東映特撮に踊らされる駄目人間の日々のよしなし。 はてなダイアリーのサービス終了にともない、引っ越してきました。
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8/17付けレス

 よし、今日はこの映画を見るぞ、と再生した映画でヒロインぽいキャラが喋ったと思ったら、××みたいな吹き替えで思わず一時停止ボタンを押してしまって開始3分で視聴を断念し、本日はゲームの話を書きました。

生命!

◆chi-chanさん
 >乱橋役の浜田光夫さんは実は72年の特撮番組(月光仮面等と同じ宣弘社制作)『アイアンキング』で副主人公にしてアイアンキングに変身する役
ああ、そういうキャストだったのですね。場の雰囲気を明るく切り替える役回りだったのは、意識ありそうですね。
 >多分ちゃんとした兵器をつけようとしても、他国等が操縦者暴走による空爆の危険性を考えて止めたんじゃないでしょうか…。
作品世界の背景的に、XIGの戦力を危険視する世論はある、という事のようなので、これはそういうリアリティを加味した設定ではあったのでしょうね。地球の外敵に対するXIGの微妙な立ち位置、というのは参謀の折衝シーンにも活かされていて、好きな背景です。

◆Nさん
 >んー、公開当時見たのですが、〔男・藤岡弘の主張が激しかった〕という印象しか残っていません(笑)
展開が急にぶった切られたと思ったら、シーン変わると急に藤岡弘、のターンが始まるので、大変困惑する一作でした(笑)
 >毎年、企画から公開までの期間がギリギリらしい春映画枠ですが、私が見た範囲だけでも地雷だらけですし(主に2012年以降)、
 >率直に言って"残らない"映画の方が多いので、精神衛生上見ない方が良いかと...(苦笑)
ああ、これが世に言う《春映画》というジャンルなのですね……初視聴?かもしれません。今作は一応、機会があれば見ておこう、と思ってはいたのですが、ええと、まあ、アレでしたね……。

◆中吉さん
 >唐突に「なぜ命は大切なのか?」という問いがかけられ、さらに唐突に「命は繋がっているから!」と
 >わけのわからない答えが返ってくるという何がやりたかったのかさっぱりわからないことになってしまいました。
「本郷猛を通して描きたいテーゼ」と、「藤岡弘、が語りたいメッセージ」が混線・結合してしまっているので、物語としては意味の分からない事になってるんですよね……(笑)
 >(1号のスーツをわざわざ「今の」藤岡さんに合わせたのもどうかと…)
ある程度は意図的なものもあったのかもしれませんが、どうしても「別物」感の方が強くなりましたよね。
 >普通にショッカー支部を壊滅させるとか子どもを事故から救うとかの方が良かったですよね…。井上さんの嗜好が悪い方向に出たのでしょうか。
妙に薄暗いタッチといい、ちょっと変な方向にひねってしまった感じですよねー。ここも最初に生身アクションを見せる、という事情があったのかもですが。
 >一方で地獄大使の顔だけ変身はこの映画で多分一番感心した部分です。
これは確かに、シンプルなのにストンと怪人になって、良いアイデアとデザインでしたね。
 >「命の大切さ」は今の子どもたちに藤岡さんが訴えたかったことのようです。
生身の本郷が語る事の意味はわからないでもないですが、生身の本郷が限りなく藤岡弘、本人なので、見ている側は困惑が募っていくという……。

◆gariさん
 >石ノ森章太郎氏の「本郷猛のその後が見たいなら、今の藤岡君を見るといい。あれがその後の本郷だよ」と言う発言を前提にした作品であったりします。
ああ、そこはやはり自覚的かつ意識的な作品だったのですね。そう捉えると、物語というよりも、モニュメントというか、メモリアルとして見るのが正解、であったのでしょうか。
 >個人的には、企画の立脚点がそこなら『全編藤岡本郷のPVですが何か』ぐらいの勢いで突っ走るのが良かったんじゃないかなーと。
工事現場で働く本郷とか、人間・本郷猛の弱さと可愛げ、みたいなものは投げ捨てて、観覧車に取り残された人々をハイジャンプであっという間に助ける本郷猛、みたいに突き抜けた方が、面白くなった感ありますよね(笑)
 >あと「本郷猛はこの2年前に割とグダグダな部分を担当していたので、それに比べれば割とまとも」とか。
うっすらフラッシュバックしていたのですが、「平成ライダー絶対許さねぇ!」がこの2年前でしたっけ……。