東映特撮に踊らされる駄目人間の日々のよしなし。 はてなダイアリーのサービス終了にともない、引っ越してきました。
旧ダイアリー保管用→ 〔ものかきの倉庫〕
特撮作品の感想は、順次こちらにHTML形式でまとめています→ 〔特撮感想まとめ部屋〕 (※移転しました)
HP→〔ものかきの荒野〕   Twitter→〔Twitter/gms02〕

2/15付けレス

まるで月と太陽

◆インザファイトさん
 >一般市民の視点から見た根源的破滅招来体への意見も、テレビ局のメンバーを通して積極的に発言されています。
防衛隊員だけでなく、市民目線が随時盛り込まれているのがいいですよね。今回も、これまでの蓄積があった事で少年の言行に劇中世界の変化に伴う説得力を与えていましたし。
 >戦闘パートでも、今回の千葉参謀の避難誘導シーンを始め、多種多様なチームを擁するXIGの援護や
たとえば直接怪獣に勝てなくても、ライトニングが怪獣を足止めしている間に避難が完了するとか、一つ一つのチームの意味を、適宜映像で見せてくれるのも、いいですよねー。
 >主題歌の通りまさしく「ギリギリまで がんばってギリギリまで ふんばってピンチの ピンチのピンチの連続 そんな時ウルトラマンがほしい!」ということなんだろうな、と。
作品と主題歌が凄く巧くシンクロしてますよね。我夢/ガイアが100%完璧なウルトラマンではない、というのもそれぞれの意味を高め合っていて、よく出来た構造だと思います。

◆輝剣さん
 >私には演じている藤巻氏には「ダンディ」「紳士」というイメージがあり、久々にこの作品を見てイメージとのギャップにとまどいました(笑)
ま、まあ、基本的に容姿は格好いいですからね! 見た目以上に役柄のキレっぷりのインパクトが強いんですが(笑)
 >ヒドラー兵は本当に怖かったですなぁ。そして汚いという生理的嫌悪感を催す、いい悪役でした。
ホラー路線の戦闘員としては、非常に良い造形ですよねー。
 >もったいないと思いましたが、後のアバレンジャージュウオウジャーでは幹部級を序盤に戦死させてますしなー
戦隊側のインパクトを出しやすいからか、手法としてはちょこちょこ使いますよね。
 >……そこは耐えたことにしてあげてください……でないと同じ訓練に放り込まれたのにアースフォースに選ばれなかった人たちが悲しすぎます……
最後の鍵は、サバイバル能力であったという……と考えると、あの訓練内容は正しかったのか(笑)
 >というか脱走していたのには驚きました、そんなことをするのはカーレンジャー以降だと思っていたので。
バトルフィーバー隊もサボり癖があったりしますし、初期作品も時々「こんな仕事やってられっか」ノリが入る印象があります。職業戦隊ゆえの、サラリーマンノリというか。
 >まぁ、自衛隊でも新米の幹部よりベテランの曹の方が収入も発言権も存在も大きいそうですが…
いわゆる先任軍曹、というキャラ付けとしてはわかるんですよねー。そんな自分に酔ってないかこの人、というのが伊吹長官の怖い所なんですが(笑)
 >戦隊よりウルトラシリーズっぽいと思ってみてました。
ああ確かに、そういう路線かもですね。
 >この頃は死者が普通に出るんですよねぇ、これらの描写が原因(バイオレンス偏向)で「サンバルカン」のアメリカ展開がぽしゃったそうですし
そんな事があったのですか。アメリカはアメリカで、コードの格差が大きすぎるよな、とはしばしば思いますが(一般向けのアクション映画になると、いきなり貫通シーンが飛び出したり)
 >猫師匠やゴーマ参謀長の三択で上司を選ばせてやると言われたら悩むレベルの酷さではありますが
私は導師だけは絶対に嫌ですね!(笑) ……まあ、伊吹長官が上司だと、ダイレクトに生死に関わりそうなのもあれですが……。

