年末年始に『ゼロワン』追いつこう計画は見事に失敗に終わりました……。
大変床屋に行きたい今日この頃、本日レスのみです。
蜘蛛男の夏休み
◆中吉さん
>死んだ後も素晴らしいトニーっぷりでトニーファンとして大満足です(笑)。
これやっても、まあトニーだしな……となるのが、ホント良く出来たキャラだなと(笑)
>自らの責任を果たそうともがき続けてきたトニーだからこそ、未来のために自身の命を投げ出すことは迷わなかった、というのはトニーらしくも綺麗な着地点だと思いました。
『ファー・フロム・ホーム』全体を通して、「“人間”トニー・スターク」を振り返る物語になっている、のは『エンドゲーム』直後の作品として非常に巧かったですね。
>ヨーロッパ中の観光地を飛び回った後で最後の最後にこれを持って来るのがにくいですよね。
約束事に頼り切らないが、約束事を忘れない(そしてやるからには映画の中で意味を持たせる)、というのが改めてホント上手いですよね。
>舞台の数だけアクションのバリエーションがあるのが他のヒーローにない面白いところだなあと改めて思いました。
毎度色々な切り口で楽しませてくれますが、スパイダーマンがニューヨークを飛び出したらこうだ! というのが次から次へと繰り出されて贅沢で面白かったです。
◆久仁彦さん
>前作『ホームカミング』とは徹底的に真逆な構成なのも気持ちよくて好き。
『ホームカミング』と対になりつつ、『エンドゲーム』の裏表だったり、と非常に練り込まれた作りと、それはそれとして軽快なティーンヒーローの物語になっていて、良くできていましたね。
>キャップ+ソーを彷彿とさせる装備で「ひとりアベンジャーズ」で戦わせるシーンは
>よく考えればさすがにあざといんだけど、そこをよく考えさせない熱さがありました。
前後に余計な台詞をつけずに、凄く自然な行為として行っているのが良かったですよね。ピーターって、トニーのみならず、“アベンジャーズの子供”でもあるのだな、と。
>人工衛星から出てくるドローンでブラッド君をデリート(物理)できちゃう権限まで与えちゃう辺り
>死後も迷惑なオッサンで笑いました。この際PDFでもいいからマニュアル作れや!
トニーからピーターへの強い信頼と期待を示しつつ、同時にそういえばこの人、過信して自爆するタイプだったよな! というのが濃縮されていて、大変良いイベントでした(笑)
>トニーの意思を継ぐピーターの初仕事がこうなるのも自明だったのかもしれません。
親の因果が子に報い、な感じはありますが、MCUピーターには、そういう負の連鎖を断ち切っていくキャラになってほしいかな、なんて事は思います。
>「ミステリオはコミックでは悪役だけど映画ではヒーローなんだ!期待しててね!」とか言ってましたが
愉快な役者さんですね……(笑) 眼鏡を借りた際、トニーぽい角度を付ける辺りが、素晴らしかったです。
>知らないその他大勢はいくらでも犠牲にできるけど知りあった少年を殺すのはやや抵抗がある、
>でも必要とあらばどんな手を使っても殺るという生々しさがよかったですね。
やっている事は極悪人ですが、動機にしろ言行にしろ非常に生臭いのが今作の悪役に実にふさわしく、能力の見せ方の面白さ含めてかなり好きなヴィランになりました。
>それにしてもチーム・ミステリオはいい仕事してて楽しそうだな…。
>ここで悪事に走っちゃうのがアベンジャーズになれない原因なんだろうな…。
総体としては完全に倫理観とか見失っているけれど、個々のやっている事は、衣装にドライヤー当てたり、即興劇を作っていたり、というのが今風な悪っぽさがありつつ、見せ方が面白かったですね。
◆ヘイスタックさん
>このシーンによってキャロルラブの意義も今エピソード自体も一気に昇華された感があります。やはり『マスクマン』のドラマ面を支えている屋台骨は、イガム王子。
ヒーローの思い入れからイガムの過去へ繋ぐパスが絶妙でしたが、ヒーローよりも自由度の高い悪役サイドに要素をスライドしたところでドラマを一つ跳ねさせる、というのはこの時期の戦隊が辿り着いた方法論だったのかもですね。そう見ると『フラッシュマン』は、ヒーローサイドのドラマ強化を、最終的にカウラーとケフレンのドラマに掛け算しようとして巧くいかなかったのだなと改めて。
>特訓代わりに仮面をつけてポン刀で本気で斬りかかってくる人は既に『ダイナマン』の夢野博士で経験済み
私も、反射的に天狗仮面を思い出しました(笑) 物凄く、当然のように展開していきますよね……。
>「師匠ポジションに敵以上の殺意を向けられる事により、敵の殺意を乗り越える」パターンが常道化しており、それでいいのか光戦隊!(笑)
闇が深ければ深いほど、光もまた輝きを増すのです!