東映特撮に踊らされる駄目人間の日々のよしなし。 はてなダイアリーのサービス終了にともない、引っ越してきました。
旧ダイアリー保管用→ 〔ものかきの倉庫〕
特撮作品の感想は、順次こちらにHTML形式でまとめています→ 〔特撮感想まとめ部屋〕 (※移転しました)
HP→〔ものかきの荒野〕   Twitter→〔Twitter/gms02〕

『イース8』始めました

 今秋発売予定の『イース9』が好きそうな雰囲気なので、とりあえず前作をやっておこう、とPS4版『イース8』を開始。
 毎度お馴染み、赤毛の冒険家アドル・クリスティンが今度は海で遭難だ! と絶海の無人島たる“呪われたセイレン島”での冒険を描く、アクションRPG。
 『イース』とタイトルにつくゲームをプレイするのは、かれこれ……いつ以来か思い出せないぐらいなので、基本的にイベントシーンでも喋らない(プレイヤーが選択肢で発言を選ぶ方式)アドルのロールプレイに悩みがちなのですが、
 「だって、無人島だぞ? かーーーっと熱くならないか?」
 とニヤニヤしっぱなし、みたいな某不滅の牙ほど人でなしではないだろう、という想定。
 物語は、島内のエリアを順々に探索していく、という形で進み、その過程で同じ客船に乗っていた乗客達(漂流者)を探し集め、拠点となる漂流村の人口が増えていくと、探索可能なエリアも広がっていく、という作り。
 基本的に一本道(今のところ)ながら、エリア探索→キャラクター獲得→拠点強化→ストーリー進行がスムーズに噛み合っており、「限られた空間での冒険」に上手いアクセントをつけています。また、冒険の途中で入手した装備品によっても移動可能な場所が増える事で、以前に探索したエリアに戻って奥を調査、など細かい楽しみが散りばめられているのも、手堅い作り。
 アクション面は、3人構成のパーティメンバーにそれぞれ攻撃属性があり、敵の弱点属性に合わせて操作キャラを入れ替えたりしながら戦っていくという形で、スピード感重視でざくざく手数で勝負していく一方、割と紙装甲(だいたい、最大HP1000に対して、対応LVエリアの雑魚敵の攻撃で100持っていかれる感じ)なので、けっこう頻繁に操作キャラが瀕死になります(笑)
 どうやら、「回避」と「防御」(ともに、ジャストタイミングで発動するとプレイヤー優位な時間が発生する)重視のシステムのようなのですが、未だに双方の良いタイミングが掴めません……。
 その分、コンピューター操作キャラが優秀なので(気がつくと勝手に死んでいるストレスが無いようにか、CPU操作時はダメージも軽減されている気がする)、強敵相手には操作キャラはヒットアンドアウェイに徹したり、HPが減ってきたら操作キャラを変える事で戦闘状況を持続する、というのがセオリーになる感じですが。
 また、パーティ全員がHP0にならない限りは全滅しない&ボス戦を除くと戦闘中でもマップを開いて一瞬で拠点にファストトラベル可能の親切設計なので、全滅はしにくい作り。
 デフォルメ等身とマンガ的表現にウェイトを置く方向性にしても、世界観のディテールとの齟齬が気になる度合いが大きいファルコムの3Dモデルは、さすがにもうちょっと出来が上がってほしいな……というのは若干あるものの、軽快な作りで、楽しくプレイしています。
 そして、船長とドギのクラフトマン技能のあまりの高さに、思わず『ドラゴンクエストビルダーズ』がやりたくなってくる(待て)