東映特撮に踊らされる駄目人間の日々のよしなし。 はてなダイアリーのサービス終了にともない、引っ越してきました。
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6/7付けレス

 本日は『ハリケンジャー』感想を書きました。
 そして『ゼロワン』&『キラメイジャー』6/21放映再開が発表され、嬉しいしめでたい一方で、制作ペースが凄い事になっていそうですが、撮影中断が3月末からなので、1本か2本分、撮影そのものは終了していたのでしょうか……とにかく再びの船出、おめでとうございます。

ハードボイルド・アイム

◆もりみやさん
 >小山力也さんがサラをさらう回を思い出しましたが、ふわふわお姫様に見えてサラ並に修羅場に慣れているアイム(笑)。
言われてみると確かに、あのパターンですね(笑) 地球は比較的穏やかですが、やはりあの宇宙は殺伐としてシビアな世相なのだな、と改めて。
 >このあたりで「今作は大人もターゲットですよ」ということを前面に押し出していたように感じますね。
ゲストがやさぐれた中年男性なのは、劇場版と重ねたのかな……? みたいな感じですよね。劇場版はやはりその辺り、一気に全部懐に入れようとしすぎた感じで。
 >次回の“猿顔の”レジェンドさんも、今作これまでのレジェンド枠よりだいぶ年代が遡ってますし。
TVシリーズだと、そこをじわっと見せていけるのは一つ、構造的な強みなのでしょうね。

◆ヘイスタックさん
 >この時点で盛り込める要素全て盛り込んだんじゃないかというぐらい実に濃密な一本でした。
同期の『ジライヤ』では、ほぼ趣味に走った話ばかり書いていましたが、改めてこの時期の藤井邦夫の存在は大きいですね。
 >そしてこの2話でケンプはすっかり面白い人に。広瀬さん、いい役貰ったなぁ…(笑)
キャラも配役もどんぴしゃですね……(笑) おたおたしたり取り澄ましたりの百面相しながら、なんか妙な説得力がどちらにもあるのが実に素晴らしいなと(笑)
 >「けれども人間社会に生かしておく余裕が無い以上殺すしかない」という結論を誰も覆せないのが、
 >子供番組でこの手の問題を扱うとなあなあで済まされがちな印象があるだけに、シビアさに驚かされました。
発端こそファンタジーでしたが、解決策として全くファンタジーが持ち出されないまま終わり、ヒーローも無力のままという、壮絶な見せ方でしたね。
 >ボルトの面々というのは「なりたい自分」のロールプレイを本気で思い込んでなり切っちゃっている(なり切ろうとしている)状態なんでしょうね。
そういう天才の逸脱を、「それでいいんだ。私が受け入れよう」と後援して駒にするのがビアス、と考えると、忠誠ぶりにも更に納得がいきますね。
 >8話からは更にスーパーライブクラッシュの背景の色が反転するようになり、演出は回が進む毎にどんどん派手になっていってますね。
ありがとうございます。出来上がりの映像を見て、もうちょっとこうしたい、とか、オーダーが入ってくる頃合いなんですかね。超獣剣が大きな特徴として格好いいのは、今作ロボ戦でいいところですね。

◆鷹Deさん
 >唐突に前作登場してビックリしましたwww
おおっと、やらかしました(笑)
 >特に7話は1話のような展開で、シリアスはとことんシリアスにしてくる戦隊だなぁと
だいぶコミカル要素を入れてきた所から、ぐっと重く来た上で、手加減の無さが凄かったですね……。
 >8話でマジに爆発させるめぐみに笑ってしまいましたけどw
人の心が、無い……(笑)
 >ケンプが怒りを吸い取られるシーン、なかなか情けなかったですねwww
1回ミスした後、もう1回やらかすのが、大変素晴らしかったです(笑)

◆どらごんさん
 >アイムを助けに倉庫に来たマベ達が銃を撃ちまくるところ(ジョー除く)に、誘拐犯に対する殺意を感じて笑っちゃいました。
皆揃って、ちょっと当たってもいいやぐらいの勢いで、無法者感も増して面白かったですね(笑) 普段当たりのきついマーベラスやルカの可愛げが引き出されているのも鮮やかで。
 >マベと声を合わせることでジョーの怒りを表しているというところは、なるほどですね!今まで気づかなかったです。
あまりオープンに押し出さないジョーの感情を、マベに被せる事で表現したように見え、面白い見せ方でした。

◆MOPさん
 >アイムとゲストキャラの関係も、ゴーカイの他のキャラとアイムの関係もとても良く表現されていて好きです。
アイムはアイムでゲストと絡んで面白く、別行動の4人は4人で新たな一面が引き出されて面白く、両立しているのが凄く良かったですね。
 >アイムの覚悟や気概、戦闘の実力はみとめているけれども「うちの戦隊の姫」としてやはり特別に可愛がっているマベ達の反応が微笑ましいです。
なんだかんだアイムにはちょっと甘い、のは一歩間違えると凄く白けそうなところですが、上手くそれを回避してキャラの魅力に繋げていて、今作の中でも優れたバランス感覚の出たポイントの一つですね。
 >こういう、戦隊がいることで普通の人が(直接問題は解決しなくても)力を貰う話は好きですけど、うまくいかない時もありますね。
通りすがりのヒーローがどこまで助けるのか、というのは物語のリアリティラインが上がってくるとちょっと難しくなったりもしますが、今回はそこのバランスも取れていて良かったですね。

