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伝説のメスは俺が選ぶ

仮面ライダーエグゼイド』感想・第19話

◆第19話「Fantasyは突然に!?」◆ (監督:中澤祥次郎 脚本:高橋悠也
 黎斗の暴露によりゲーム病を発症した永夢は、懸念された消滅は免れるが、何故かバグスターが実体化しなかった事に大我と飛彩は困惑し…………あれ? てっきり、「道理で二体に分裂したわけだ」や、「ゲームをやる時に性格が変わるのも、その影響という訳か」発言から、二人とも、永夢の“二つの人格”と“バグスター”を関連づけて考えているとばかり思っていたのですが、全くそんな事は無かった。
 どうやら、受け手だけが推測しうる情報、の扱いだったようですが、今作どうにもこの、“受け手の推測可能な要素”に対して“劇中の専門家の洞察”があまりにも周回遅れになりがちで(前回の永夢が、8話越しにようやく、適合手術に触れるのも類似のパターン)、実際にどう着地するのかとは別に、メタ推測に対して劇中の洞察がもう少し近い位置をくすぐってくれないと、面白さが生まれてこないよなと。
 バグスター関連は、未知のウィルス、未知の病気ではあるのですが、なんでもかんでも、「ゲーム病の影響」で片付けてしまう思考停止で、その先に推論を進めようとしないのは、さすがにそろそろ改善してほしい部分です。
 「ゲームしてないのに、ゲーマー・エムの性格になってる」
 「……どういう事だ」
 CRで目を覚ました永夢は、自称天才配信ゲーマー・エムとして俺様モードを発動し、飛彩が〔XX-人格変化-バグスターウィルス感染〕を全く関連づけて考えようとしていなかったらしい事に大変ガックリですが、檀黎斗もまた、エムが消滅しなかった事に疑念と苛立ちを覚えながら『仮面ライダークロニクル』の開発を進めていた。
 「残るバグスターは……あと6体」
 ライダーに一度倒させた上で、レベルアップした状態のデータを回収しなくてはならなかった理由の説明は欲しいところですが、日本舞踊の師匠に厳しくしつけられていた踊り手がゲーム病を発症し、同時に苦しみだした師匠が
 「足が痺れたーーー!」
 だった途端に顔を上げて両目が赤く輝くのが凄く、滅亡迅雷ネットに接続(笑)
 つくづく人類は滅びるべき生物だな!
 立ち上がった弟子が無表情でロボットダンスを踊り出す一方、CRではポピ子さんがエムのレバー操作により筐体の中で踊り狂っており、気弱な研修医が常時俺様ゲーマーとなって大混乱の真っ最中。
 そこに救急通報が入ると、
 「バグスターをぶっ倒すゲームだろ?」
 とエムは意気揚々と出陣していき、ゲーム本位で自分勝手だがゲーム医療に関する記憶はあり戦う気もある、これはこれで話に割と都合のいい“第3の永夢”が誕生しているのですが、医療本位の“第1の永夢(僕エム)”とも、医療本位だがゲームに触れると強気になる“第2の永夢(俺エム)”とも違う、自由人エムの出現がどこまで計算してやっているのか、いまいち信用しきれないのは怖いところ(笑)
 個人的に第14話において、実は永夢自身がどうも曖昧だった「ゲームなのかオペなのか」について、


