東映特撮に踊らされる駄目人間の日々のよしなし。 はてなダイアリーのサービス終了にともない、引っ越してきました。
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機械の獣

『Horizon Zero Dawn』始めました

 『閃の軌跡4』が終わったので、以前から気になっていた『Horizon Zero Dawn』を始めました。
 人類文明の崩壊から1000年、地上の新たな覇者となった謎の機械生命体(わかりやすく言うとゾイド)を狩りながら、自らの出生の秘密を求めて旅するオープンワールドRPG。
 序盤はかなりストーリーラインがハッキリしていて、メインクエストとサブクエストの関係性などを説明しながら、チュートリアル的な要素も加えて段取りよく進み、かなり親切な作り。というか、もはやオープンワールドである事自体に新奇性は無いといえるわけで、作品世界のフィールドをオープンワールドとして構築した上で、国産のオーソドックスなRPGを彷彿とさせるストーリー構造が組み込まれている、といった感じ。
 キモになるのは、様々な動物などをモチーフとした機械生命体とのバトルで、“人間が動物に真っ正面から戦いを挑んではいけない”というのを基本に、主力武器である弓と槍に特殊な武装を加え、物陰から弓矢で仕留める、獲物の動きを先読みして罠に誘い込む、など、「狩り」の感覚が非常に良く出来ています。
 接近戦でもそれなりには戦えるのですが、基本的に装甲が紙で序盤の小型機械相手でも一撃くらうとHP半分ぐらい持って行かれたりするので、戦いに持ち込む前に有利な状況を作っておく、というのが肝心で、その準備から行動開始の流れがかなり楽しい。
 ……まあ大体、気がつくと囲まれて、必死に槍で殴りながら逃げ回ったりする羽目になるのですが。
 大概のゲームで射撃武器をまともに使えない為(狙って当てる、という行為がとにかく苦手)、メイン武器が弓矢というのが始める前の最大の不安だったのですが、操作性が良いのに加え、かつてなく安定した弓矢使いで、移動しながらでも照準のブレが無いなど優しい仕様なのは有り難い限り。
 現在、プロローグ的な段階が終わって少しの所で、これから自由度も上がってくるのかと思われますが、使える武装が増えてくると戦術の幅が広がって、楽しさも増してきそう。
 現状、大型ゾイドに勝てるようになる気が全然しませんが、いざとなったら途中で難易度も変更できるので、『フォールアウト4』と並行しながらぼちぼち進めていきたい予定。