◆スピリットヒューマンさん
 >笑い、ゲストへの好感度が詰め込まれていて冒頭5分だけで1話分面白かったです。
メインキャラだけではなく、きちっとゲストの愛嬌が短時間で付けられているのが、良かったですよね。
 >香村さんをあまり知らなかった(ウィザードではそこまで印象がなかった)のですが、こういう軽い話もできるのかと新たな発見でした。
改めて上手いなーと思います。話の要点の掴み方と、落とし穴の見つけ方と避け方が上手いので、色々なパターンに対応できるのだろうな、と。

◆輝剣さん
 >オブラーとの違いですよね。今のところオブラーにはそういう遊び心が全くなく、充実はしていても楽しそうではないんですよね。
他の二人がもともと、他者を見下しまくっていたのと比べると、オブラーはようやく、コンプレックスを消し去って、心置きなく他者を見下す入り口に立った、みたいな感じですよね。
 >それだけに、待ち受ける情景と結末は残酷で、ボルトという悪を描いています。
前後編で、徹底してボルトの悪辣ぶりを描くのが、強烈な内容でしたね。
 >そんなことしていると、そのうち遠くの星から愛と勇気を教えに困った先生がやってきますよ(笑)
矢的先生は、月形とか見ると凄く普通に嫉妬に燃えそうで困りますね……(笑)
 >東京を廃墟と化す爆弾のすぐ近くで指揮を執るケンプ…巻き込まれないよう安全対策済みなのか、天才には効かない爆弾なのか…
勿論、ビューティフルバリアーです!!
 >オブラーにも指摘された中途半端な点を再度指摘されたということでしょうか(オブラーが言うほど人間を超越しているかはさておき)。
イカリヅノーの能力、ケンプの失策、ビアスの指摘、とボルトがどんな世界を目指そうとしているのか……が散りばめた要素から少しずつ明確になっていくのは今作序盤の面白い見せ方になっていますね。
 >お二人は本作以前にパワーレンジャーで同じ作品に参加し、浩一監督が太郎監督を「ダディ」と呼んだ結果親子と認識されていたそうです(笑)
ああ、そこで一緒に仕事していたのですね。そして親子に……(笑)
 >ここで信号が点滅していたのが次の話の前振りだったなんて、当然初見時は気づきません。坂本太郎、さすがの熟練の技です(笑)
これは、同じ組ならではの技で、お見事でしたね(笑)
 >アイムのキャラの原型は「カリ城」のクラリスのようなので、クラリスが泥棒さんについて行ったらこんな感じになったのかもしれませんね。
おお、成る程。凄くしっくりと来ました。アイムは、どん底を経て既に前向き、なのがヒーローとしていい位置ですよね。

◆五月サツキさん
 >これが昭和最後の戦隊……(笑)。
70年代ではないけれど、昭和!
 >ライブマンは怒りで戦うヒーローなのか?を8話で考えたのは良かったのですが、やはりちょっと早いですね。
当時的には公のヒーローへのシフトこそ当たり前だったのかもですが、今見ると、もうちょっと引っ張って巨大な壁に育ててほしかった、みたいには感じますよね。この辺りはやはり、作劇の基本が変わってきているところだなぁと。
 >でも言い負かされたり、怒りを抱いて自爆したりで、なんだか憎めないキャラです。悪い奴ではあるんですけども。
ケンプは、非道で外道でありますが、良い感じに悪の愛嬌がついてきましたね。演じる広瀬さんもばっちりはまっていますし。
 >アイムと誘拐犯の噛み合わない会話に始まり、マジギレするマーベラスたち、誘拐犯の心情の変化
くすりとさせる笑いとキャラクター達の新しい表情、そして出会いのもたらす変化、と要点を押さえつつ万全に楽しませてくれて、面白いエピソードでしたねー。
 >地球の人々やレジェンドたちと関わることで少しずつ変わりつつあるゴーカイジャーが、関わったゲストキャラの意識を変え、
 >ゴーカイジャーもまさしく誰かのヒーローなのだと思えます。
幕間の短編として、この基本構造を一つ綺麗に打ち出したのが、凄く良かったですね。
 >ギンガマンのアース攻撃は、確か本編でも出ていた設定で、少ないながらも使われていたかと……。
ありがとうございます。炎のたてがみの印象強すぎて、他に全然覚えがなくて。
 >ちなみにアイム姫、11、12話でポニーテールだったのは、アクションシーンで髪が顔にかかり、NGが出てしまう為
どちらかというと、ポニーテールの方が印象あったのですが、そういう事情で変わっていたのですね。

コジコジハルさん
 >今回の話以降アイムの黒い部分がちょくちょく出てくる回が増えていった気がします。
アイムは元々、油断していると“守られるヒロイン”になりかねないので、お人形さんにしないような目配り、もあったのでしょうね。
 >誘拐犯はあの後結局どうなったかわかりませんがゴーカイジャーの前に現れなかったのでアイムに頼ることなく何とかやれているのかもと感じています。
こういう所を、見終わった後に前向きに考える事ができるような見せ方になっているのが、上手い作りで気持ち良かったですね。
 >個人的にはザンギャックに狙われたとはいえアイムと2人で逃げれた時点で本人も言った通りかなり幸運な気がします。
メタ的に視聴者がそう感じるような作りは、割と狙ったのかなと(笑)