本日は勢いで、『チェンジマン』最終回感想書きました!
ところで、次の『フラッシュマン』配信(多分)に備えて、感想まとめ記事の引っ越し作業をしていたのですが、8年ぐらい前の文章が、今読むと色々、こう、あれで……なんかもう、全面改稿したい誘惑にかられて作業中断しているのですが……まあこれはこれで、リアルタイムの産物としてこのまま残しておくしかないか……。
星見酒
◆神崎さん
>どうも、こんばんは。はじめまして!
>いつも興味深く読ませてもらっていますが、今回が初の書き込みとなりますね。
はじめまして、ありがとうございます!
>当時のアハメス人気も相まって、彼女が狂死する原因の片棒を担いだギルークは凄い不人気だったそうです。
あらら、そうだったのですか……確かにまあ、人気出そうな風貌でもなければ、ひたすら悪い立ち回りですものね……。終盤見せる、邪悪な表情のアップとか凄い好きですけど(笑)
>……ギルーク好きの私としては非常に残念で、わざわざ明確に「最強の宇宙獣士」と言わせたならその最強たる暴れっぷりを見せて欲しかったですが……
ここはもう一工夫、存在感を出してほしかったので残念でしたよね。Sギルークの場合、隕石落としがあまりに強くやりすぎて、あれを超えにくくなってしまった、というのもありそうですが。この辺りは近作になると、スーツの性能向上もあるのでしょうが、終盤まで色々な殺陣で強敵の個性を出せているのが進化をまざまざと感じるところですね。
>宇宙獣士化した際に「ギラス」と名乗ったことで、こいつも故郷への愛は持っていたんだな、と思わせてくれたのは良かったと感じました。
復活後ずっと故郷に触れていなかったのが、あそこで名前が出てくる、というのは色々想像させる最期でしたね。
◆タイキさん
>というかもう実質52話、53話が実質の最終回と言ってもいいですよねこれ。
色々盛り上げすぎてしまったというか、やる事やったというか……曽田さんは『フラッシュマン』と並行作業だったりとかもありそうなのは、この当時の難しい所ではありますね。
>「復讐鬼としての一線を越えたレッド」という意味で後にも先にもレッドホーク位だと思います。
言われてみると、ジャン(ゲキレッド)が少し危なかったぐらいですかね……『ジェットマン』の場合、そこに至るのがキャラクターに誠実に向かい合い続けた結果、というのがホント素晴らしかったですね。
>思えば本作一番精神的にも肉体的にも成長したのはナナちゃんかもしれないですね。
結果的に、急成長イベントを挟む事で、人生におけるあれやこれやを短時間に詰め込んで、「劇的な変化」を象徴するキャラクターとして機能した、というのは面白かったですね。
>どちらも和解→共闘の流れとしては些か唐突感は拭えないので、本作みたいに極めて激しい敵味方の揺れ動きが描かれて…という意味では確かに他にないですね。
『カー』『マジ』の場合は、物語に始末をつける為の手段、という感じだったので(相応の飛び道具ではありましたが)、物語の集約として戦隊越えに至る、となるとほぼ無二なんですかねー。
>どうしても使い分けに苦労する幹部連中、というシリーズ全体の問題に対して一つの回答と言えるものだったのかなと思います。
ローテ型としては『ギンガ』は、相当上手くやりましたよね。近年だと『ニンニン』『キュウレン』はいずれもローテ型で悪役サイドの押し出しが弱くなってしまったので、トータルの設計力かそれを超越するアドリブ力の要求される手法というのが、結果的に『ギンガ』の完成度を裏打ちする事になっていたりで。
◆ponさん
>司令官時代のギルークならそこは日本酒にお猪口のはずだと憤慨しておりましたが(笑)
確かに(笑) 畳敷きの部屋で胡座をかきながら地球を見つめ手酌で杯を重ねるギルーク、そこへ襖をばーんと開けて乱入してくドラゴン、見たかった……(待て)
>ただミニバズーと化しても最後の拠り所は故郷だったのが救いかもしれないけど、辛いところでした。
あれが最後に残ったアイデンティティであったのだろうか、と思うと、もはや倒すしかない事に、一抹のやるせなさも感じる決着でしたね。
>ナナちゃんの行動は恋心ゆえということでしょうが、自分を散々利用してきた相手に一矢報いる形になったのは面白かったです。
ナナちゃんはこの辺り、諸々の因縁が拾われて、最終盤かなり良い扱いでしたね。なんだかんだ報いが返る、というのも今作の丁寧なところで。
>なお今作ヒロインは最初から最後まで女王だったアハメス様か、ゴズマードから落ちて泣いてた可哀想なギョダーイに一票です(笑)
ギョダーイ、ここに来て、(広義の)動物キャラの強さを感じさせますね……(笑)