと自分の星を守るために参加してくれたのも嬉しかったですし。
なんだかんだ、そこはやっぱり欲しいな……というピースが一つ埋まって、こういう部分も綺麗な追加戦士になりましたね。