東映特撮に踊らされる駄目人間の日々のよしなし。 はてなダイアリーのサービス終了にともない、引っ越してきました。
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10/20付けレス

 『ギンガマン』最終話は既に視聴したのですが、本日はノリの関係で『グリッドマン』第3話の感想を書きました。唾棄すべき最低の邪悪……!

伝説ラスト直前

◆鷹Deさん
 >ブクラテスは何だかんだ言いながら存在感を発揮し続けたまま退場ということで頭脳役だったのに残念なことになってたブドー編から見事V字回復ですね。
姪っ子の太鼓持ちになっていた時期はどうなる事かと思いましたが、そこから肉親の復讐という要素で黒騎士ヒュウガと繋げたのはお見事でしたね。ヒュウガからすると樽爺は、自分の、そしてリョウマが陥っていたかもしれない暗黒面なんだなぁと。
 >シェリンダも最終回前にしっかり因縁を回収した訳でキャラが意味のある退場の仕方してんな~と
シェリンダはなんだかんだ、愛されたキャラという感じの扱いでしたね。演者さんも後半に行くにつれて悪い感じがピタッと合ってきて良かったです。
 >地球魔獣はバットバスに入ってからですのである種1番因縁があるのは確かですがそれにしても残念な退場の仕方でwww
ま、まあ、あれはあれで、インパクトはあったな、と(笑)
 >あと49話の予告、爆発の使い方と宿命の決戦が幕を開けるって言葉がかっこよくてギンガマンで個人的ナンバーワン予告です
最後の最後まで、次回予告が非常に出来の良い作品でしたね。

◆タイキさん
 >バットバスは加藤精三さんじゃなく渡部猛さんです。因みに加藤精三さんは「ギンガVSメガ」の方に出演なさいますのでお楽しみに。
うわ! ありがとうございます。このお二人をよく取り違えてしまうのですが、どこかで加藤さんだと思い込んでしまっていたようです……。
 >第一章で何故「雄叫び山」という名前が付いてるのか、ちゃんと拾ってくれてここも素晴らしいですよね。
これは巧くはまりましたが、かなり狙ったネタだったんですかねー。
 >「故郷の星を失う」こと以外は全部黒騎士が経験してきた「星を守る戦士の無残な没落」の疑似的な追体験だったのかなと。
ああ成る程、覚悟の事とはいえ、アースを捨て「ゼイハブを倒す戦士になる」事は、ヒュウガにとっては「星を守る戦士を捨てる」事である、という感覚はあったのかもですね。そしてそれが、最終回の兄弟に繋がると。
 >そして今作が「星の力」を持つ者同士の対決、と正義の味方と悪の組織が実はほぼ同一の力で戦っており、
 >これが高寺プロデューサーとして極まったのがクウガとダグバなのだと思いました。
最終回直前、船長の秘密が明かされる事で、ギンガマンとバルバンの対決関係の様々なピースが綺麗にはまっていく、という構造はお見事でしたね。
 >末吉さんと水谷さんはインタビューで「折角なら四十六章で思いっきり一騎打ちで決着をつけたかった」とも話しており
感情の爆発のまま雌雄を決する、という点では確かに、第46話で決着した方が、二人の因縁としては盛り上がったかもですね。
 >ゼイハブ船長以外を基本的に個人名で呼ばない辺り一対一の因縁それ自体にはそこまで拘ってない、ということなのだと解釈しています。
後もしかすると、悪の象徴としてのゼイハブは別に、「個人」を認識してしまうと単純に殺しにくくなる、という考え方が作り手(小林さん?)の中にあったりしたのかもですね。実際、樽爺と距離を詰めてしまったヒュウガは、戦士として割り切れなくなってしまいますし。ハヤテがシェリンダの名前を聞いたのはある意味で、個人と捉えていても「殺せる」だけの事をしたからなのかな、とも。
 >バットバスがよく作戦指揮の時の掛け声で使っていた「作戦失敗した奴はてめえで頭を食いちぎれ!」がまんま形になったものですよね(笑)
ああ成る程! それは気付いていませんでしたが、見事に繋がってますね(笑)
 >最後の見せ場すら貰えず散っていったバットバスって歴代探してもこんな最期を迎えた幹部は他に居ないでは?
色々考えてみましたが、なかなかなさそうですね……戦隊でなければ、幹部どころか首領クラスに、我らがジョージ真壁が居ましたが(笑)
 >これ最初見た時ビオランテが口をガバーっと開けた時のインパクトを思い出したのですが
ダイタニクスは割と正統派で来た分、地球魔獣は口裂けの異形感が、巧くインパクトに繋がっていて良かったですね。