 「……ゲーム? …………なに言ってんだ? ……俺がやってんのは――患者のオペだ!」

 と、俺エムの方が「あくまでもオペとして向き合う」事に先に辿り着くのが面白いと思っていたので、そこからおかしくならないと良いな……と思うのですが、6年前の王子モードを見るに、自由人エムこそが本来の主人格で、俺エム&僕エムが、両方ともにバグスターウィルスの影響で発生した人格ならば、それはそれで上手く繋げてほしいところです。
 自由人エムは敢えて言えばパラドに近い性格なので、これが未だ全く不明のパラドの出自に繋がってきそうな気配もありますが。
 今回も尺を限界まで使うスタイルで、提供BGMに合わせて和服ロボットダンサーが工事現場に近づき……震脚(笑)
 「この女の体は乗っ取った」
 エム・飛彩・ポピ子の目の前で、患者の体が直接、激突ロボットバグスターLV30へと変貌し、1周目は無言の量産型だったロボット以降のバグスターも、周回プレイで性格付けが行われていく模様。
 「ノーコンティニューで、クリアしてやるぜ!」
 飛彩の制止を振り切ったエムは激突エグゼイドに変身すると、LV差がありながらもエナジーコインを活用して戦いを有利に進めるが、ダメージを受けたロボバグスターは、スリープモードに移行して、再び患者女性の姿に戻ってしまう。
 気絶した患者はCRに運び込まれるが、医療行為に全く興味の無いエムは、永夢の時なら積極的に行っていた問診を拒否。
 自分はあくまでバグスターの攻略担当だと患者の処置を飛彩に丸投げし、天才外科医と天才ゲーマー、水と油の二人が、未知のウィルスが引き起こすゲーム病に立ち向かう! と、これはこれで、スッキリとしたバディ物の構造に(笑)
 この構造なら、「ゲーム」「医療」要素の相性の悪さが、キャラクターの関係性と重ねた面白みに転換できますし、企画段階の案の一つに出ていたりもしそう。
 「目を覚ませ。おまえはそんな奴じゃない筈だ。患者の体を治して、患者の笑顔を取り戻す。それがおまえだろ!」
 飛彩に胸ぐらを掴まれたエムは、一瞬目を泳がせると激しい頭痛でまたも苦しみ始めるが、患者として扱われる事も医者としての行動も拒否。
 「……もういい」
 「え?」
 「研修医、おまえの存在はノーサンキューだ」
 飛彩はそんなエムに背を向け、ここで初期のやり取りが繰り返される仕掛けは面白く、永夢と飛彩の関係性が、2クール目に入って急ピッチで立て直されて(やり直されて)いきます。
 エムに代わって患者の問診を行う、という飛彩の発言にポプ子が驚愕し……いや、飛彩も、患者の事情に踏み込もうとしないだけで、医者として最低限の問診は出来るのでは……(笑) ゲーム病の場合、治療の為にどうしても患者のプライベートに踏み込まないといけないので、得意不得意はそれは出るでしょうが。
 永夢先生も無自覚暴言チャンピオンではありますが、ポピ子も大概、永夢以外のドクターに対して酷い。
 「……今のおまえはドクターじゃない」
 飛彩はエムに言い捨てると問診に向かい、かつての永夢の言葉を跳ね返す事で、それを心に届かせようとするのは面白い使い方なのですが、実際のところ、そこの自由人エムの医師免許を有効とみなしていいのかどうか(笑)
 そんな飛彩の問診中(両手はちゃんとポケットから出しました!)、再び滅亡迅雷ネットに接続した患者は、ロボバグスターとなると「データ化。移動開始」と市街地へ瞬間移動。
 患者が間近に迫る踊りの公演に重圧を感じていた事から、バグスターはその会場を破壊しに向かったに違いないと飛彩は判断し……今作、基本的にゲストの問題は添え物扱いが多いのですが(どだい1エピソードに解決までまとめるのが難しいのでやむを得ない面はありますが)、シナリオの簡素化の為に「患者が重圧を感じている対象が本当は望んでいるもの」がパターン化しすぎて、「患者の事情」が「障害物でしかない怪人」と似たような存在になってしまっているのは、残念なところ。
