東映特撮に踊らされる駄目人間の日々のよしなし。 はてなダイアリーのサービス終了にともない、引っ越してきました。
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2/18付けレス

 本日は『ウルトラマンガイア』感想を書きました。ハムスター……。

そして舞台は回り続ける

◆五月サツキさん
 >最終回にして巨大戦がない、というのには驚きでした。VSXでドグラニオ撃破だと思っていたので……。
これはビックリでしたね。デストラ戦でルパンマグナムも付けて、やる事やり尽くしていたといえば確かにそうではあるのですが。
 >まあ映画ネタを本編に連動させるのは、毎年苦心していたりする訳ですけども。
私も映画は未見で、劇場版見ていた人にはわかる系のネタはサービス程度がいいなぁ……と思うところはありますが、今年はかなり劇場版好調&好評だったそうなので、思い切れた部分もあったのかもですねー。
 >救われる側だった3人が快盗を救う側になったのは良かったのですけれども、なんだかちょっとモヤっとしました。
あの展開はあの展開で好きなのですが、ホント圭一郎には辛いオチですよねぇ……心底では通じ合う部分が出来たとはいっても、しばらく不眠に悩まされたりしそうで心配です。
 >なんでしょう、兄さんよりかは掘り下げも役割もあった気がするんですけど、肝心なところでの蚊帳の外感が似て……る?
間違いなく、物語を動かす中心に近い所には居たのですが、近すぎると近すぎるで、ちょっと君は脇で見ていなさい扱いを受けてしまうのだな、と涙が。
 >快盗はコレクションなしで大切なものを取戻して、なんだかコレクションの存在も浮いてしまったような。
突然の奇跡は無くて良かったのですが、確かにコレクションは、最終的にちょっと浮いた扱いになってしまいましたね。ギミック面でいうと、今作はむしろ、「金庫を開ける」物語であったのだなぁ……と。考えるとやはり、「ノエルの(心理的な)金庫」を開ける物語が無いと収まりが悪いのかなと思ってみたり。
 >色々と思うところはありましたが、なんだかんだ1年間楽しむことの出来た作品でした。2年連続で変化球だったからか、
 >リュウソウジャーは王道っぽいですね。3月が楽しみです。
ホントこう、複雑な余韻を残す作品になりましたね……変化球も好きですが、王道も好きなので、リュウソウジャーどう持ってくるか、楽しみです。
 >ところで、スーパー戦隊最強バトルの感想をお書きになるご予定はありますか……?
まだ見ていないのですが、多分何かしら書くのではないかなと。

◆chi‐chanさん
 >ジオウのウォズですが、少しネタバレ予告しておくとライダー化のヒントは「君はどっちのウォズを応援する?」(笑)
そ、それはもしかして、紫になるか緑になるか選べたんですか?!(笑)
 >(戦隊にアニメのキカイダー関智一、ライダーに映画のキカイダーザミーゴの演者)がゲスト参加しています。
戦隊祭、関さんはきっと出てくるんだろうな、というかむしろ何人の関さんが出てくるのだろう、と思っていたのですが、ライダーに入江さんが出たのですか! それは早く追いつかなくては。
 >去年トリン・リュウコマンダージーク・キバット・パルカ・マンタギャングが揃って女装しました。
す、凄いメンバーですけど、いったい何が……(笑) 戦隊が女装を呼ぶのか、女装が戦隊を呼ぶのか……。

