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9/23付けレス

 本日は他に、『快盗戦隊ルパンレンジャーvs警察戦隊パトレンジャー』感想・第32話〔補足〕を書きました。昨日の感想に、ちょっとした付記です。

ガイアの頭突きが光って唸る

◆もりみやさん
 >こちらの感想が大好きなので、ひとつ楽しみが増えました。
ありがとうございます。かなり人気作だった事を知る前に、最初から「うにょん」とか書いてしまったので、ええまあ、毎度のノリで(笑)
 >カッコイイか格好悪いかは人それぞれだけど、とにかく印象には残る……という点で、話題に事欠かなかった印象があります。
正直、話そのものはかなりわかりにくい作りだと思うのですが、それを補う為の印象的な要素、というのを意図的に組み込んでいる目配りには好感を持ちました。
 >気合いが入っているのがストレートに伝わってきすぎるせいか、今作の話がされる時は、どうしてもお金の話がついてまわってしまいますね……。
当時でもふんだんな制作費だったようですが、今見るとより贅沢に見えて、どうしても気になってしまいますよね……。
 >今作第1・2話の大判振る舞いには、このシリーズを長年支えた貢献者に、「これが代表作だと言えるものを撮らせてあげたい」という思いもあったそうです。
ああ、佐川さんの為に、というのもあったのですね。腑に落ちました。
 >特撮班の監督=特技監督も、本編監督と同様に2話1セットのローテーションになっているので、演出に注目されるのでしたら、
 >そちらを気に掛けて頂けるとより楽しめるかと思います。
おお、そういう作りなのですか。ありがとうございます。
 >おかげで、ただのフレーバーなのか、あるいは何かの企画を仕込んでいるのか、ハッキリするまでは安心できないと思ってしまっています。
これも『ガイア』らしい贅沢さの形というか、とりあえず、RT足りないと配信が途中で終了してしまわないだろうか、というのを心配しています(笑) 役者さん呼んでこの為に20年後を演じてもらって、それだけで終わり、とは思いにくいですが、終わる頃に何かあるんですかねー。
 >「人間が変身したウルトラマンの意識は人間のものなのかウルトラマンのものなのか」
この辺りの位置づけを模索していた時期に、作品の方向性をハッキリさせる意図があった……かもしれない台詞だったのですね。そういえば久々にシリーズ見た時に、一番慣れるまで時間かかったのは、ウルトラマンが流暢に喋る事だったのを思い出しました。
 >これも世知辛い話ですが、爆破用人形を作るのにもお金が掛かるので多用は出来ないのだそうですね。
そういえば私も幼少の頃、怪獣や怪人のスーツは毎度本当に爆破しているんだと思っておりました……(笑) 最近はライダーなども流用怪人前提が物語に影響を与えている節がありますが、枠の中で作る、というのはどんな作品でも大変ですね。
 >今回一番驚いたのが、基本設定の説明がこんなに遅かったっけ? こんなに小出しだったっけ? ってところでした(笑)
ビックリするほど説明しないですよね(笑) 一歩間違えると我夢も危ない奴という印象になりそうなのを、よくこれ通したなと思います。
 >必殺技の名前もヒーローの名前も主人公が決めて、変身アイテムも主人公が自作……というのは、
 >コメディ的な描写にはなっていますが、リアリティの追求の一環ですよね。
リアリティ追求の仕掛けになりつつ、ちょっとした我夢の愛嬌になっているのも良かったですね。オペレーターさんの「子供」扱いも、確かに子供っぽい部分を先に劇中でツッコませる事で巧くクッションになっていましたし。
 >当時、光電子管のままの方がかっこ良かったのにと言ってた人がいましたね(笑)。
あれはあれで、スッキリしていて悪くなかったですよね。私てっきり、あれで行くものだと思い込んでいましたし(笑)
 >あと、我夢役の吉岡氏が、「セメント塗るやつみたい」という発言を残したのは、結構有名な話みたいです(笑)。
……なるほど、コテ……(笑)
 >3・4話はパイロット版が出来る前に撮らなければいけないらしいという事情を考えると、なくて当たり前ということでしょうか。
どーん着地なしは、作品初期ならではの統一要素のズレ、という形だったんでしょうね。
 >青いウルトラマンが定着するに至る流れはこういう感じだったかと。
昔から、基本的な色とシルエットが決まっていて、よくあれだけバリエーションを生めるなとは思っていたのですが、90年代の復活期に、色々と試行錯誤があった中で出てきたのが、青いウルトラマン、であったのですね。