 一応、この“抑圧された自我”が、物語全体の主題と関わってきそうではありますし、例えば今回は「意志の強さ」をキーワードにして〔永夢-飛彩-患者〕を繋げる事で、1エピソードにおける患者の存在に意味を与えようという苦心は窺えるのですが、その着地点が飛彩は大概の事をアスリートメンタルで解決しようとする(出来ると思っている)人だったなので、ミクロではそこまで外していないもののマクロと重ねるには照準の精度が甘く、仕掛けの効果が充分に発揮されていません。
 飛彩はエムから強奪してきた『マイティアクションX』を使って変身しようとするが、ポーズを決めた一番格好いいところで横から出てきたエムに阻止され、画面の外からエムが手を伸ばしてくるタイミングが、絶妙でした(笑)
 飛彩を乱暴に突き飛ばしたエムは、バグスター攻略にこだわってスキップ大変身するが、そこにZゲンムが乱入してきて、背後から軽快な跳び蹴りを一発(元社長の心境を反映してか、アクションがちょっと荒っぽい(笑))。
 「これで終わりだ。君のガシャットを回収する」
 Zゲンムは『タドルファンタジー』を起動し、危うしエグゼイドのその時、横から飛び込んできた飛彩が華麗なる天才スピンでエグゼイドのドライバーからガシャットを抜き取り、やられたらやり返すアクションは格好良かったのですが、必要以上にくるくる回る飛彩のテンションがちょっと面白い事に!
 「何すんだよ?!」
 「ガシャットを奪えるものなら――奪ってみろ」
 魔王アーマーをけしかけられた飛彩は、突然の壁蹴り反転ジャンプを見せつけるとパルクールアクションでアーマーから逃げ回り、実は花家先生より喧嘩が強いのではないか疑惑が急浮上。
 ライダー適合手術を受けると基本的な身体能力が向上するとかはありそうですが、亡き九条も格闘技を修得していた節がありますし、医療現場はさながら戦国。
 「研修医に出来て……俺に出来ないことはない」
 ちょっと気に入ってきた台詞と共に、魔王アーマーを巧みに誘導した飛彩は、アーマーに混乱コインを取らせる事でZゲンム陣営に同士討ちを発生させ、付けてなかった、状態異常耐性スキル!
 飛彩によるエグゼイド変身も見てみたかったものの、変身無しの頭脳プレイで窮地を切り抜ける流れそのものは面白かったのですが、戦闘シーンにおけるゲーム要素取り込みの、積み重ねの弱さはどうしても顔を出してしまう部分。初期から丁寧にやっておけば、頭脳戦として面白く撥ねるポテンシャルはあったと思うエナジーコインの扱いがだいぶ雑だった為に、ヒーロー側に都合のいい偶然要素が強くなってしまうのが、惜しいところです(そもそも混乱コインが出てきたのが初なわけで)。
 また、初期はゲーム要素に全くついていけていなかった飛彩が(「仮面ライダー」をやると決めた時点で、それはそれで凄くおかしかったわけですが……)、研修医のやり方を部分的に認めてゲーム要素を活用してみせる、という点ではかなり劇的な場面でもあった筈なのですが、これも今作ここまでにおける両者の関係性の積み立て不足から撥ねきらず、1クール目の肥料不足から、あちらもこちらも色々惜しい。
 プレイヤーにこんな逆転の手段を与えておくなんて私のゲームデザインが神すぎるぅぅぅと地面をのたうち回ったZゲンムがドロップしたデュアルガシャットを、飛彩はまんまと回収。
 「成る程。考えたな。だが無駄だ。そのガシャットはLVフィフティー。LVファイブまでしか到達していない君に、扱える代物じゃない」
 「使いこなしてみせる」
 『タドルファンタジー』を起動し、魔王の鎧を身につけるも見事に取りこまれて戦闘員をエグゼイドらにけしかけたと思われた飛彩だが、気合いでそれを克服。
 「……俺は……世界で一番の……ドクターだ!!」