◆gariさん
 >不満も無い訳ではありませんが(ノエルとかノエルとかノエルとか)、なんやかんや一年間、高い質のドラマで楽しませてくれた作品でした。
最終盤、結局バタバタしてしまった面はありましたが、道中の波乱万丈度、という面では非常に1年間の楽しい旅を見せてくれた作品でしたね。
 >組織を捨てて好き勝手生きると言いながら、なんだかんだで部下に寛容な組織のボスと言う立場を捨てきれなかったのが敗因に繋がった、と言うのが皮肉な所です。
これがドグラニオの抱えていた「ジレンマ」だったのかもしれませんね。そう見ると、主要キャラの中で最もジレンマに縁が無いザミーゴが、因縁の仇であったというのもなんとなく納得で。
 >劇場版ネタをただ取り入れるどころかクライマックスの大ネタに持ってくる
一番「どうするの?」という所で結構大胆に持ってきましたよね。やり口自体はそんなに好きではないのですが、確かに今時らしさ、であるのかもなと思うところです。
 >「その尊敬する兄だって大切な物のために怪盗になる=怪盗である自分を肯定してくれる」と言う意味で、大きな救いでしょう。
それで本当に良かったのか、というのは考えてしまう所ではあるものの、快盗サイドは本質的に、個人の救いの物語に終始した、という形では、綺麗にくるっと収まりましたよね。
 >ただそれはそれとして社会的にはどうなってるんですかあの3人!
ルパン家の財力がバックに有れば、大抵の事は何とかなりそう感が……(笑)
 >不満点については、サブ脚本で話を動かすのに尽く失敗した印象があり、そんなトコまで先輩(小林靖子)に似なくても良いのに……。
細やかなキャラ描写が大きな武器である一方、メインライターしか踏み込めないエリアが明確に出来てしまう、というのが見事に被ってきましたね……。
 >ライダーでだいたい失敗している『外部から脚本家連れてくる』って言う試みが戦隊ではどうなのかと言うのが不安でもあり。
そろそろ、そういう事をしないといけない頃合いなんだろうな、という納得はあるのですが、不安は出ますよね……色々、特撮の現場と噛み合ってくれていると良いのですが。

◆KEYさん
 >ぶっちゃけ自分的には不満だらけの納得いかない終着点でした。
私個人は、好きな要素が入っていたのと、あの瞬間思わず笑ってしまったのでアリだったのですが、これはどうなのか、という気持ちは正直わかる部分があります。
 >W戦隊の意味を持って終わらせるなら怪盗を解放するのは警察の役目でなければならなかったと思います。
結局、警察に頼らない者が快盗となり、快盗に救われた者は新たな快盗になり、パトレンジャーもルパンレンジャーも高尾ノエルも、世界に横たわるこの摂理を乗り越えられないで終わるんですよね……この点、個人的にまだ消化しきれていない部分もあるのですが、その摂理を乗り越える所までを見せてくれてこそなのでは? というのは視聴後にスッキリしきらない一因になっています。
 >また、新しい怪盗を作ってしまったことで当初の怪盗の目的が果たされているようで本当の意味では果たされなくなってしまいました。
 >物理的には確かに大切な人達は自由を得ましたが結局怪盗達のせいで新たな罪人を作り出してしまい、此では助けた意味が全くない。
今、つらつらと考えていて妙な事を思いついてしまったのですが……これ、コレクションで奇跡を起こした代償として世界にかけられた、“アルセーヌの呪い”ではないですかねもしかして……。
 >此で良しとする方には申し訳ないのですが途中の流れは結構面白かっただけに終着点を(自分的に)大幅に履き違えた感が否めないです。
快盗の罪と罰もですが、結構色々な要素を先送りにして受け手に預けた着地になったので、どこに最も決着をつけて欲しかったか、などでかなり受け止め方の変わりそうな最終回になりましたね……。
 >取り敢えず 来週からのお祭り作品を楽しんでリュウソウジャーに備えたいと思います。
坂本監督のフェチズムが良い方向にはまってくれるといいのですが、まずは大和くんとの再会が楽しみです!