◆島縞さん
 >今更ですがお引っ越しお疲れ様です。お体ご自愛ください。
ありがとうございます。季節の変わり目を早く抜けないかなぁと身勝手な事を思う今日この頃です。
 >もしかして本当に悪意がないのかノエル…?
なんか段々、善意が大きすぎて却って伝わりにくい人、みたいなにも見えてきました(笑)
 >悪い笑いは咲也に期待しないといけないのかw(出番なさ過ぎてザミーゴが咲也なんじゃないかと冗談半分本気半分で思っています)
ザミーゴは、ここまで姿が消えていると、相当な爆弾の準備が無いと埋没しそうですよね……。
 >冒頭のスプラッシュの場面は火を消したシーンで魁利が仲間に手を貸す自分もしくは誰かを助ける自分に思う所があったのかなと。
さらっとブーストの方に気を取られてしまいましたが、もともと警察用の装備で、最初にやる事が人助け、というのは確かに地味に心境に関係しているのかもですね。
 >力づくなら正しさは関係ない発言は真理だけどもヒーロー側の理屈として聞きたくなかったという面倒臭い部分を突かれた感じです…
今回の二人の関係を示すには良い台詞に感じたのですが、あまり踏み込むと危うい部分ではありますよね……。
 >前回の話になるのですが唐突に出てきた司法取引は快盗の結末への伏線(使わなくてもいい)だったのではないかと今更に思いました。
ああ成る程! 確かに、ギャングラーと成立するなら、快盗と成立する、というのもおかしくはないですね。表向きの快盗としての罪は帳消しにした上で、魁利・透真・初美花、として何らかの精算をしていく、という形にも出来そうですし。

◆八手四郎次郎さん
 >「快盗と警察が協力するなどあり得ん」「よろしい、ならば決闘だ」......何でそうなるの???と。
 >「ボクが負けたら快盗全員自首するよ」......いやいやアンタの口約束なんぞ何の担保にもならんでしょうよ。
全くその通りな上で、つまり「圭一郎(パトレンジャー)は決闘を受けなくても良かった」にも関わらず、「「受けなくても良い決闘」を圭一郎が受けた」という点が、今回のエピソードの肝であったのだろうな、と思います。
 >何故つかさと咲也は「ノエルにも圭一郎と同等の正しさがある」と判断出来るのか(その理由はノエル自身によって未だ秘匿されているはず)。
これは単純に、「快盗とちょっと協力して合成ギャングラー倒しちゃおう」という提案にも一理はある、という話で、ノエルの背景とかはまた別の問題かな、と。そもそも正しさが定量化して勝ち負け決められないから殴り合っているわけですし。

◆鷹Deさん
 >面白かったですけどライモン回のような我を忘れる熱さを感じれなかったのが残念でした。
こういう所できちっとまとめてくるのが大和屋さんの基礎力の高さですが、逆に自分の“色”はあまり出さずにテクニックでまとめてくるので、熱量みたいなものが薄くなるのはあるかもですね。
 >まず快盗のせいで被害が拡大したっていうのが、あまりピンとこなかったのが大きかったです。
私も、ここは少し弱い所であったかな、と思います。物語の都合上あまり露骨に快盗がお宝優先した為に……というのが描けない都合はあるのでしょうが、どちらかというと、圭一郎の中で「もし快盗が割って入ってこなければもっとスムーズ……」にという、IFのバイアスがかかった見方、というのはありそうですね。
 >ウルトラマンが登場せずとも防衛隊のみで倒した怪獣がいるとの設定がある作品もあるそうです。
そういえば、『クウガ』はそういう、TVでは描かれずに倒された未確認、という裏設定ありましたね。
 >圭一郎には決闘の最中とはいえあんなに大事なことを話すのにつかさにはあんなことすら言わないのか、というのも引っ掛かりました。
今回の“圭一郎だからこそ”ノエルが自分の本気を見せざるを得ない、という作劇のために、前回のつかさが割を食った部分はやはりあったかなと思います。そこをスタッフも気にして、ピンポイントで重い台詞を回したのかなぁと。
 >もう30話越したのでそろそろノエルの話で一波乱起きてほしいところです
今回とりあえずノエルの本音は見えましたが、まだ個人的背景がさっぱりですし、そろそろ欲しいですよね。