 ちょっと某不滅の人を思い出してしまったのですが、自己肯定力、それこそがパワァー!! (この言葉そのものには、「小姫との約束」もあるのでしょうが、今回特に強調はされず)
 「なにものにも乗っ取られず……使命を成し遂げる意志の強さ」
 「意志の、強さ……」
 そんな飛彩の言葉にエグゼイドが反応を示す、今回最大の見せ場なのですが、BGMとダークもやもや効果音が重なって、何を言っているのか部分部分が聞き取れず……。
 「選ばれたドクターの証だ!」
 激しい頭痛に襲われたエグゼイドが自動的に変身解除されると、エム、ではなく永夢が意識を取り戻す一方、飛彩は魔王アーマーを従え、ここに魔王ブレイブLV50が誕生する!
 「これより、バグスター切除手術を開始する」
 魔王ブレイブは召喚戦闘員をZゲンムらにけしかけ、ますます某ロードバロンを思い出して不穏な雰囲気が増しますが、重力操作によりロボバグスターを一方的に攻撃し、マントを閃かせるアクションはストレートに格好いい。
 「君が私のガシャットを使うなら、こちらも」
 謎の対抗意識に燃えるZゲンムは伝説のメスとレーザーの鎌の二刀流で魔王ブレイブに襲いかかるが重力シールドに阻まれ、叩かれても叩かれても死なない体によるやられ役が、すっかり板についてしまいました。
 無限コンティニューすぎて、一つ一つのプレイに緊張感が足りない! ……こういった、Zゲンムの存在そのものが、医療テーゼのネガになっている辺りなんかは、上手く歯車が噛み合ってきているので、はやいところ1クール目の負債が償却できると良いのですが。
 魔王ブレイブは更に、短距離瞬間移動からマントドリル、亜空間火の玉などの能力で両者を圧倒。Zゲンムが両手の武器でダブルクリティカルを発動すると、それに対して魔王クリティカルを発動し…………何故だ……ここまで格好良かったのに、決め技のキックが、一番、格好悪いのは何故だ……(笑)
 天才スピンはこの伏線だったらしい、トルネード魔王キックによりロボバグスターは爆発、Zゲンムはブレイブとドラハンのガシャットを逆に失う羽目となり、はじけ飛んだロボバグスター、人間に戻って、本当に良かった。
 「どうやら……侮りすぎたようだな」
 ひとまずバグスターのデータは回収したから計画は前進してるんだもん、とZゲンムは帰宅。変身を解いた飛彩はLV50のもたらす負担からその場に膝を突くが、気力を振り絞って患者の元へと向かい、それを物陰から、大我先生が見ていた。
 「大病院のお坊ちゃんが……無茶しやがって
 主に、反転壁蹴りジャンプの辺りですかね!
 ゲーム病が治癒した女性は、公演に向けて前向きな意識を取り戻し、今回はここで主題歌が流れだす、ノーマルな構成。
 「もしよかったら、公演にご招待させてください」
 「……すみませんが、患者には関わらない主義なので」
 心境の変化を示す為でしょうが、ポリシー発動前に若干目が泳ぐ飛彩先生、年上の女性に弱いだけにも見えますね!
 母親が存命かどうかはわかりませんが、父親はあんなだし、元恋人も世話焼き系に見えましたし、プライベートの弱点はこの辺りにありそう感。
 「飛彩、永夢も目が覚めたよ」
 「すみません! 僕……なんで自分があんな態度取っちゃったのか、よくわらなくて……」
 君は元々、割と暴言マシーンだけどな!
 「……せいぜいメンタルを鍛えておけ。ドクターを続ける気があるのならだが」
 ……え、それでいいの?!
 次回もう少し何かあると思いたいですが、今回の永夢の異変が、心が弱いからゲーム病の影響で人格がおかしくなるのでは? ぐらいにまとめられる驚愕の着地を見せ、いや、本格的な精密検査と、過去に渡る身上調査を行った方が良いと思うのですが、衛生省ー、衛生省さんに人の心は残っていませんかー!?
 「……おかえり。――エム」
 人の心の代わりに、物陰で厄介なファンがほほえんで、つづく。