◆橘まことさん
 >ラストは魁利(というか伊藤あさひさん)の「兄ちゃん……ごめん」に全てを持っていかれた気分です。
あれは凄く良かったですね。兄弟の距離感も良かったですし、最終回にして、二重三重の意味が入っているというのがまた。
 >「個人的には、悪い奴が悪いまま満足して散るのは好きじゃない、もっと精神的な部分まで報いを受けるべきだと思ってる」
ああ凄く、香村さんのこだわる所だったのですね。さすがにドラマ的に避けたのでしょうが、その路線だと、警察に倒されてしまうザミーゴ、とか想像すると、ちょっとゾクゾクしますね……(笑)
 >杉原さんが初のメイン監督ということで、新しい作り方ばかりだと負担も大きいだろうと意識的に減らした部分もあったそうです。
成る程、そういう配慮でしたか。
 >そこでノエルが快盗の3人に「頑張って警察のコレクションを奪ってね。僕はちょっと後ろめたいからw」みたいなことを話されていて
ノエルーーーーー!(笑) 実際のところ、国際警察上層部とルパン家の間には、どのぐらいの金が回ってもとい癒着があるんでしょうね……。
 >あくまでカワセミのアレが「最後」のコレクションであり、直後に2戦隊の関係には決着がつくと匂わせるラストに繋がった気がします。
私なんかは、どうせこういう着地なら「最後」で無くても良いのでは、と思ったのですが、繰り返し「最後」を強調していたのは、そういう意図はあったのでしょうね。まあ、宇宙に隠されたコレクションがまだあるかもですが(笑)
 >今作は注文の量も多かったでしょうし、その調整が最後まで響いた気がします。
とにかく香村さんには、次の参加機会があれば是非、伸び伸びと書ける環境で書いてほしいですね(笑) 久々に、サブの単発エピソードなども見たいところで。
 >余談ですが『快盗VS警察VS宇宙』のCMで「ドン・アルマゲには影武者がいたんだ!」に「でしょーね」とすんなり受け入れる自分がいました(笑
キュウレンジャー』まだラスト1クール未見のままなのですが、「君ら、影武者と戦っていた事はもう忘れたのか」と思いました!(笑)

◆島縞さん
 >力無き正義が認められず暴走する「正義の力」に頼る圭一郎と「正義の力」はそうじゃないと否定する魁利のような…個人的に快盗にはヒーローになって欲しかったせいもあります。
魁利の圭一郎への「そっち側に居てくれ」というのはニュアンスとして重なる部分はあるので、警察側の「力の意味」にもう少し焦点を当てる構想はあったのでは、と思うのですが、ダーク圭一郎は見たかった展開ですね(笑)
 >(同じ境遇で違う道を選んだ人を出して道を否定されている快盗を更に否定する要素は避けたのかとも思いますが)
初期の頃は、快盗と警察にもっとえぐい対比があっても良いかなぐらいに見ていたのですが、悟の問題も警察サイドの問題以上には掘り下げませんでしたし、確かに戦隊としてあまりやりすぎるのを避けた部分はありそうですね。

◆ひらりぃさん
 >この辺は快盗の正体バレをもっと早くやらないことにはどうしようもなかったと思うのですよね。
結果としては、ノエルの正体判明をもう少し早くして、年末には快盗の正体をバラし、年明けに警察サイドの葛藤期間を取れればな、という感じになりましたよね……。
 >その圭一郎が温泉回以降魁利から見てまぶしい部分ばかりクローズアップされるようになり
 >足りない部分がないかのような扱いになったことで自然とつかさの役割が薄くなってしまったように見えます。
ああ確かに、この辺り、圭一郎のネガ部分を描く要素が無くなってしまった事で、つかささんのポジジョンにも影響が及んだ、というのはありそうですね。そこでノエルと絡んでくれると良かったのですが……。
 >大和とアム以外持て余されていたジュウオウ終盤に比べるとルパパトはほとんどのキャラが最後まで生きていていたなと思います。
『ジュウオウ』の時は操に焦点を寄せた結果ジューマンの存在感が薄れ、今回はW戦隊を中心とした結果ノエルにスポットを当てきれず……追加戦士のバランスは、つくづく難しいですね。
 >特に透真と初美花は個別の見せ場はそれほどなく、魁利と兄の確執すら最後まで知らないですが
 >魁利の側にいることに意味があるポジションを獲得できていた
結局、透真も最後まで魁利に踏み込むわけではないけれど、しかしそれでも意味のある関係が築かれるのを描いてみせた、というのは香村さんの長所が出ましたね。
 >特にルパンレンジャーの置かれた境遇には悪意を感じていたのでルパン家関係者は黒いほうが収まりがよかったような…。
ルパン家側は展開次第でルートが幾つか想定されていたのかなと思いますが、黒いルパン家、見たかったですね……(笑)

