東映特撮に踊らされる駄目人間の日々のよしなし。 はてなダイアリーのサービス終了にともない、引っ越してきました。
旧ダイアリー保管用→ 〔ものかきの倉庫〕
特撮作品の感想は、順次こちらにHTML形式でまとめています→ 〔特撮感想まとめ部屋〕 (※移転しました)
HP→〔ものかきの荒野〕   X/Twitter→〔X/Twitter/gms02〕

年末のご挨拶

 今年も一年、ご愛顧ありがとうございました。来年も、適度にかまってやっていただければ幸いです。
 今年最後の更新は、『キカイダー01』感想を書きました。

12/31付けレス

◆やずみさん
 >『ガイア』のXIGやGUARDであれば説得力も出たんでしょうけど、制作規模を縮小した以上それはまず不可能だったわけで……
 >正直、昔に出来ていたことなら今も出来るはずなんだと錯覚していたように感じられてならないですね。
今作当初から付きまとう問題の一つですが、制作体制の変化による工夫×新しいアプローチ、でやっている筈な割に、従来作の約束事、みたいなものが引きはがしきれずに顔を出しますよね。
 >今やっているのは、胃の痛みに対して薬局で売っている薬を飲んでいるようなもの。
ああ、立て直しを図っている雰囲気はある割に、『ブレイド』に會川さんが入ってきた時のようなバッサリ感が無いなぁ……と思ってはいたのですが、手術室に入るのはまだこれからなのですね。

◆ヘイスタックさん
 >佐久田の出番や描写が足りてないのは単に「いつもの事」というだけな気がします。
NRの方では副隊長が消えている一方で、姫矢サイドはどういうわけか根来と佐久田のダブルヒロイン状態で、その割には布石が足りなすぎる、と七転八倒していますね……。
 >ここ数話の姫矢関連は『ウルトラセブン』最終回を意識しまくった展開&演出が続いており、
 >「新しい事に挑戦した異色作」の筈の『ネクサス』も結局はウルトラシリーズの呪縛の内にあったんだなぁと。
なにか既視感あるな、と思ったら確かに。ブランドタイトルの宿命とはいえますが、『ネクサス』の場合どうも、シリーズを踏まえた要素が、悪い方向に転がっている感じはありますよね。

◆中吉さん
 >ネクサスの出番が久しぶりにざっくり削られた結果ついに変身だけになってしまいましたが、本当子どもに見せる気があったんでしょうかね…。
恐らくは意識していたであろう『クウガ』も、ヒーローの登場がかなりギリギリになるエピソードは幾つかありますが、『クウガ』が基本2話パッケージで後半に何とかなるのが前提になっている一方、今作の場合、引っ張った次の回でもスッキリするとは限らないのも、ネックですよね……。
 >「自分も仕事だから」といった趣旨の言葉でざっくりまとめず、管理官なりの信念をはっきり見せて欲しかったなぁと。
そこそこ出番があるのに、目的のために手段を選ばないドライな上層部の人、以上の存在になってないのは、残念ですよね。役者さんの存在感はあるのだけに、勿体ないところで。

◆もりみやさん
 >今作の抱える空虚さ……に関して、理解出来た……ような気はします。
作り手側からすると、予定通りにパズルのピースを見せているつもりなのかもですが、見る側からすると、想像を遊ばせる為のピースが少なすぎるんですよね……それもあって、じゃあ次はこのピース、と出してきた時に、ピースの繋がりが受け止めにくい所があるのかな、と。
 >しばらくはまだ低調だと思いますので、省エネで切り抜けていただいて、
正直ちょっと、そろそろ感想の書き方を変えないと駄目か……と思っていたのですが、そういう事でしたら、しばらくは割り切って、太田愛さんの参戦を楽しみに待ちたいと思います。

◆ナシナさん
 >あと、ライバルキャラが痛面白い人という印象になってしまいましたw
藤宮は……だいたい、そんな感じで、いい気がします(笑)
 >機会があったら、じっくり見てみたいと思います。
良く出来た作品ですし、癖も強くないので見やすい造りでもあり、お薦めの一作です。
 >チェンジマン戦隊シリーズの中でも傑作という前評判通り、カロリーの高い作品でした。
評判は聞いた事があったので、ちょっと身構えて見始めたところもあったのですが、成る程これは、と唸る作品でありました。
 >だからこそ(事情の知らない序盤はともかく)普通に宇宙獣士を倒してしまっていいのかな、と思ってしまいましたし、バズー打倒後の物語も気になるところです。
宇宙獣士になってしまったら、理性が消滅しているので倒すしかない、というのがエクスキューズになっていましたが、こういう要素は、あまりややこしくしすぎるとヒーローアクションとしてのカタルシスが減じてしまうしで、バランスが難しいですよね。
 >ギョダーイはあんな奇怪なデザインなのに、動き方次第ででマスコットに見えるというのは新しい発見でした。
ストーリーも含め、じわじわと愛嬌を感じさせていく、という見せ方がお見事でしたね。
 >ルパパトはキャラ×キャラで描写で奥行きが出ていたし、アクションもそれぞれの所属戦隊の個性が出てましたね。
アクション的にもドラマ的にも、キャラクターを中心とした見せ方は、ホント面白かったですね。
 >来年はキカイダー01とマスクマンがどこまでランクインするか、楽しみです。
この2作は盛り上がってほしく、この後の展開が楽しみです。
 >今度、特撮界のネタキャラ、残念キャラの歴史変遷、特集は見てみたいです。
残念キャラ列伝みたいなのを書いてみたいな、と思った事はあるのですが、それをするには視聴数が圧倒的に足りなく、恐らく、広大な特撮の海には、まだ見ぬ残念が沢山存在するのです……(笑)