既に脳が夏に負けている感……

 本日レスのみとなります。

がんばれゴウちゃんロボ

◆ピンクまさん
 >ゴウシとの関係性が手堅く示されており、知恵の戦士としてのゴウシのキャラがしっかり確立した回だ感じました。
基本ゴウシ贔屓なので、ゲキ-ゴウシの、リーダー-サブリーダーの関係性が改めて掘り下げられたのは、良かったです。
 >ゴウシを抱えるゲキが昇っていき、そのまま変身する演出は震えるほどカッコいいです。
大獣神の出現から、今作では珍しいコール無しの変則変身まで、演出も凝っていて格好いいシーンでしたね!
 >あと、変装したゴウシが、ライブマンの鉄ちゃんロボと被るのは私だけでしょうか?
個人的にはドーラナイトを思い出していた為にその発想はありませんでしたが、言われてみると、あのお手製感は確かに(笑) アジトの武器庫に転がっていたんですかね……。

◆ヒュウガ・クロサキさん
 >このあたりは本作が徹底して前作「ジェットマン」の逆を行ったことが裏目に出た感じですよね
そこはどうしても、この当時の尺や作りだと、トレードオフになってしまうところではありましたかね……。
 >荒川さんはどちらかといえば「アバレンジャー」「ゴーカイジャー」のように自由に遊べる作品の方が描きやすく
作品に合わせたチューニングは得意な方ですが、折り目正しいヒーロー像、はあまり得意じゃないのかな感は、なんとなく出てますよね……(笑)
 >「ギンガマン」の炎の兄弟と黒騎士兄弟関連のドラマは最初からしっかり伏線を張ってロジカルに物語を展開した感じですよね
シリーズの積み重ねとして今作の存在が大きかったといえますが、やはり、追加戦士の存在をある程度計算して仕込める分、第1話時点でヒュウガを出しておけたのは、物語として見た時に、大きく変わりますよね。今作だとパイロット版のゲキ覚醒時に死んだ妹については触れていますが、そこからの広がりは今のところ無いですし。

6/27付けレス

 本日は『ジュウレンジャー』感想を書きました。

終わらないファンタジー

◆久仁彦さん
 >数は読んでおりませんが、原田さんは自身の小説を「純文学のパロディ」と評している通り結構クセもある印象です。
成る程、そういう立ち位置を自認していらっしゃったのですね。私の嗜好からすると当たり外れは大きそうですが、しばらく何冊か、つまんでみたいなと想います。
 >一方、昔読んだ『スメル男』はエンタメ全振りで楽しかった覚えが。
なんか、原田さんのセンスが炸裂しそうで、面白そうですね……ちょっと探してみます。

◆urahiro003さん
 >『ジュウレン』『エグゼイド』『ドンブラ』いずれの感想も毎回楽しく読ませていただいてます!
ありがとうございます!
 >それが"子どもたちに向けられている"という点が本作の強みであって、微妙に粗があっても面白く感じる部分なのかなぁと思いました。
ジュウレンジャー』、とにかく「今作はこういうスタイルの作品です」というのが貫かれているのは、いい点ですよねー。ヒーローの見せ方、バンドーラ様の立ち位置、そして誰に言葉を向けているのか、のこだわりはいいな、と想います。
 >個人的に大獣神の圧倒的な黒さが見どころだと思っているので、今後も是非楽しみにしていただけたらなぁと思ってます(笑)
なんで大獣神、送り主不明にして、間接的に獣奏剣を送っているかな……というか、街が少しぶっ壊れるぐらい織り込み済みだった事に、ジュウレンジャーは少し気付いた方がいい、みたいな(笑) 今後も楽しみにしたいと想います(笑)

◆ピンクまさん
 >ジュウレンジャーという戦隊のコンセプトが究極合体を通じて一つの完成を見た回かなと思います。
ジュウレンジャー』の事なので、ガスにやられた子供たち自体が、神の仕掛けた試練だったどうしよう……とドキドキしていたのですが、それを回避した上で、ジュウレンジャーの自然な志が、神を目覚めさせる力になる、のは両者の関係性としても美しく収まりましたね。
 >もともと使命と覚悟を持ってコールドスリープした方々だったので自然に感じました。
守護獣のスパルタ指導の一つの到達点として、覚悟に、戦士たちの心の成長が今追いついた、みたいな感じでしたね。
 >とはいえもっとできる脚本家なら、この5-10話前から伏線を貼ってたでしょうね。
ボーイの「走る」を以前のエピソードから拾った辺りは一工夫ありましたが、今作のキャラ回の弱さはどうしても出てしまいましたねー。
 >2体をハブる仕様の先の答えとして大変納得のいく合体でした。
龍神で、あれ? 全合体しないの……? からの今回は、おお成る程、でありました。