◆あきさん
 >頭固くて納得するまで人より遠回りして面倒くさい割に、追い詰められるといつも咄嗟に最適解を掴むのが人として羨ましい気もします(笑)。
圭一郎のヒーロー性って、そこなんでしょうね。ある意味、自分自身の枠さえ突破できてしまう男、というか。
 >組織として逮捕対象から共闘相手に方針転換するのはまた別の話だと思うので、その時に圭一郎がどう揺れ動くかも楽しみです。
仮にそうなると組織の方針の為に「自分を殺せる」のも圭一郎っぽいかな、とも思いますが、煩悶は深そうですね……。
 >これに当てはまるかわかりませんが、ルパン家襲撃の際、VSビークルでの応戦があったか気になってます。
今のところOPのイメージシーンだけでこのくだりに全く触れられていないので、そもそもどういう状況だったのか、ちょっとした謎ですよね。考えてみると『シンケン』のように先代ルパンレンジャー(守衛)が壊滅したので、捨て駒を探し……それを知ったノエルが別行動を……という流れはありそうですね。
 >特に気に入ってるのは、恐らく共闘成就までは自分が両戦隊の弱点をカバーして守ろうとエックスのスーツ特性を逆にして、
 >根は寂しがりの癖に誰からも信用されないの覚悟で両陣営に堂々と乗り込んできたことですかね。
ああ成る程、Xのスーツ特性は、双方の弱点を補う狙いと考えると、機能的にもノエルのパーソナリティにも現状としっくり合いますねー。……ほんとノエル、本格的に好漢だった場合、なんてわかりにくい男……(涙)
 >パトレンとの関係が好転した場合、快盗もですがコグレやルパン家との関係がどうなるかも気になりますね。
ノエルはこの辺りの対立?要素もあるので、あちこち展開が油断なりませんね。
 >金庫から回収という設定がここまでアクションにもストーリーにもバリエーションと見応えを付加してくれるとは思いませんでした。
毎度色々凝っていますが、今回の回収シーンが非常にまた、格好良かったですねー。
 >前回の大和屋さんも次のこの山場回リリーフでの全力投球のためにしわ寄せが前回に来ていたのかもと。
従来作のセオリーが使いにくい上で、基本的に1話完結でまとめていく、というのはホント色々と厄介なのでしょうね……。とにかく一つ二つ岩場を乗り越えた感があるので、この先も期待したいですね。

◆輝剣さん
 >「敵幹部が実験素材として戦隊ヒーローに興味を持つ」から、何故かヤイバ先輩と真墨を思い出してしまいました。
あー、あれは、そういうニュアンスなんですかね。確かにそれはキモい、というか怖い!(笑)
 >「ヤイバ先輩」-「闇の皇帝ゼット」+「ロン」=「ゴーシュ」という等式は成り立つでしょうか?
東映マッドサイエンティストが普通に敵サイドに居た、感も(笑)
 >ザミーゴと組んでロンダーズファミリー崩壊劇のオマージュ展開とかあるのか?(現行作品はこういう妄想を展開できるのが楽しい)
ゴーシュが読み辛いのは、巨大化担当で外せなさそうな一方、あくまでコレクションの能力なので代替わり可能というところですよね……面白く転がってほしいものです。
 >そういえばタイムレンジャーにもVS要素がありましたね(VSレッドというべきでしょうか)
確かに考えてみると、タイムファイヤーって、歴代でもかなり独特な立ち位置ですね。
 >やはり前話(31話)は今回の話を成立させる為に逆算して色々と無理を承知で、ノエルと国際警察の間の溝と国際警察の原則的姿勢を描いた気がします。
今回を見ると、この為に前回はこうだったのか、というのは少し頷ける所はあったのですが、前振り回として気を抜ける所を抜きすぎてしまった感じでしたね……。
 >とうとうノエルの事をルパンレンジャー同様の「市民の平和よりコレクションを重視する者」であると定義して突き放した瞬間であると私は思えました。
「なんでこんな当たり前の事がわからないのか」みたいなニュアンス篭もっている感じでしたよね。一方のノエルがまた、痛いところを突かれた、という顔しないでやり返すのがアレなんですが。
 >いつものノエルなら手袋を用意して叩き付ける演出ぐらいはするのに、そうはしなかったところに芝居っけを抜いた本気が窺えます。
実は「決闘を申し込む」の所で凄く期待していたので、あれれ、と思いました(笑) まあその後の展開を考えると、やらなくて良かったですね(^^;
 >これを受け入れるあたり快盗側もノエルの事を一味と完全に認めていますよね。
この辺りは全体的にやはり、ノエルはわかりやすく快盗サイドとする、というオーダーが出ているっぽいですよね。当初はもうちょっと、双方をかき回しそうな雰囲気だったのが無くなっていますし。
 >我々は『ゴウ兄さんのライバル設定(片思い)』という尊い犠牲があったことを忘れてはならない…
にいさーーーーーん!!(涙)
 >消防車とかヘリだった場合、「これは本来我々に配備されるはずだったものだ」ということにもなりかねなかった気も。
そこで関連性の薄いビークルを投げたのは、魁利の抜け目ないところだと思われます(笑)
 >1体分だけだったらヨシーとかが巨大化していたのでしょうか?金庫付戦闘員の事を考えると改造金庫はもとのギャングとは別物?
5つの金庫を合成した時点で、元のギャングラーのは断線して、新たな別の生命体になっている、という事なんですかねぇ……金庫とギャングラーの関係は、出来れば物語と繋がってほしい要素です。

