東映特撮に踊らされる駄目人間の日々のよしなし。 はてなダイアリーのサービス終了にともない、引っ越してきました。
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突然の気付き

 TVをつけたら『大岡越前』の再放送がやっていて、久方ぶりに時代劇を見て閃いたのですが、70年代特撮でたまに出てくる、小金持ちの家の壁にかかっていて割とカジュアルに発砲される猟銃の源流は、武家の床の間に飾ってある日本刀だったのか!!
 幼少期は時代劇大好き人間だったのですが、今の今までこの関連性に気付いていなかったとは、不覚。
 本日は『マスクマン』感想を書きました。

1/24付けレス

◆中吉さん
 >姫矢の再起がそれなりに盛り上がったからまぁ満足かな、といった感じです。
姫矢に関しては、セラという要素がしっかりあって、そこは崩さずに貫いてくれたので良かったですね。
 >チェスター4体合体を含め映像的にもかっこよかったですし。
チェスターは、フォーメーションのバリエーションが増えた事で、戦力的にも見せ方的にも、だいぶ格好良くなってきて、これは良い所ですよねー。
 >姫矢の話は全体的に見てやはり残念なのは佐久田と根来の使い方ですかね…。
出番が少ない上に便利使いすぎてキャラとしての愛着が持ちにくいですし、過去に縛られている姫矢の主要な人間関係が、セラ・佐久田・根来、と過去に繋がる3人ばかり、という設計も巧くはまってないですよね……。

◆iwatakaoさん
 >OPは単体で聞くと、確かに悲壮感の中に勇ましさを含めた良い曲なのですが、そうした描写は姫矢周りに集中しすぎており、
 >もう1つの主役である孤門やTLTから感じられたかというと怪しいところかなと
当初は、孤門のテーマなのかな、と聞いていたのですが、いつまで経っても、孤門がそちらへ進んでくれないのは、主題歌としては、ちょっとしたもやもやは生んでしまっているかもですね。単体では好きなのですが。
 >こうなると従来のセオリーに従い孤門ではなく姫矢を主人公にドンと据えていた方が良かったのではないかなーと、
 >ネクサスが目指したかったところを鑑みると本末転倒な結論が頭をもたげてきます
色々あれこれやってきたけど、では2クールかけて『ネクサス』で見せたかったものが何か見えたのか? というと、なんか、もやもやーとしたまま、という一区切りになってしまいましたね。

◆さやまきさん
 >結局何がってこの場でNRの存在がいちばん脚を引っ張っているという
狙いとしては、数々の戦闘経験やビーストの分析を積み重ね、光の力の一端も得たNRが……みたいな右上がりの曲線の同調を意図していたのでしょうが、上手く転がっていないので、クライマックスにおけるそれぞれの舞台の高さが合ってないんですよね。
 >副隊長がパイロット兼ガンナーなのか孤門が専任ガンナーなのかが不明確なままにされてるんですよね
これずっと、あやふやですよねー。ロボット物の演出セオリーが欠落しているというか、この辺りの足場固めがしっかりしていないので、今作はそこに一定のリアリティを持たせる気が本当にあるのか、見ていて混乱してくるという。
 >隊長が暗に副隊長のガンナーとしての腕を信用してないって見方も出来ちゃうんだけどな…と
他のビースト戦もですが、副隊長における「ビースト殺す」以外の、兵士としてのスキルやプライドみたいなものが、全然見えないんですよね……殺せさえすれば手段も役割も問わないのかもしれませんが、それはそれで描けているとは言いがたいですし。
 >どちらと解釈しても実はウルトラマン酷くない?とか思ってしまうのですが(笑)
最初からちゃんと説明しておけば、姫矢ここまで追い詰められなかったのでは……? 感はどうしても漂いますよね(笑)
 >神殿の壁画というのはよく解るしワクワクする要素だけに色々と惜しかったです
今作の狙う“新しさ”ってどうも、この手のわかりやすさの排除になっている感じですが、むしろこういうのは、もう少し手前にちらっと触れておくとかでも良い感じでしたね。
 >結局最初に作った設定がお話が進めば進むほど足枷となって引っ張り続けてたのが 姫矢編の残念の根本だったのかなぁとも思いました
姫矢が「光」の意味を探している一方、孤門は「光」に興味が無い(知らない)ので、物語の焦点として集約されようがない、というのも響きましたよね……2クールかけてようやくそのスタートラインに立つ、みたいなのはどうにもスローペースすぎた感じで。