◆鷹Deさん
 >ジュウオウジャーでのジニスといい香村さんは最終回でラスボスを小者にしたいフェチみたいなのがあるんじゃないかと疑ってしまいますww
どうせやるなら徹底的に転落を描きたい、という趣味嗜好はちょっと感じますよね(笑)
 >パトレンジャーはようやくスーパーパトレン1号が見れたのとあのレバーやっぱりパトレン用だったよなぁと
修正の残滓を見つつ、最後の最後ながら、見られたのは良かったです。
 >ドグラニオは何もない地下牢にぶち込まれ無の中で老衰死コースという対照的な結末ですがホント歴代でも屈指の惨めさです
渾身の嫌がらせにも失敗しましたし、快盗の再会シーンで背景で無言なの、ショックで廃人になってしまったのではないかと心配です……(いっそ、その方がいいのか?)
 >そう考えると魁利の涙は本来快盗になるはずではない兄を快盗にしてしまったことへの懺悔も込められているような気もします。
そういうニュアンスはありそうですね。それを勝利が黙って受け止めて、あの瞬間に二人が「兄弟」に戻るのは象徴的で好きなシーンなのですが、あの勝利には、警察を辞めたif圭一郎という要素もあったのかもですね。
 >警察側は受動的に動かざるを得ないのに対し快盗側は主導的ですし、もうちょっと割り切って快盗を主軸に押しても良かったのかなと
終わってみての話にはなりますが、いっそ、若手役者vs若手役者のW戦隊ではなく、警察側はOB・OGが配役されている、明確に非対称な構造もありだったかもですね。そうすると快盗寄りのバランスも取りやすいですし。
 >決して戦闘がつまらなかったわけではなく、アクロバティックな動きに魅了されて印象に残ってないだけなんですが
アクション監督としても毎年バランスに悩むところなのでしょうが、銃撃戦メインの中で、銃そのものよりも付随した動きの方が印象的になった面はありましたよね。次作のメイン武器が剣なのは、その反省も踏まえたのかなとも邪推するところです。
 >あまりこういう変化球的作品が主流になるのもどうかと思うのでリュウソウジャーから王道を続けてたまに新しい視点を入れてほしいなと思います
初期情報を見る限り、ここ2年の流れから『リュウソウジャー』は戻してきそうな感じありますよね。おでこレッドを筆頭にどんなヒーローになっていくか、楽しみです。

◆島縞さん
 >ヒーローものではなく最後までアウトローとヒーローだったなという印象です。
そこの融和あるいは超越を見たかった部分はあったのですが、その一線を引いたまま完走する、という形になりましたね。
 >警察は快盗を救えず、快盗は犯罪者のまま。人間臭い所が諸々を招いたノエルといい、作品の裏テーマは潜在的悪とか欠点とかなのでしょうか。
そういうものを抱えながらどう生きていくか、というのが最終的に魁利に集約される部分としてあったのかなと思いますが、割とキャラクターに対してもシビアな物語世界でもあったなぁとも。
 >ヒーローとしては一人で抱え込んでいつか死んでしまいそうな圭一郎には何も言わなくても支えてくれる仲間がいるという画は綺麗だった気がします。
確かに圭一郎、一人にするとソロヒーローになる前に死んでしまいそうな所ありますね……(笑)
 >警察が快盗とあまり歳が離れて見えなかったので海千山千の上司が警察側にいた方が全体としてはしっくりきたのかなと。(ヒルトップは好きなのですが)
もうちょっと上官キャラが、柔軟性も持ち合わせつつシビアな所を突いてくる位置づけ、というのでも確かに引き締まったかもですね。
 >最終回の感想をまとめれば、咲也!デレデレしてないで仕事しろ!よかったなコンチクショウ!でしょうかw
完全に黒い交際のスキャンダル待ったなしの二人と、その後の青桃の温度差は凄かったですね……(笑) その青いのには一応婚約者が居るので、もう少し手加減してあげて下さいつかさ先輩……。

◆ピンクまさん
 >実をいうと私がリアルタイムで完走した戦隊は当時幼児だったダイレンジャー以来であり、一年通して本当に楽しめました。
おお、そうでしたか。……くしくも『ダイレンジャー』のラストは、私もちょっぴりよぎりました(笑)
 >しかし今作は多方面で話題になってたようで、戦隊に興味がなかった従兄弟が42話を熱く語ってたりしましたし、
 >新たな層を発掘したという点では大成功だったのではないでしょうか?
この点は一つ今作の大きな価値だったと思うので、その辺り含めて野心的試みを一定のレベルでやり切った事はとても良かったなぁと。
 >たしかにノエルを筆頭に細かい不満はありましたが、そもそもの期待値のハードルが高かったので致し方ない部分も感じますし
考えていた以上にVSをシビアに巧くやってくれた分、脇を固める部分の粗が目立ってしまう、というのは今作のちょっと厄介な所になりましたね。トータルではホント、面白かったんですが。
 >最終回もいろいろ思うところはありますが、なにより新たな怪盗の絵はあまりにも美しかったし、想定外だったので、概ね満足です。
個人的にコレクションの“奇跡”が突然出てくるのは嫌だなぁというのはあったので、あの関係性の中で解決してくれたのは嬉しかったところです。
 >香村脚本は本作で初めて触れましたが、度々のお約束外しを含め、そうきたかという意外性を最後の最後まで楽しめた点、新たな収穫でした。
ここ数年、今後の主軸を期待されているライター陣の中では断トツの技量だと思うので、今後も東映特撮に関わってくれると嬉しい脚本家さんです。