◆さやまきさん
 >青山父が上手いことフォローで拾ってくれて
どうしてもちょっと距離感のある青山父の出番が、保護者的立場であったモークに代わる情報伝達役、というのは非常に巧く収まって良かったですねー。
 >樽爺の最期は唐突ながらも壮絶で吹き飛んだ後に残った眼鏡が哀愁をそそりました
落ち着いて考えるとかなりエグい最期でしたが、悪としての因果応報を迎えつつ、どこかもの悲しいのは巧いバランスでしたよね。
 >リョウマが唐突にピンチに陥ってしまうのは、これもまた3000年戦士の試練なのか(苦笑)
はまる前提の、トラップ……!(笑)
 >色々と狙ってはいたのでしょうが幹部達の最期はどれもそれぞれに個性的な散り方をしたんだなと改めて思いました
ローテ制で順々に殺していく都合もあり、如何に印象的に退場させるか、というのは通してかなり気を配ったのでしょうが、今回も幹部クラスが3人まとめて退場する中で、それぞれ印象的でしたものね。
 >そしてバットバスやシェリンダの死を知らされてシェリンダの形見の剣を見た時の船長の
 >表情が固定だった事を忘れさせてくれる演者さんと声優さんの素晴らしい演技
悪の側のバルバンの到達点の中で、非常に印象的なシーンになりました。
 >双方が多大な犠牲を払いながらも最後までパワーダウンを感じさせずに描けたのは本当に上手かったなぁと思いました
後半、ギガシリーズが強すぎるところはありましたがロボット戦が単調なのは平常運転ですし(良くはないですが)……最後まで悪の側が切り札を持つ強大な存在として立ちはだかり続けた、というのはテンション落ちずとても良かったですね。

◆spirithumanさん
 >ソーと同じく家族を失ってしまったロケットがインフィニティ・ウォーでサノスと戦ってないことを考えると、そこにも焦点が当たるのかなと思いました。
ああ確かに、ロケットが改めて、失う側に回っているのですね。あまり、復讐一辺倒もあれなので別の要素も入りそうですが、楽しみですね。
 >改めて第48話を見てみたのですがカタルシスを排した雪山の決戦は何度見ても凄いなと思います。
クウガ』って、バイク乗り換えのエピソード辺りで結構テーマ的にやる事はやってしまって、そこからの後半戦はやれる所までやってみる、みたいな構成になっているのも、今見ると異形の作品だなぁとつくづく。

◆もりみやさん
 >つかみどころの無い天才という感じのキャラだった我夢が、だんだん地に足が着いた感じになっていくのが序盤の好きなところですね。
けっこう最初、ぶっ飛んでましたからね……(笑) 共通項を持つ大学の友人達とは違う、XIGのメンバーと少しずつ距離感が縮まっていくのを、割と丁寧にやってくれているのは良いですね。
 >アットホームな『ダイナ』がやりやすかったのに対して、ミリタリー色強めの『ガイア』は、特に序盤はキャラが掴みにくくてやりにくかったらしいですね
ああ成る程、役者さんばかりではなく、監督の惑いもちょっと出てしまっていたのですね。そして前回後半のようなタッチの方が、むしろ監督の色なのですね。
 >更に、能力が……妖怪系というか、魔術系というか……オカルト系なのでなんでもあり、みたいに便利に扱われている印象です(笑)。
今回の諸々、我夢の心理的重圧の結果とも、それを怪獣が特殊能力で増幅したとも、割と自由に取れますものね。