◆あきさん
 >咲也の事を「陽川」と読んでいたので、声の主は国際警察に潜り込んだナリズマで、
ああ、命令を受けている割に師匠が敬語でなかったり、上層部って程では無さそうなのが気になっていたのですが、ナリズマぐらいだと丁度、納得できるポジションですね。
 >改めてどっちもヒーローで1年VSをやるのはいろいろ難しいですね。
今作はホント、戦隊としての面白さと、戦隊ゆえの壁と、面倒な設定ゆえの面白さと、面倒な設定ゆえの限界が、複雑にこんがらがりましたね……敢えて道中でハードルを下げずに、走りきったのは凄かったんですが。
 >クレーンは、発売直後にグッティの販促が最優先となり29話までロボ戦使用のみの唯一の追加ビークル
意図せざる溜め方をした結果、かえって強烈なインパクトを残す警察武装となりましたが、この辺りが巧く転がらなかったのは、つくづく惜しまれますね……。

◆さやまきさん
 >閉じ込められて絶体絶命のさやかがその頭脳を駆使してあっさり脱出しちゃったり
賢い人を罠にはめると扱いに困るパターンがたまにありますが、賢いのですぐ脱出するの前提で話を構成する、というのが綺麗に転がりましたね。
 >当時は戦隊の基地も敵の本拠地同様に秘密が守られている事で侵略者と立場がイーブンになってたんだよなぁと改めて実感しました
基地を巡るサスペンス、というのは普遍的な面白さがありますよね。タロウ回よりも一歩進んだ描写が続くのも、話の流れに沿っていて良かったですし。
 >獣士のほうもちゃんと咄嗟の機転が利くキャラクターとして描かれていて
バズー肝煎りのスパイという事で、きちんと行動がスパイらしいのは、面白みを増していて良かったですね。

◆つるさん
 >偽さやかに気付いたその場で取り押さえるのではなく、退路が無くなるまでおびき寄せてから取り囲むのは、実に電撃戦隊らしいリアルさでした(笑)
今回は端々で、一般隊員も訓練を受けた軍人である、という要素が描かれていたのは、今作の特性が出ていて面白かったですね。
 >宇宙獣士の、特定の決まりがないのが決まり、という感じの路線が好みなので(ゴズマの支配力や戦力の厚さの説得力にもなりますし)
当初はモチーフが明確でないととっつきにくいなぁと思っていたのですが、おっしゃるように、話数を重ねる事でごった煮感がゴズマの特性になって、面白くなってきましたね。劇中言われるように、まさに「エイリアン」という感じで。

◆輝剣さん
 >日に焼けてヤクザの親分の風格を持ち、ルックスもどことなく通じ合う二人ですよね。
両指揮官が、時代劇でいうところの、宿場町を二分して争う赤鬼組と赤鬼組の親分ルックス、というのは独特というか面白いですよね(笑) これから両者がどうなっていくのかは、楽しみな部分です。
 >職人技に頼る軍事組織って一体…いや、(某寿司屋の天才を思い出し)戦隊では普通か
どこの世界にも、天才メカニックは付き物ですから(笑)
 >パワーバズーカでもさやかが照準報告していますし、サブリーダーという名の実質的指揮官?
これは次作もイエロー(女性メンバーのアイドル枠)が担当になるので、配役の関係だったのでしょうね-。
 >…NINJA?(疾風以前のブラックを思い起こし)やっぱりNINJA!
エス、ニンジャ!