◆ひらりぃさん
 >始めましてで長文失礼します。
はじめまして。コメントありがとうございます。
 >快盗も警察もノエルもギャングラーもあと一歩踏み込んで欲しかったというのが正直な感想です。
この構造ならではの面白さがあった反面、どうしてもこの構造から見える限界を乗り越えきれなかった部分が目立つ形になってしまいましたねー。
 >快盗をする必要がなくなった後に彼らがどうなるかを見たかったのですよ。
私もこれは見たかった部分だったので、少々残念なところでした。魁利がそのままの快盗を続行する形のエンドになってしまったのは、第49話の“先”を描ききれなかったという部分で、物足りなさが出てしまいましたね。
 >チームとしての見せ場は実は少なかったのかなと年明けから特に感じるようになりました。
警察はある程度、前半に完成しすぎた部分はあったかもですね……そこから中盤に溜め込んだマグマを、終盤の正体バレに絡めて爆発させる腹づもりはあったのかなと思うのですが、その爆発の部分がどうもキャンセルされてしまったようには感じました。
 >つかささんに至ってはリアクションがないも当然でしたし。
中盤凄く面白い位置に入りそうだっただけに、終盤で、つかさならでは、という場所が無くなってしまったのは凄く残念でしたね……。
 >金庫の中にいる快盗を助け出すのは別の快盗というのも面白かったです。
最終回まで「金庫を開ける」事にこだわったのは、ホント貫きましたね。
 >儚いイメージしかなかった氷漬けにされた3人が一気に強いイメージになりました。
ここで、3人がただ助けられるだけの存在ではなくなる、というのは好きなシーンです。

◆MOPさん
 >やはり魁利達の脱出に圭一郎くん達が全く関与していないのは余りにも残念過ぎます。
構図的には、「ドグラニオを倒さない事で快盗が助かる可能性を未来へ残した」というアシスト役の扱いだったのでしょうが……最後は警察戦隊自身にゴールを決めてほしかったというのはありますよねー。あと、1年間「警察も色々と方法を探っていた」部分の描写がバッサリ無かった上で横からゴールをかっさらわれてしまったので、必要以上に丸ごと放置していた感じになってしまったのも、残念度を上げてしまったなと。
 >しかしそういう諸々の不満点を大目に見られるくらいには、快盗達の再会は感動的だったし、作品世界もキャラクターもギャングラーも魅力がありました。
私もあの再会シーンは、良かったなぁと自然に思ってしまったので、トータルではキャラクターに負けたというか(笑)
 >おっしゃる様に、今回はルパパト第1部「快盗編」だったので、第2部「警察編」を早く作ってくれないかなというのが素直な気持ちです。
この1年の戦いを踏まえて、色々なものを「救う」警察の姿は見たくなりますよねー。
 >ドグラニオ様は生き恥を晒すよりは殺して欲しかったのに、それでも自分から快盗を解放しなかったとか本当にいい性格していて、素敵だと思います。
ザミーゴの最期もでしたが、嫌がらせに賭ける矜持に、ギャングの本質があったのかもですね。
 >そして事あるごとにデストラさんの素晴らしさを讃えて下さりありがとうございます。親分の衰えを知りながらも全てを捧げたとか余計に胸が熱くなりました。
妄想も込みですが、直接登場はしなくても、リタイア後にその存在の大きさを感じられるという、とても良いキャラだったなぁと思います。総じて今作の敵幹部は、みんな“頭がいい”というのを成立させていたのは、地味に凄かったなと。
 >リュウソウジャーの感想も期待しております。
ありがとうございます。また1年、楽しい作品になってくれるといいですね。