◆MOPさん
 >30話も過ぎて、まだ明かされていない秘密や果たされるべき決着が山積みで、些か心配になって来ている年寄です。
作品によっては、そろそろ幹部の一人でも退場させておくか、という頃合いですけど、とてもそういう感じではないですよね……(笑)
 >もちろんそこにはザミーゴもギャングラーも関わる訳で、一つづつクリアではなくクライマックスに一気に事態が動く可能性もありますね。
ここまでに示されている要素とその繋がりを考えると、最終クールが怒濤の解決編になるのかもですね。今年の劇場版がどういう扱いになるか、もまた影響するのでしょうが。
 >圭一郎くん達は快盗の事情を酌む事は出来るかもですが、それがジュレの3人だというのは心情的に別問題ですよね。
 >そこら辺を丁寧に描いてくれるのを期待しています。
この辺りちょっと、ノエルは都合のよい展開を考えすぎているのではという節がありますが、友達からなぁなぁで、では済まない波乱を持ち込んだ上での着地を、期待したいですね。

◆Ultronさん
 >確かに、最近の話はどうも視聴者のウルトラマンに対する愛着や、過去のシリーズの知識の有無で物語への感情移入の度合いが大きく変わってくると思える展開ですね。
《ウルトラ》シリーズはその辺りだいぶ割り切っている感じはありますが、ここ数話はどうしても、劇中の登場人物よりも、外側のウルトラマンに引きずられてしまっている印象が強くなってしまっています。
 >他にも、タイトルのウルトラマンの後ろにある○とR/Bを合わせてORB(オーブ)と読める、という考察もありました。
ジード」含めて「○ー○」路線というだけなのかもですが、最近の展開を見ていると、随分とタイトルが似ているのは気になりますよね。
 >もしかしたらテレビシリーズ後半や劇場版で、ガイさんが登場するかもしれませんね。
いっそ、そこまで行くと逆にさっぱりするかなと思いつつ、ヒーローの先輩としてはあまり影響を受けてはいけない人の気もして心配です(笑)
 >個人的には自分の知らない所で、ジャグラーとは違うベクトルで面倒な存在に執着されていると思うと、少し気の毒ですが笑ってしまいます(笑)。
ガイさんまた、優しさのつもりで何か酷い事をして、原因作った本人に全面的に責任があるのではないかという、負の信頼感(笑)

◆さやまきさん
 >兄弟にしろ愛染星人にしろ何がやりたくてウルトラマンやってんだろというのがずっと拭えなくて
本人達も認めているように“行きがかり上”の兄弟と、執着のこじれた愛染をぶつける事で、くっきりした対比を生み出したかったのでしょうが、極と極すぎて、視聴者のフックが物語内に足りてないのかなぁと。
 >それ以前にここの所の展開が単純に面白くないですし
色々装飾しているけど、どうもメタ的な主目的がオーブリングの取り合いっぽいので、そちらに作劇が引きずられている感じありますね(^^;
 >自分では兄弟を採点して落第言ってるけど自分のやってる事は小悪党だし
やってきた事を考えると相当あくどいので、愛染はきちっと悪として処理してほしいですが、兄弟が一般人な分、その辺りが手ぬるいのがどう転ぶのか、心配な要素の一つです。
 >本来であれば何故愛染星人はウルトラマンに拘るのか?を描いてくれないと
『ルーブ』の物語に芯を入れる為には、ここ先に描いておいた方が良かったですよねー。
 >兄弟の感情を無視して協力とかしちゃったらそれはひたすら寒いだけだと思うし
兄弟、一つ善行を見せたらコロッと受け入れてしまいそうな気がするのもまた、ちょっと不安です(笑)