東映特撮に踊らされる駄目人間の日々のよしなし。 はてなダイアリーのサービス終了にともない、引っ越してきました。
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6/20付けレス

 本日は『ウルトラマンガイア』感想を書きました。田端ぁぁぁ!!

ビデオテープの頃は色々辛かった

◆spirithumanさん
 >現代社会に新たなヒーロー像を作ったクウガ、最高級のエンターテイメント電王、
 >2人で1人の街を守る探偵物新たな10年の始まりとしてベストスタートを切ったW、私もベスト3はこの3作品です。
3作とも、トータルの隙が少ないというか、完成度高いですよねぇ。『電王』『W』は劇場版の出来も素晴らしかったですし。
 >ギミックと物語が全く連動していない、強化フォームを使い切らないうちに次の強化フォームと負の連鎖が起こっているのは見てて辛いところです。
ギミックを持て余す、というのはままる状況ではありますが、やはりそれが物語と噛み合ってほしいですよねー。その点、『ビルド』1クール目のそろり発進は期待感があったのですが、2クール目であんな事になってしまうとは……。
 >ウィザード・鎧武
とりあえず『フォーゼ』は(配信ペースの勢いもあり)突破したので、この2作はじわじわ気になってきている作品です。『ウィザード』は放映当時、狂人担当が物凄く苦手だったのが序盤で脱落した要因の一つだったのですが……今は、もう少し、広い心で見られる筈……きっと。
 >私は特撮作品はいわゆるクウガ後の作品しか見たことないのでシャンゼリオンジェットマンあたりは気になっています。
ジェットマン』は完成度が物凄く高いので、今見ても楽しめるのではと思います。『シャンゼリオン』は……かなり飛び道具なので、取っかかりで入れるか入れないか大きく分かれるタイプの作品ですが、井上敏樹アワーとしては素晴らしいです(笑) 演出陣もいいですし。

◆タイキさん
 >何が凄いって「ギャバン」「ジライヤ」「ウインスペクター」「ジャンパーソン」以外はほぼ○なしというのが、
 >如何にシリーズ全体として安定性やまとまりに欠けているかが分かりますね。
色々出来るのが長所の一方、核になる部分から毎年設計しないといけない為、後半に入るとスタミナ切れしがち、という印象があります。戦隊がなんだかんだ終盤はまとめてくる作品が多いのに比べると、メタルヒーローは終盤が弱いのかなと。
 >ヒーローにとって根源的な力の源を示しているのではないかと思いました。
作風が原典回帰な事もあり、意図的なものなのでしょうが、その要素と作中言語化と見せ方が上手かったなぁと思います。
 >「ブレイド」は明らかに後半の會川脚本による巻き返しが全てですよねえ。
愛憎半ばする、というと変な言い回しですが、まあ、そういう作品ですね(笑)
 >個人的に面白い傾向だったのが高寺Pの作品群(「カー」「メガ」「ギンガ」)が「クウガ」を含めいずれも外れなしということですね。
高寺さんのこだわり傾向に対して思うところは無いでもないのですが、出来上がった作品を見ると、結局好きなんだなと(笑)
 >日笠Pって高寺Pや白倉P、宇都宮Pみたいに自身の色を出すタイプじゃないので作品の完成度はどうしてもその時担当したライターと演出の腕次第、という感じですね。
たぶん私、日笠さんの方向性は好きなのだと思うのですが、歯車がかちっと合う時と合わない時の差が大きいのでしょうね。
 >そして「シンケン」以降ほぼ外れなしで来てる宇都宮P作品群(「シンケン」「トッキュウ」「ジュウオウ」「ルパパト」)も安心出来ますね。
宇都宮さんとは、戦隊として見せたいもの、見たいもの、の波長が合うのか、近年では相性のいいプロデューサーですね改めて。

◆MOPさん
 >自分と比べてライダーのベスト3は全く一緒なのに、戦隊の方はけっこう違っていて、興味深いです。
ライダーは一緒なのに戦隊の方は変わってくる、というのは面白いですね。
 >私はライダーよりも戦隊の方が好きだと思っているのですが、やはり人それぞれ求めている物が違うと言うことなのでしょうか。
フォーマットが強い中に、豊富なスタイルがあるのが、やはり戦隊の魅力と強みですよね。私の場合、ロジックで見るので、基本構造がしっかりしている作品が好きな傾向が強いのかなと。
 >こちらの感想を読んでいて納得できたり、いろいろ気付かされたり、蒙を開かれたりすることが多いので、これからも宜しくお願い致します。
そう言っていただけると幸いです。私もコメントのやり取りから新たな気付きがあったりするので、こちらこそ宜しくお願い致します。