◆やずみさん
 >「大切な人を日陰の道に引き込む」「新たな快盗の存在を秘匿する」という「良かれと思ってやらかす」クセがそのまんま……
 > 死ぬわけでもないのにここまで他メンバーと距離が出来たままって、珍しいように感じますね。
キャラクターとして貫かれている、といえば貫かれていますが、そこ貫かれて良かったの……? 感がどうしてもありますよね……。
 >近年流行りのバーチャルユーチューバーにもニチアサリアルタイム実況を売りにしてる人がいたりして、そういう面でも興味深いものでした。
そういう方も居たのですか。SNS界隈ではかなり親和性が高かったようで、あまり作り手が気にしすぎるのもあれですが、視界に入れていく必要はある時代なのでしょうね。
 >果たして、ここから拡がるものはあるのか……より大きな変化を求めるなら、それは日曜朝のテレビという形では実現しきれないかも知れず、どうなることか。
撮影協力を求める時などに、「ああ、戦隊シリーズ!」と面白がってもらえる事で広がる可能性、みたいなものもあると思うので、色々、幸福な土台作りになっていればいいな、と思うところです。
 >ネタバレ防止のためにどの作品とは言いませんが、この後も戦隊過去作を見続けるならそれっぽいものは見られるかと。
ああやはり、90年代にそういうのがあるのですね(『五星』だとするとよぎったのですが、細かい部分の記憶に自信がなくて)。ホント色々やってますよね……。
 >マスクを飾り付けに使う女性陣と比べると、さっさと捨てた勝利は「意に沿わないけど腹をくくるしかない」感が強かったのかな、とか。
ざっくり、捨ててましたね勝利兄さん(笑) 彩さんは絶対、透真をからかう気満々という……(笑)
 >ノエルは勝利たちから目をそらす囮としてパトレンジャーの前にい続けたんじゃないかとも思えますね。
ああ! むしろガンガン情報と経過報告(表向き)を流す事で、攪乱役を買って出ていた、というのもありそうですね……て、確・信・犯(そっと目を逸らす)。
 >この前のシーンではずっとドグラニオのそばにいるのに気にする様子も無く
登場ラストシーンで、存在を黙殺されるラスボス、というのはホントえぐい姿でした……。
 >ギャングラーとの戦いに積極的だった本編では割と希薄だった部分で、これが本来やりたかった事なのかな、という気もしたりしましたね。
当初はその部分で警察との差別化を強める想定だった、というのはありそうですよね。結局、巨大戦の都合で、そうも行かなくなってしまったのでしょうが。

◆spirithumanさん
 >大量の銃は新たに設置したとして一体全体誰に使うつもりであんな部屋を作ったのか(笑)。
裏切り者を(以下略) 最終話にして、国際警察とルパン家の闇が改めて吹き出す、というのは斬新?でしたね(笑)
 >最近ゴーオンジャー東映YouTubeで見ていのでこちらでゴーオンジャーの記事を読ませていただいたのですが、ブレイドネタお好きですね(笑)。
その時期『剣』と『ゴーオン』が配信重なっていたというのもありまして……後から読み返して、何故ここでこのネタ? というのは大体、同時期に見ていたという(笑)
 >怪盗たちが大切な人を助けた後でどう向き合うのかというのは気になっていましたが、助けられた3人を同じ場所まで引きずり落とすという荒業には驚きました(笑)。
ここは凄く、受け入れられるかどうか分かれる所かとは思うのですが、ホント荒技でしたね。
 >特に最終盤、ノエルに焦点が当たらなかったことが、私自身がノエルというキャラクターを好きなだけに残念でした。
Xは最後までXのままだった、というのはちょっと残念でしたよね……香村さんメインという事で、どうしてもサワオを思い出して比べてしまう、というのもありますが。

◆タイキさん
 >感想お疲れ様です。いやあ、見てる側も作る側も兎に角「疲れる」最終回でしたね。
ホントこう、楽しかったのですけど、凄く、消耗する最終章でした……(笑)
 >結局クリスマス商戦と思しきあの共闘回が実質のクライマックスというか、あそこでルパンレンジャーもパトレンジャーもヒーロー像として一つの極みに達した気がします。
あの回はホント、それこそライモン回のVSXもホントはやりたくはなかった……レベルで、これぞ!という共闘でしたからねー。終わってみると作り手の中でも明確に一つのピークだったのだなと。
 >強さを保つキーアイテムを持つ敵というのは同時にそれが最大の短所になりますしね。
共闘の仕掛けは変化球でしたが、構図はオーソドックスでしたよねー。
 >それともう一つはもう一年ものという枠で処理仕切れないほど詰め込む物量、情報量が増えてパンパンになっている、というのもあると思います。
戦隊も、Vシネマや劇場版などが恒例になって10年は経ちますが、そういったメタ的な要素も含めて、良くも悪くも今のシリーズが置かれた状況の縮図、めいたものも見える最終回という面もありましたね。もしかしたら後年振り返って、シリーズのちょっとした分水嶺になる作品なのかもあなぁ、とは思うところです。
 >高寺Pがラジオで「戦隊シリーズの強みというのは、前にあった作品を踏まえてそれらの手本を検証しながら、未成熟だった部分を徐々に徐々に強化していけるという部分にあるのではないか」
基本の“型”があるからこそ……というのはやはり、シリーズとしての大きな武器ですよね。
 >「リュウソウジャー」はその辺りまたシンプルな方向に戻してくれそうという気はしていますね。
個人的にそろそろさっぱりしたのが見たいな、というのもありますが、情報量の揺り戻しがあるのかどうか、というのも気にすると面白そうですね。