東映特撮に踊らされる駄目人間の日々のよしなし。 はてなダイアリーのサービス終了にともない、引っ越してきました。
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9/18付けレス

 本日は、『仮面ライダーゼロワン』の感想を書きました。

四段攻撃の秘密!

◆ハヤさん
 >シュールギャグを連発しつつ、ヒーローらしさを決して失っていない、奇跡のようなバランスを発揮した作品として印象に残っています。
『カーレン』はトンデモやセルフパロディめいたものをふんだんに盛り込みつつ、ヒーロー物としての芯の部分は決して茶化さない、というのが作品として凄く良かったですよね。リアルタイムでは見ていなかったので、改めて見て、ここまでのものとは思いませんでした。
 >バリンガーZに関することなのですが、あれは後の話に出てくるノリシロンの強化タイプに差し替えられたことが分かりました。
割と露骨に、『マジンガーZ』のパロディをやろうとして取りやめになった、という話は聞きましたが、実現したら、どんな事になっていましたかね……(笑)

◆chi-chanさん
 >自分より火力を出せそうな01を覚醒させる
……お、おや……? 漫画版のお話を聞いていると、MX-A1とジャンパーソンの関係に通じる要素があったのですね。
 >これ敵に知られたら確実に夜襲オンリーになる致命的な弱点ですよね…。
ナレーションさん、そこざっくりでいいのかレベルな(笑) そして考えてみると、ハカイダー四人衆はこの弱点を知って攻撃を仕掛けたわけではないので、戦闘力10分の1になった01を倒せない四段攻撃……とは何か?!
 >ちなみに設定ではヘルメットに色々と重要機構が組み込まれているため、イチローは本編では着替えどころかヘルメットを脱ぐことも出来なかったようです(笑
変身システムが組み込まれているのに、第1話でさらっと脱いでたのは、あ、それ、いいんだ……と思いましたが、漫画版では不許可だったのですね(笑)
 >メタな事を言うと、01の2クール目くらいからジローの演者が主役の『イナズマン』が開始していたので大丈夫だと思います(笑)。
ああ、そういうタイミングでしたか。未見ですが、続編は噂に名高い『イナズマンF』だったり、まさに変身ヒーローの爛熟期ですね。
 >私としては漫画版を通してみると平成ライダーやゼロワン、ジャンパーソンに繋がる部分があるので、一度見てほしいなとお勧めします。
実は石ノ森漫画を全然通ってなかったりするんですよねー……機会があれば読んでみたくはあります。
 >同じ作者の『ロボット刑事』やロボコンにはない人間変身機能を、なぜキカイダー兄弟が備えていたのかが気になります。
イチローさん、生まれたての割にしれっと人間に変身して、しれっと順応しているの、割と謎ですよね(笑)
 >漫画版だと完全に中身がギルなので「人間の悪辣さと頭脳、機械のタフさを兼ね備えた狡猾な悪のサイボーグ(但し攻撃力は微妙)」
理想像は凄くわかるのですが、どうも長所が全く発揮できてないですよね……(笑)
 >しかも稲田さんはこの2年前、映画版のコスモスでコスモスの声を担当していたので…
その時に気に入られたとかあったんですかねー。稲田さん、仮面ライダー(1号)とウルトラマンと戦隊メンバーと、全てやっているんですね(笑)
 >他ウルトラマンと区別する意味で円谷プロ公式サイトでは「ウルトラマンネクサス」とされており
公式でも、便宜上「ネクサス」なのですね。
 >一般人の行動規範とプロ戦闘員(それもかなりシビア)のそれは同じでは無い訳で。
その摺り合わせを劇中で先に行っておけば、「それでも人命を優先する」という孤門の行動にドラマが生まれるのですが、そこを擦り合わせていないので、ナイトレイダーがどんどん、よくわからない人達になっていくんですよね……。

◆Nさん
 >2週に渡って基地を破壊される敵組織には涙を禁じえません。
ヒーローが何をしていたかというと、少年を守るついでに基地を壊して回っているという(笑)
 >この辺り、エピソードそのものの問題点として見るべきか、時代特有の緩さとして見るべきかなのか、受け止め方に引っかかってしまい、素直に見てもネタ的に見ても乗りづらかったです。
バトルの尺が長め(&今目線で見るとどうしても単調)なのと、演出テンポと繋ぎ方の感覚が違う、というのは時代的なものが大きいので、少し慣れというか割り切りが必要になるかもしれません。戦闘シーンは、方向性がはまってくると劇的に面白くなる場合もあるのですが。
 >ハカイダー四人衆の顛末はちょっとだけ気になるので、もう少し見続けたいと思います笑
このまま半端なポジションでなし崩し的にリタイアしていくのか、怪人ポジションが登場して幹部キャラらしくなっていくのかは、気になりますよね(笑)

◆中吉さん
 >私も一瞬(えっ?)と思いました。わざとなのか適当に同じのを買ってきたのか…。
今作だけに、衣装班の予算の都合疑惑がちらつくのが(笑)
 >今回と前々回の触手ビースト関係の演出はいい感じですね。1~4話の分裂するビーストとは違う形の怖さがあり、こういう変化の付け方も面白いと思います。
一話一殺で巨大戦をやれない分、脅威としてのビーストの見せ方はじわじわ面白くなっていますよね。後は対抗するナイトレイダーの方が面白くなればいいのですが……。
 >「目の前の命を助けようとしないなんておかしい!」とバシッと言うわけでもなく、(自分の考えが甘いのだろうか…)と悩むわけでもないので
個人的には、そこを突破してこそヒーロー性が生まれるのでは、と思っているので今作で引っかかるところの一つなのですが、副隊長に文句言うだけなので、巧く世界観が広がらないですよねー。孤門回りの構造をシンプルにする意図だったのかもですが、裏目に出てしまっているなと。
 >それはそれとして、少女に孤門なりに精一杯の言葉をかける様子は孤門の良さを今までで一番感じさせるシーンで良かったと思います。
ようやく、自立が始まった感じで、ここは良かったですね。今度はそれだけに、ピンチになるとピンチのまま、というのがなかなか作劇が難しいですが……。