◆chi-chanさん
 >こうして見ると、管理人さんが全く見ていないメタルヒーローシャリバンスピルバンという事になるんでしょうか
シャリバン』はちょこちょこつまみ食いしていたのですが、『ジャスピオン』『スピルバン』はほぼ未見です。この辺りはそこまで食指も動かないのですが、タイミングが合えば的な感じで。
 >その後リメイク版ロボコンクウガの石ノ森路線にと、なんかぱっとしない終焉でしたよね。
白倉P的には初期《平成ライダー》はあくまで《メタルヒーロー》枠の延長線上という捉え方だそうで、実際、第1期のバラエティ感は《メタルヒーロー》ぽい緩さがあると思うのですが、ヒーローの系譜的にはどちらかというと、定期的に戦隊に出没するようになりましたよね……(笑)
 >個人的にはもうちょっとゆるロボ路線を観たかったなと思いますが。
きちっと見てはいませんが、あれはあれで、掘るとまだ鉱脈がありそうな感じはしますよね。
 >経験はあるけど東映デビューではない作家が増えたり、おもちゃのコレクション前提売りが定番になったのが影響しているかなと感じました。
平成ライダー》が切り拓いてきた道として、血の入れ替え自体には肯定的なのですが、それが、脚本家自身のノウハウを活かす前に、販売戦略のノウハウに飲み込まれてしまう(その咀嚼と擦り合わせをしている暇が無い)、という状況を生んでいる一面はあるのかもですね。

◆鷹Deさん
 >ガオ、アバレ辺りが世代の人間なのでその辺りに関しては多少私とズレますが、まぁこの辺り補正込みなので仰りたいことは凄くよくわかります(特にガオw)
世代の視点差はどうしても出ますよね、というか、世代の視点差を飲み込んで1ジャンルとして語れるのが凄いな戦隊、というか(笑)
 >私もクウガ、W、電王は外せないですかね。Wとオーズをひっくり返すかはちょっと悩みます(最終回は平成ライダーで1番好きなんですよオーズ)
『W』は満遍なく完成度高い一方、『オーズ』は最終盤の加速が物凄いので、同じ1年物でもそういう違いもありますよねー。
 >戦隊もライダーも1度離脱しちゃうと戻るのに苦労するので、合わないと戻りづらいですよね
ちょうど仕事が忙しかったりもあって、00年代中盤に9割方離れていた頃があったのですが、今は配信さまさまです(あとHDレコーダー)。

◆あきさん
 >戦隊で気になる所は、私の感覚も近いんですが、ゴーオンジャーを最後に、この10年間宇都宮戦隊にしか〇以上が付かないことでしょうか。
言われてみると……ある意味で、宇都宮P作品との波長が合いすぎて、他作品へのハードルが上がってしまっている部分はあるのかもですね……。
 >または以前の戦隊なら最低限押さえられていたものが出来ていない的な?
ここ数年の作品でわかりやすいところだと、『ニンニン』『キュウレン』は共に、悪役サイドの扱いが雑、というのは個人的なマイナスの大きかった部分です。『ルパパト』が尺が短いなりに悪役サイドの掘り下げも行っていたのと比べると、対照的な部分なのかなと。
 >ゴーカイジャーご覧になったらトップ5は大変になりそうだなとは私も思います。
当時は『ディケイド』へのアレルギーも引きずってスルーしていたのですが、結果的には今こそ万全に楽しむ準備が整いつつあるのだろうか、と前向きに思っています(笑)
 >どちらも私は未見でしたが、香村脚本でして、特にライブマン回は個人的にゴーカイレジェンド回のベストでした。
おお、そうでしたか。『ライブマン』はスタッフ・キャスト的に好みなので、現在、配信の順番を楽しみにしています。『ゴーカイ』もこのまま『シンケン』→『ゴセイ』以降も公式配信されるなら、配信週2ペースがいいのかなぁとは思っていたり。
 >う~ん、ネタバレになりそうで詳しくは言えませんが、ハリケンジャーはある程度ご覧になられてからの方が良いかもです。
『ハリケン』は当時確か、1桁話数ぐらいで脱落してしまったんですよね……。気がつくと2000年代唯一の全話見ていない作品に。