◆ヘイスタックさん
 >溝呂木には多少期待していたのですが、悪役としては結局最後まで大した理由も根拠もなく「力こそ全てだ」と言っているだけの薄いキャラで終わってしまいガッカリしました。
特殊能力の便利さや思想的背景が徐々に肉付けされていくのかと思ったら、むしろ話が進むほどに何もなくなっていくという、大変残念な扱いでしたね……これならもう、副隊長にしか興味ないストーカーの方がマシだったのではという感じで。
 >孤門も孤門で、一応は佐久田を助けようとするものの、自分達が爆撃を受けると何のリアクションも無いままあっさり放置
「ナイトレイダーとしての成長」といえばこれが成長かもですが……人質要員としての佐久田の使い方はホント、絡む主要キャラ全てにとって駄目な感じになっているという……。
 >セラに導かれてネクサスになり、今またセラに諭されて力の意味を知り決戦に赴く、と最初から最後まで完全にセラの掌で
良い方向に解釈すると、姫矢を救うセラの言葉が、姫矢の閉ざされた心には届いていなかった……といった意図なのかもですが、ではそこで何が姫矢の心を開いたのか? という部分が説得力を持ち得なかった、というのが残念でしたね。

◆ひろさわさん
 >はじめて書き込みします。
はじめまして。コメントありがとうございます。
 >ジードの時、朝倉リクだけではなく、他のキャラ名もSF作家ではないかと思いついて、SFタグで過去記事をさかのぼったのが、心躍る思い出です。
ありがとうございます。最近は、とんとSFを読んでいないのですが、そういった形でジャンルの接続に活用していただけたというのは、嬉しいお話です。
 >眼鏡外すと人格がゼロに切り替わるのは、そういう仕組みだったのか、とか、これってひょっとしたら根源的破滅招来体が地球を襲った理由なんじゃないかとか
ジード』を踏まえてSFを読む、というのは仕込みが見えてきたりで面白そうですね。
 >マックス=次を観るのがもったいない メビウス=次を観るのが楽しみ ネクサス=次を観ないと不満 という感じです
『マックス』『メビウス』は未見なのですが、『ネクサス』は確かに、もやもやを解消する為にぐいぐい見た方が楽しめる系の作品かもですね(笑)
 >一気にネタバレに到達してしまう可能性があるので、最終回まで秘密にさせてください、すみません。
ではそのポイントも楽しみにさせていただきつつ、後半戦に向かいたいと思います!

◆藤村さん
 >誰が何をしたいのか分からないのでハードな雰囲気も「無駄にギスギスしている」としか感じず、
 >登場人物の「意外な行動」が「突飛な行動」になって笑えてしまいその「ハード」すら棄損してしまったのは残念なところです。
ハード・シリアス・ミステリアスを目指すなりに、ちょっとしたユーモアや愛嬌付けを入れれば良かったのに、徹底してそれを排除した結果、ひたすら空気悪くなってしまったのは、ホント良くなかったですね。
 >唯一姫矢に関してはオーソドックスなヒーロー的ムーブの裏にセラの件があった、とちゃんとまとまってるので、個人的にはこの24話はグッと来ました
セラの存在に関しては、姫矢の背骨にある大事な要素、として丁寧に扱ってくれて良かったですね(現実と重なるテーマとしても重いですし)。
 >もしかしたらここまでの話はある程度積極的に忘れた方が楽しめるかも知れません
MPさんのお世話に(笑)
 >「ピクニック場を牛耳ろうとするいじめっ子に相対した少年がハンバーグを食べるとネクサスが現れ、いじめっ子脅しつける」という食品CMが挟まって、面白かったです。
リアルタイムは時折、その手の事故がありますね……(笑)