3/11付けレス
◆藤村さん
>「サイコパス」という単語は「黒い家」から多用する貴志先生のお家芸ですね
ホラーが苦手なので作者のそちら系は読んでいなかったのですが、そうだったのですね。
>当時は真新しい概念で、ホラーということもあって大変ビビったのですが、今は世間に浸透しすぎて安い感じになりましたね
青砥先生がやたら口にするもので、「青砥先生、Twitterやりすぎでは……」みたいな気持ちになってしまい、一つの言葉が流行り言葉になる事で、受け手にとってのニュアンスが変わってしまうというのは難しいですね。
>貴志先生のトリックは「その手があったか」というよりも「へぇ、職人てそんなことも出来るんだ」という感じになってしまいがちで、確かにミステリのためのミステリというきらいはあると思います
極端に言うと「出来るか出来ないかわかりにくい機械的トリック」を、謎解きに至るまでの物語の力で読ませるというタイプなので、そこのバランスが崩れると物足りなくなってしまう所はちょっとありますよね。